
「採尿する」「尿検査のために尿を提出する」は、英語ではまず give a urine sample と言えば自然です。
I gave a urine sample at the clinic.
(クリニックで採尿しました/尿を提出しました)
少し改まった場面では provide a urine sample も使われます。また、「尿検査を受けた」という結果を中心に話すなら have a urine test が便利です。
この記事では自然な表現を覚えるだけでなく、それが会話中に出てこなかったとき、知っている簡単な英語でどう伝えるかまで一緒に考えます。
Contents
「採尿する」の一番自然な英語は give a urine sample
患者側から「尿を提出する」と言うなら、日常会話では次の形が使いやすいです。
- give a urine sample:尿のサンプルを提出する
- provide a urine sample:尿のサンプルを提出・提供する(やや事務的)
- have a urine test:尿検査を受ける
I need to give a urine sample.
(採尿しないといけません)
The nurse asked me to provide a urine sample.
(看護師さんに尿を提出するよう言われました)
I had a urine test this morning.
(今朝、尿検査を受けました)
しゅみすけ
give・provide・haveの違い
give a urine sample|会話で一番使いやすい
give は「自分の側から相手へ渡す」という基本動詞です。採取したサンプルを病院側へ渡す場面なので、give a urine sample となります。
Can you give us a urine sample?
(尿のサンプルを提出してもらえますか?)
I couldn’t give a urine sample right away.
(すぐには採尿できませんでした)
giveの「自分から相手へ渡す」という感覚は、be:RIZEのgiveの意味とコアイメージで詳しく確認できます。
provide a urine sample|案内・説明でよく見る
provide は「必要なものを用意して提供する」という少し改まった響きがあります。病院の案内、検査の説明、書面などでよく見かけます。
Please provide a urine sample in this cup.
(この容器に尿を採って提出してください)
意味は give とほぼ同じですが、初心者が自分で話すなら、まずは簡単な give で十分です。
have a urine test|提出より「検査を受ける」に注目
have a urine test は、容器へ採る動作ではなく「尿検査を受ける」という出来事全体を表します。
I’m going to have a urine test tomorrow.
(明日、尿検査を受けます)
検査全般の have a test と get tested の違いは、「検査を受ける」は英語で?でも解説しています。
発音のポイント
urine は、アメリカ英語ではおおよそ「ユァリン」、イギリス英語では「ユアライン」に近い発音です。カタカナの「ユーリン」と決めつけず、最初の ur を一まとまりで聞くのがポイントです。
sample は「サンプル」でおおむね通じますが、英語では最初の sam に強勢を置きます。
urine sample
→ UR-ine SAM-ple のように、二つの語の中心を意識すると伝わりやすくなります。
なぜ「採尿する」を collect urine と言わないの?
collect a urine sample という表現もあります。ただし、これは医療スタッフがサンプルを「採取・回収する」視点になりやすい表現です。
The nurse collected a urine sample.
(看護師が尿のサンプルを採取しました)
患者が自分の経験を話すときに I collected my urine. とすると、不自然ではない場面もありますが、日常会話では普通 I gave a urine sample. の方がすっきりします。
日本語の「採尿する」と英語のズレ
日本語の「採尿する」は、一語で次の複数の場面を指せます。
- 患者が容器に尿を採る
- 患者が病院へサンプルを提出する
- 医療スタッフがサンプルを採取する
- 尿検査を受ける
英語では、話したい場面に合わせて動詞を選びます。
- 患者が提出する → give / provide a urine sample
- 医療側が採取する → collect a urine sample
- 検査を受ける → have a urine test
つまり、「採尿する=英語一語」と探すより、誰が何をしたのかを考える方が自然な英語に近づけます。
病院ですぐ使える例文
患者側の英語
Where should I give the urine sample?
(尿のサンプルはどこに提出すればいいですか?)
Do I need to give a urine sample now?
(今、採尿する必要がありますか?)
I don’t think I can give a sample yet.
(まだ採尿できないと思います)
Is this enough?
(この量で足りますか?)
I left the sample in the restroom.
(サンプルをトイレに置いてきました)
病院で聞く可能性がある英語
Please pee into this cup.
(このカップに尿を入れてください)
Please fill the cup to this line.
(この線まで入れてください)
Put the lid on tightly.
(ふたをしっかり閉めてください)
Leave the sample here when you’re done.
(終わったらサンプルをここに置いてください)
英語日記・独り言で使える例文
I had a health checkup today and gave a urine sample.
(今日は健康診断を受けて、採尿しました)
I couldn’t give a urine sample at first, so I drank some water.
(最初は採尿できなかったので、水を少し飲みました)
The test was easier than I expected.
(検査は思っていたより簡単でした)
身体の部位や検査の背景語彙を整理したい場合は、泌尿器系は英語で?もあわせて確認できます。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

give a urine sample が出てこなくても、会話を止める必要はありません。「結局、何をした?」を順番に分けます。
何をもらった?
↓
The nurse gave me a cup.
(看護師さんがカップをくれました)
どこへ行った?
↓
I went to the bathroom.
(トイレへ行きました)
そのあと何をした?
↓
I gave the cup back.
(そのカップを返しました)
もっと短く言うなら、次の文でも状況はかなり伝わります。
I gave the nurse the cup.
(看護師さんにそのカップを渡しました)
「尿」という単語さえ出てこないときは、容器を指したり、for the test を足したりできます。
I used this cup for the test.
(検査でこのカップを使いました)
しゅみすけ
まとめ
- 患者が「採尿する・尿を提出する」→ give a urine sample
- 少し改まった案内 → provide a urine sample
- 「尿検査を受ける」→ have a urine test
- 医療側が採取する → collect a urine sample
自然な表現を知っていれば I gave a urine sample. を使えば大丈夫です。忘れたときも、The nurse gave me a cup. I gave it back. のように、自分が知っている基本語で出来事を分ければ英語は止まりません。









