「安く買う」は英語で?get a good deal・get it for less・buy cheaplyの違い

セールでバッグを安く買えて喜ぶ女性

欲しかったバッグをセールで買えたときや、同じ商品を別のお店より安く買えたとき、日本語では「安く買えた!」と言います。英語ではどう言えば自然なのでしょうか。

この記事では「安く買う」の自然な英語表現を紹介します。ただ、ぴったりの表現を一つ覚えることだけが目的ではありません。表現を忘れたとき、知っている簡単な英語でどう伝えるかも一緒に考えてみましょう。

「安く買う」は英語で?

「良い品をお得な値段で買えた」という会話では、get a good dealがとても自然です。

I got a good deal on this bag.
このバッグを安く買えました。

dealはここでは「取引条件・買い物の条件」です。単に値段が低いだけでなく、払った金額に対して満足できる買い物だったという感覚があります。

以前の値段や通常価格より安く買ったことを直接言うなら、get it for lessも使えます。

I found the same shoes online and got them for less.
同じ靴をオンラインで見つけ、もっと安く買いました。

直訳に近いbuy it cheaplyも文法的には正しいものの、日常会話ではget a good dealget it for a good priceのほうが自然に聞こえることが多いです。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語の「安く」を見て、すぐcheaplyへ変換しなくても大丈夫です。英語では「良い条件の買い物だった」と考えてget a good dealと言うと、会話らしい表現になります。

get a good dealはなぜ「安く買う」になるの?

dealには「取引・取り決め」という意味があります。a good dealは、自分にとって条件のよい取引です。買い物なら、質や通常価格に比べて支払った金額が低いことを表します。

I got a great deal on this laptop.
このノートパソコンをかなりお得に買いました。

She got a good deal on her new car.
彼女は新しい車をお得に買いました。

何を安く買ったのかはon+商品で続けられます。

  • get a good deal on a hotel:ホテルをお得に予約する
  • get a good deal on a phone:スマホをお得に買う
  • get a good deal on tickets:チケットをお得に買う

get a good deal・get it for less・buy cheaplyの違い

表現 中心となる意味 会話での自然さ
get a good deal よい条件・お得な値段で手に入れる とても自然
get it for less 別の値段・通常価格より安く手に入れる 自然
get it for a good price 納得できるよい値段で買う 自然で分かりやすい
buy it cheaply 安価に購入する 文法的だが、会話ではやや説明的

get a good deal:満足できるお得な買い物

I waited for the sale and got a good deal.
セールを待って、安く買えました。

価格だけでなく、「この品質でこの値段ならよい買い物だった」という評価を含みます。

get it for less:比較する値段より安い

It was $80 in the store, but I got it for less online.
店では80ドルでしたが、オンラインでもっと安く買いました。

lessは「より少ない」。この場合は、払った金額が別の価格より少なかったことを表します。何と比べて安いかが会話の流れにあると使いやすい表現です。

get it for a good price:簡単で誤解されにくい

I got this coat for a good price.
このコートをよい値段で買いました。

good priceは難しい熟語ではなく、初級者にも組み立てやすい表現です。for+金額で実際の購入価格も言えます。

I got it for 3,000 yen.
3,000円で買いました。

buy cheaply:間違いではないが使いどころに注意

We buy materials cheaply and sell the products online.
私たちは材料を安く仕入れ、商品をオンラインで販売します。

buy cheaplyは、一般的な方法や事業上の仕入れを説明する場面では使えます。しかし、日常の買い物について「これ、安く買えたよ!」と言うなら、I got a good deal on this.のほうが会話らしく聞こえます。

get a good deal・get it for less・buy it cheaplyの違い

cheapとinexpensiveの違いにも注意

cheapは「値段が安い」ですが、文脈によっては「安っぽい・質が低い」という印象を与えることがあります。

This bag was cheap.
このバッグは安かったです。

値段だけを中立的に表したいなら、inexpensiveも使えます。

This restaurant is inexpensive.
このレストランは値段が手頃です。

一方、get a good dealは「安物を買った」のではなく、「価値のあるものをお得に買えた」という前向きな響きになります。価格に対する価値を話す場合は、value for moneyとworth the moneyの違いも参考になります。

発音のポイント

dealは「ディール」に近い音です。母音を短い「イ」にせず、少し伸ばして発音します。good dealは一語ずつ強く言わず、「グッ・ディール」のようにつなげましょう。

I got a good deal.では、伝えたい情報であるgood dealをやや強くします。got aは軽くつなげると自然です。

セール・値下げとの使い分け

商品がセール価格になっている状態はon saleです。

This jacket is on sale.
このジャケットはセール中です。

実際にその商品を安く買えた結果を話すなら、次のように続けられます。

It was on sale, so I got a good deal.
セール中だったので、安く買えました。

on saleは商品の状態、get a good dealは買った人から見た結果です。詳しい違いは、on sale・for sale・saleの違いで解説しています。

店側が値段を下げたことに焦点を当てる場合は、「値下げされる」は英語で?be marked down・go on saleの違いもつながります。

独り言・英語日記で使える例文

I got a good deal on a new bag today.
今日は新しいバッグを安く買えました。

I bought these shoes during the sale.
この靴をセール中に買いました。

I found the same shirt online for less.
同じシャツをオンラインでもっと安く見つけました。

I got this table for half price.
このテーブルを半額で買いました。

I didn’t pay full price for it.
それを定価では買いませんでした。

I compared several stores and found a better price.
何軒かのお店を比べて、より安い値段を見つけました。

It was cheap, but it still looks good.
安かったですが、見た目は今でもよいです。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

get a good dealが出てこなくても、「安く買う」に対応する英単語を探し続ける必要はありません。実際に起きたことへ分解します。

元はいくらだった?

実際はいくら払った?

いつ・どこで買った?

すると、基本語だけでも十分に説明できます。

It was 10,000 yen, but I paid 6,000 yen.
1万円でしたが、6,000円払いました。

I paid less for it.
それをより安く買いました。

I bought it during the sale.
セール中に買いました。

The other store wanted more money.
別のお店ではもっと高い値段でした。

I found a cheaper one online.
オンラインでもっと安いものを見つけました。

しゅみすけ(大山俊輔)

「安く買えた」を一語で訳せなくても、元の値段と払った値段を言えば確実に伝わります。数字は強い味方です。It was 10,000 yen, but I paid 6,000 yen.なら、難しい表現は一つも要りません。

関連する買い物の英語

まとめ

「安く買う」は、満足できるお得な買い物ならget a good dealが自然です。別の価格より安く買ったならget it for less、分かりやすく言うならget it for a good priceも使えます。

buy cheaplyも文法的には正しいものの、日常会話では直訳にこだわらず、「よい条件で手に入れた」と考えてみましょう。表現を忘れたら、It was 10,000 yen, but I paid 6,000 yen.のように、元の値段と実際に払った金額を言えば十分に伝わります。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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