「採血する」は英語で?have blood drawn・draw bloodの違いと簡単な言い換え

「採血する」は英語でhave blood drawnと解説するアイキャッチ

「採血する」「採血してもらう」は英語で、患者側から言うなら have blood drawn が自然です。

I had blood drawn at the clinic.
クリニックで採血してもらいました。

採血する人を主語にするなら、draw bloodtake blood を使えます。

The nurse drew my blood.
看護師が私の採血をしました。

この記事では、have blood drawnget blood drawnhave a blood test の違いや、draw がなぜ「採血する」になるのかを解説します。ただし、一つの表現を覚えることだけがゴールではありません。会話中に出てこなければ、The nurse took some blood. のような知っている英語で伝える方法も一緒に考えてみましょう。

「採血してもらう」はhave blood drawn

have blood drawn は、病院・クリニック・健診などで「採血してもらう」「血を採ってもらう」という意味です。

  • have blood drawn:採血してもらう
  • have my blood drawn:自分の血を採ってもらう
  • had blood drawn:採血してもらった

I need to have blood drawn tomorrow.
明日、採血してもらう必要があります。

I had my blood drawn this morning.
今朝、採血してもらいました。

Have you ever had blood drawn?
採血してもらったことはありますか?

ここでの have+目的語+過去分詞 は「目的語を〜してもらう」という形です。

have + blood + drawn
血を+採られた状態にしてもらう

採血してもらう

日本語では「採血する」と患者側も医療者側も同じ動詞を使えます。しかし英語では、誰が血を採るのかによって文の形が変わります。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語の「採血した」は、患者が採ってもらった場合にも使えます。英語で I drew blood. と言うと、自分が採血を行った意味に聞こえます。まず「自分は患者側? 採る側?」を確認すると、文の形を選びやすくなります。

採血する人を主語にするならdraw blood

看護師や医師など、採血を行う人を主語にするなら draw blood が使えます。

The nurse drew my blood.
看護師が私の血を採りました。

A technician will draw some blood.
検査技師が採血します。

We need to draw blood for some tests.
いくつかの検査のために採血する必要があります。

draw には「絵を描く」以外に、「引く・引き出す」という中心イメージがあります。体の中から血液を引き出すため、draw blood で「採血する」になります。

  • draw water from a well:井戸から水をくむ
  • draw money from an account:口座からお金を引き出す
  • draw blood:血を採る

draw の過去形は drew、過去分詞は drawn です。

原形 draw They draw blood here.
過去形 drew The nurse drew my blood.
過去分詞 drawn I had blood drawn.

take bloodも使える?

take blood も「血を採る」という意味で使われます。特にイギリス英語では一般的で、ほかの地域でも十分通じます。

The nurse took some blood from my arm.
看護師が私の腕から採血しました。

They took a blood sample.
血液のサンプルを採りました。

米国の医療場面では draw blood がよく使われますが、初心者が状況を説明するなら take some blood は分かりやすく実用的です。

表現 視点 自然な場面
have blood drawn 患者側 採血してもらう予定・経験
draw blood 採る側 米国を含む医療場面
take blood 採る側 英国で一般的・簡単な説明
take a blood sample サンプル 採取したものを意識する場面

get blood drawnとの違い

get blood drawn も「採血してもらう」という自然な表現です。意味は have blood drawn とほぼ同じですが、get の方が会話的に響くことがあります。

