「めんどくさい」は英語で?hassle・pain・can’t be botheredの違いと簡単な言い換え

「めんどくさい」は英語で?と考える女性のイラスト

「めんどくさい」を英語で言いたいとき、会話で使いやすい代表表現は It’s a hassle.It’s a pain. です。ただし、日本語の「めんどくさい」は、状況が手間なのか、自分がやりたくないのかで英語が変わります。

この記事では自然な表現だけでなく、それを思い出せないときに、知っている簡単な英語でどう伝えるかも一緒に考えます。

「めんどくさい」は英語で?まず覚えたい答え

  • It’s a hassle.(手間がかかってめんどくさい)
  • It’s a pain.(厄介でめんどくさい)
  • I can’t be bothered.(めんどくさくてやる気になれない)

迷ったら、物事や手続きが面倒なら It’s a hassle.、自分が今やりたくないなら I can’t be bothered. と分けると使いやすいです。

Filling out all these forms is such a hassle.
この書類を全部記入するのは、本当にめんどくさい。

I can’t be bothered to cook tonight.
今夜は料理するのがめんどくさい。

一番自然で使いやすいのは It’s a hassle.

hassle は、時間や手間がかかる厄介なことを表す名詞です。「作業そのものが難しい」というより、手続きが多い、何度も連絡が必要、準備に手間がかかる、といった煩わしさに合います。

Returning this online order is a hassle.
この通販商品の返品、めんどくさい。

Changing trains three times is a hassle.
3回も乗り換えるのはめんどくさい。

It was a hassle, but I finally finished it.
めんどくさかったけど、やっと終わらせた。

発音のポイント:hassle は「ハッスル」ではない

hassle の発音は /ˈhæsəl/。日本語の「ハッスル」よりも、最初の母音を「ア」と「エ」の間のように短く出し、後半は弱く「スル」と続けます。

日本語で使う「ハッスルする」は「張り切る」という意味ですが、英語の hassle は「面倒・厄介なこと」。意味がまったく違うので注意しましょう。

It’s a pain. は「厄介だ・うっとうしい」

pain の基本は「痛み」ですが、会話では人や物事について「厄介なもの」「面倒なもの」という意味でも使います。

What a pain!
ああ、めんどくさい!

Setting up a new phone is such a pain.
新しいスマホの設定って本当にめんどくさい。

This app is a pain to use.
このアプリは使うのがめんどくさい。

It’s a pain. はくだけた表現です。仕事の正式な場面では、It takes a lot of time.The process is complicated. のように、何が問題なのかを具体的に言う方が無難です。

I can’t be bothered. は「やる気になれない」

I can’t be bothered. はイギリス英語を中心によく使われ、「わざわざする気になれない」「めんどくさくてやりたくない」という気持ちを表します。

I can’t be bothered to go out today.
今日は外出するのがめんどくさい。

She couldn’t be bothered to reply.
彼女は返信するのがめんどくさかった。

ただし、人から頼まれたことに対して直接言うと「そんなことをする気はない」と冷たく響く場合があります。相手への返答なら、I’m a little tired right now.Can I do it later? と理由や代案を添えると柔らかくなります。

日本語の「めんどくさい」と英語のズレ

日本語では、次の異なる気持ちをすべて「めんどくさい」で済ませられます。

  • 手順が多く、手間がかかる
  • 難しくて厄介だ
  • 疲れていて今はやりたくない
  • 人付き合いが煩わしい

英語では、日本語一語をそのまま置き換えるより、「何がどう面倒なのか」を選ぶと自然です。

  • It’s a hassle.:手間・手続きが多い
  • It’s a pain.:厄介でうっとうしい
  • I don’t feel like doing it.:今はする気がしない
  • It’s complicated.:複雑で面倒だ

しゅみすけ(大山俊輔)

「めんどくさい」に対応する英単語を探す前に、「時間がかかる?」「今やりたくない?」「手順が多い?」と中身を分けると、知っている英語だけでも伝えやすくなります。

会話・独り言・英語日記で使える例文

家事がめんどくさい

Doing the dishes is such a hassle.
皿洗いって本当にめんどくさい。

I don’t feel like doing the laundry today.
今日は洗濯する気になれない。

手続きがめんどくさい

The application process is a hassle.
申請手続きがめんどくさい。

I have to enter the same information again. What a pain!
同じ情報をまた入力しないと。めんどくさい!

返信するのがめんどくさい

I have too many messages to answer.
返信しないといけないメッセージが多すぎる。

I’ll reply later. I’m too tired now.
あとで返信しよう。今は疲れすぎている。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

hasslecan’t be bothered が出てこなくても、英語を止める必要はありません。「めんどくさい」という感情を、原因と気持ちに分解します。

めんどくさいをIt takes a lot of timeとI don't want to do it nowに分解する図

何が起きている?

時間がかかるなら:

It takes a lot of time.
とても時間がかかります。

やることが多いなら:

I have a lot to do.
やることがたくさんあります。

同じ作業を繰り返すなら:

I have to do the same thing again.
同じことをもう一度しないといけません。

自分はどう感じている?

I don’t want to do it now.
今はやりたくありません。

I’m tired, so I want to do it later.
疲れているので、あとでやりたいです。

There are too many steps.
手順が多すぎます。

このように、難しい一語を知らなくても、take・have・do・want などの基本語で十分に説明できます。

しゅみすけ(大山俊輔)

会話中は、きれいに「めんどくさい」と訳せなくても大丈夫です。たとえば “It takes a long time, and I don’t want to do it now.” と事情を話せば、気持ちはしっかり伝わります。

「やる気が出ない」「うんざりする」との違い

「めんどくさい」は作業の手間や、その作業を避けたい気持ちです。意欲そのものが湧かない場合は、「やる気が出ない」の英語表現が参考になります。

同じことが続いて「もう嫌だ」と感じるなら、「うんざりする」の英語表現が近くなります。

not bother to do の文型や bother doing との違いを詳しく確認したい方は、not bother to doの意味と使い方もあわせてご覧ください。

まとめ

  • 手間がかかってめんどくさい:It’s a hassle.
  • 厄介でうっとうしい:It’s a pain.
  • めんどくさくてやる気になれない:I can’t be bothered.
  • 思い出せなければ:It takes a lot of time. / I don’t want to do it now.

自然な表現を知っていれば、それを使えば大丈夫。でも忘れたときは、「何に時間がかかる?」「自分は今どうしたい?」と分解してみましょう。知っている英語だけでも、会話は止まりません。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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