
「じっくり考える」「時間をかけてじっくり話す」「この問題にじっくり取り組む」。急がず、時間や注意を十分に使う「じっくり」は、英語では何を重視するかによって表現が変わります。
急がないことを伝えるならtake your time、注意深く行うならcarefully、隅々まで徹底して行うならthoroughlyが自然です。
Contents
「じっくり」の意味とニュアンス
「じっくり」は、落ち着いて時間をかけ、物事に十分向き合う様子です。「遅い」というより、急がず考える、注意を集中する、内容を深く掘り下げるという前向きなニュアンスがあります。
- 急がず時間をかける:take your time
- 注意深く行う:carefully
- 漏れなく徹底して行う:thoroughly
- 深く考える:think it over
1. take your time:急がず、時間をかけて
take your timeは、「急がなくていい」「ゆっくりでいい」という会話でよく使う表現です。じっくり考える時間や作業する時間を相手に与えるときにぴったりです。
Take your time and think about it.
時間をかけてじっくり考えてください。
You can take your time with the report.
その報告書はじっくり取り組んで構いません。
Take your time. There’s no rush.
じっくりで大丈夫。急ぐ必要はありません。
2. carefully:注意を集中して丁寧に
carefullyは、ミスや見落としがないよう注意深く行うことを表します。「じっくり読む」「じっくり選ぶ」のように、時間よりも注意の向け方が中心の場面に向いています。
Please read the instructions carefully.
説明をじっくり読んでください。
She carefully considered each option.
彼女はそれぞれの選択肢をじっくり検討しました。
Look at the details carefully.
細部をじっくり見てください。
3. thoroughly:隅々まで徹底して
thoroughlyは、内容や作業を漏れなく、徹底的に行う表現です。「じっくり調べる」「じっくり検討する」の中でも、深さと網羅性を強く出したいときに使います。
We thoroughly discussed the problem.
私たちはその問題についてじっくり話し合いました。
She thoroughly researched the company.
彼女はその会社をじっくり調べました。
The proposal needs to be thoroughly reviewed.
その提案はじっくり検討する必要があります。

4. think it over:結論を急がずよく考える
think it overは、提案や決断について、結論を出す前によく考える表現です。「じっくり考えてみる」に非常によく合います。
Let me think it over.
じっくり考えさせてください。
Think it over before you decide.
決める前にじっくり考えてください。
I thought it over and decided to accept.
じっくり考えた末、引き受けることにしました。
5. sit down and …:腰を据えてじっくり
話し合いや作業に落ち着いて取り組むなら、sit down and talkやsit down and work on …も自然です。実際に座るだけでなく、「腰を据える」という感覚があります。
Let’s sit down and talk about it.
腰を据えてじっくり話しましょう。
I need to sit down and work on the plan.
その計画に腰を据えてじっくり取り組む必要があります。
初心者向け:「急がず、よく」を簡単な英語で
難しい副詞が出てこないときは、Don’t rush.、Take your time.、Think carefully.のような短い英語で十分伝えられます。
Don’t rush. Think carefully.
急がず、じっくり考えてください。
Take your time and read it.
時間をかけてじっくり読んでください。
Let’s talk about it slowly.
それについてゆっくりじっくり話しましょう。
「じっくり」と「ゆっくり」の違い
- じっくり:時間と注意を十分に使い、深く取り組む
- ゆっくり:速度が遅い、または慌てず余裕をもつ
「ゆっくり歩く」ならwalk slowlyですが、「じっくり考える」は通常think carefullyやthink it overです。単にslowlyへ置き換えるのではなく、時間・注意・深さのどれを伝えるかで選びましょう。
よく使う組み合わせ
- じっくり考える:think carefully / think it over
- じっくり話し合う:discuss thoroughly / sit down and talk
- じっくり読む:read carefully
- じっくり選ぶ:choose carefully / take your time choosing
- じっくり取り組む:take your time working on …
- じっくり調べる:research thoroughly
まとめ
- 急がず時間をかける:take your time
- 注意深く丁寧に:carefully
- 隅々まで徹底して:thoroughly
- 結論を急がず考える:think it over
- 腰を据えて取り組む:sit down and …
「じっくり」は、急がないことを言いたいのか、注意深さを言いたいのか、徹底した深さを言いたいのかを分けると自然な英語になります。
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