I’m going to get blood drawn tomorrow.
明日、採血してもらいます。

I got my blood drawn at the hospital.
病院で採血してもらいました。

表現 ニュアンス
have blood drawn 標準的で幅広い場面に合う
get blood drawn 少し会話的で日常の報告に使いやすい

英語日記なら、どちらを使っても自然です。

have a blood testは「血液検査を受ける」

have a blood test は「血液検査を受ける」です。針で血を採る動作そのものより、検査を受ける目的に焦点があります。

I had a blood test last week.
先週、血液検査を受けました。

The doctor asked me to have a blood test.
医師から血液検査を受けるように言われました。

I had blood drawn for a blood test.
血液検査のために採血してもらいました。

  • have blood drawn:血を採ってもらう動作
  • have a blood test:血液検査という検査全体

日本語の「採血」と「血液検査」は近い場面で使われますが、英語では焦点が少し違います。

blood drawは名詞で「採血」

blood draw は名詞で「採血」「採血の手続き」を表します。

The blood draw only took a few minutes.
採血は数分しかかかりませんでした。

I have a blood draw scheduled for Monday.
月曜日に採血の予定があります。

会話で自分の行動を言うなら、まずは I had blood drawn. の方が組み立てやすいでしょう。

drawn・bloodの発音

drawn は /drɔːn/、blood は /blʌd/ と発音します。

  • drawn:「ドローン」に近い音。最後のnまで一息で出す
  • blood:「ブラッド」に近い音。food のような「ウー」ではない

have blood drawn は、単語を一つずつ強く切るより「ハヴ・ブラッド・ドローン」とまとまりで練習すると使いやすくなります。

英語日記・独り言に使える例文

I had blood drawn before work.
仕事の前に採血してもらいました。

I got blood drawn at my checkup.
健康診断で採血してもらいました。

The nurse drew blood from my left arm.
看護師が左腕から採血しました。

They took two tubes of blood.
血を2本分採りました。

I looked away during the blood draw.
採血中は目をそらしていました。

It was over quickly.
すぐに終わりました。

I need to get a blood test next month.
来月、血液検査を受ける必要があります。

I haven’t received the results yet.
まだ結果を受け取っていません。

「採血する」を英語で言えなかったら?【しゅみすけ式】

have blood drawnをThe nurse took some bloodで言い換える解説イラスト

have blood drawn の形や drawn の変化が出てこなくても、英語を止める必要はありません。「誰が・何をした・どこから」に分けてみましょう。

誰がした?
看護師 → The nurse …

何をした?
少し血を取った → took some blood

The nurse took some blood.
看護師が少し血を採りました。

場所も加えられるなら、さらに伝わりやすくなります。

どこから?
私の腕から → from my arm

They took blood from my arm.
腕から血を採りました。

blood すら思い出せなければ、腕を指しながら目の前の物や出来事を説明できます。

The nurse used a needle here and took something for a test.
看護師がここに針を使い、検査のために何かを採りました。

もっと短くても構いません。

They used a needle. It was for a test.
針を使いました。検査のためでした。

しゅみすけ(大山俊輔)

have+目的語+過去分詞が出てこなければ、受け身を無理に作らなくて大丈夫です。「看護師が血を取った」と、実際に動いた人を主語に戻せば、The nurse took some blood. という基本語だけの文にできます。

よくある間違い

× I drew my blood.

患者として「採血してもらった」と言いたい場合、この文では自分で採血したように聞こえます。

I had my blood drawn.
The nurse drew my blood.

× I had a blood drawn.

blood は通常、数えない名詞なので、この意味では a を付けません。

I had blood drawn.

× I was drawn blood.

この受け身の形は不自然です。「してもらう」の形か、採った人を主語にします。

I had blood drawn.
They drew my blood.

blood testとblood drawを同じものとして使う

blood draw は採血の手続き、blood test は採った血液を調べる検査です。日常会話では場面が重なりますが、焦点は異なります。

関連する英語表現

まとめ

「採血してもらう」は英語で have blood drawnget blood drawn と言います。採血する人を主語にするなら draw blood、簡単に説明するなら take some blood が使えます。

  • I had blood drawn.:採血してもらいました
  • The nurse drew my blood.:看護師が採血しました
  • I had a blood test.:血液検査を受けました

ぴったりの表現を忘れても、The nurse took some blood.They took blood from my arm. で状況は伝えられます。「採血の英単語は?」だけで止まらず、「誰が何をした?」へ分解して、知っている英語を動かしてみましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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