
make certainは、「確かめる」「確実にする」という意味の表現です。
日常会話でよく使うmake sureと非常に近いものの、make certainのほうが少し改まっており、「曖昧なままにせず、確実な状態にする」という硬めの響きを持つことがあります。
この記事では、make certain that、make certain of、make certain to doの語順と使い分け、be certainとの違い、自然な言い換えまで例文で解説します。
Contents
make certainの基本的な意味
make certainには、主に次の2つの方向があります。
- 情報や事実が正しいか確かめる
- 必要なことが必ず起きるようにして確実にする
Let’s make certain that we have the correct address.
住所が正しいか確認しましょう。
She checked the door twice to make certain it was locked.
彼女は鍵がかかっていることを確かめるため、ドアを2回確認しました。
We need to make certain that everyone receives the update.
全員が最新情報を確実に受け取れるようにする必要があります。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜmake certainで「確実にする」になるの?
certainは「確かな」「間違いない」という状態を表します。makeには「ある状態にする」という働きがあります。
そのためmake certainは、文字どおりには「確かな状態にする」です。
たとえば予定を確認する、数字を見直す、戸締まりをチェックする、担当者に連絡するなど、必要な行動を取って不確かさをなくす感覚があります。
make certainの3つの語順

1.make certain that S+V
「SがVすることを確かめる」「SがVするよう確実にする」という形です。何を確認・確実化するのかを、that以下の文で具体的に伝えます。
Make certain that the file is attached before you send the email.
メールを送る前に、ファイルが添付されていることを必ず確認してください。
The manager made certain that everyone understood the new rule.
管理職は全員が新しい規則を理解したことを確認しました。
I’ll make certain that your message reaches her.
あなたのメッセージが彼女に確実に届くようにします。
会話ではthatを省略し、make certain the door is lockedのように言うこともできます。ただし、少し改まった文章ではthatを残すと構造が明確です。
2.make certain of A
make certain of+名詞・代名詞は、「Aを確かめる」「Aを確実なものにする」という意味です。
Please make certain of the departure time.
出発時刻を確認してください。
I called the hotel to make certain of my reservation.
予約を確認するためにホテルへ電話しました。
Before we leave, let’s make certain of the route.
出発する前に、道順を確認しましょう。
日常会話ではcheck the departure timeやconfirm my reservationのほうが直接的で自然な場合もあります。make certain ofは、やや硬めの文脈や「間違いがないように念を入れる」場面で見かけます。
3.make certain to do
make certain to+動詞の原形は、「必ず~する」「忘れずに~する」という意味です。
Make certain to save your work before closing the program.
プログラムを閉じる前に、必ず作業内容を保存してください。
She made certain to thank everyone who helped.
彼女は手伝ってくれた全員に必ずお礼を伝えました。
I’ll make certain to call you when I arrive.
到着したら必ず電話します。
この形も正しいものの、日常会話ではmake sure to doのほうが一般的です。案内文や少し慎重な指示ではmake certain to doも使えます。
make certainとmake sureの違い
意味はほぼ同じですが、自然に使われる場面に差があります。
make sure:日常会話で最も自然
忘れ物の確認、戸締まり、予定、仕事の指示など、幅広い日常場面で使われます。
Make sure you bring your passport.
パスポートを必ず持ってきてね。
make certain:やや改まった・念入りな響き
重要な情報や手順について、不確かさを残さないことを強く意識させます。文章、業務上の指示、慎重な説明などにも合います。
Make certain that all personal data is protected.
すべての個人情報が保護されていることを確実にしてください。
友人に「ドアの鍵を確認して」と頼むならmake sureが自然です。規定や手順として「必ず確認すること」と示す場面ではmake certainが合う場合があります。ただし、make certainを使ったから必ず堅苦しくなるわけではなく、話し手や地域による好みもあります。
make sureのthat・to do・ofの詳しい使い分けは、make sureの意味と使い方で確認できます。
make certainとbe certainの違い
make certainは、確認や準備によって「確かな状態にする」という行動を表します。一方、be certainは、人が「確信している」、または物事が「確実である」という状態です。
I made certain that the meeting was still scheduled.
会議が予定どおり行われることを確認しました。
I’m certain that the meeting is still scheduled.
会議は予定どおり行われると確信しています。
上の文は「確認した」という行動、下の文は「確信している」という心の状態です。
また、be certain to doは「きっと~する」という予測を表すことがあります。
She is certain to succeed.
彼女はきっと成功します。
make certain to doの「必ず~するようにする」とは主語の働きが違うため、混同しないようにしましょう。詳しくは、be certain toの意味とbe sure toとの違いも参考にしてください。
make certainとcheck・confirmの違い
check:見たり調べたりする行動
情報や状態を調べる具体的な行動に焦点があります。
I checked the train time.
電車の時刻を確認しました。
confirm:正しいと正式に確認する
予約・予定・合意・情報などが確定していることを確認する場面でよく使います。
I called to confirm my appointment.
予約を確認するために電話しました。
make certain:不確かな状態を残さない
確認の方法よりも、最終的に間違いのない状態にすることへ焦点があります。
I checked the calendar to make certain I had the right date.
日付が正しいことを確かめるためにカレンダーを確認しました。
check・confirm・make sureを場面別に比べたい方は、「確認する」の英語表現の違いもご覧ください。
日本人が間違えやすいポイント
- make certain that+文ではthat以下に主語と動詞を置く
- make certain of+名詞のofを落とさない
- make certain to doではtoの後ろを動詞の原形にする
- 日常会話ではmake sureのほうが一般的
- be certainは確信の状態、make certainは確実にする行動
- 「ある特定の物を作る」という意味ではない
しゅみすけ(大山俊輔)
簡単な英語で言い換えるなら
- Check the address.
住所を確認してください。 - Make sure the door is locked.
ドアに鍵がかかっていることを確認してください。 - Please confirm the reservation.
予約を確認してください。 - Don’t forget to save the file.
ファイルを保存するのを忘れないでください。 - I want to know the exact time.
正確な時間を知りたいです。
会話で使える例文
A: Are we meeting at the west entrance?
西口で待ち合わせだっけ?
B: I think so, but I’ll text Maya to make certain.
そうだと思うけど、念のためマヤにメッセージして確認するよ。
A: Is the presentation ready?
プレゼンの準備はできている?
B: Almost. I’m making certain that all the numbers are correct.
もう少しです。数字がすべて正しいか確認しています。
まとめ
make certainは、「確かめる」「確実にする」という意味です。
- make certain that S+V=~であることを確かめる・確実にする
- make certain of A=Aを確認する
- make certain to do=必ず~する
- make sureより少し改まった、念入りな響きがある
- be certainは「確信している」という状態を表す
実際の会話では、まずmake sureを使えれば十分です。そのうえで、重要な確認や改まった指示ではmake certainも選べるようにしておくと、表現の幅が広がります。
ほかの表現も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめをご覧ください。
makeを使うほかの表現もまとめて確認したい方は、makeを使った句動詞一覧をご覧ください。









