「大やけどをした」は英語で?burn・scald・severe burnの違い

熱湯で腕にやけどをし流水で冷やしながら救急連絡を頼む旅行者

海外で「大やけどをしました」と伝えるなら、I have a severe burn.I’m badly burned. と言えます。熱湯や蒸気によるやけどは scald と呼ばれますが、難しければ Hot water spilled on me. のように原因を簡単な英語で伝えるだけでも大丈夫です。

大きい・深い・顔や手などのやけど、薬品・電気によるやけどは緊急です

やけどが広い/深い、顔・首・手・足・陰部・大きな関節にある、薬品や電気が原因、煙を吸った、呼吸が苦しい、意識に異変がある場合は、滞在国・地域の緊急番号へ連絡してください。皮膚に貼り付いた衣服を剥がしたり、氷・油・バター・歯磨き粉・クリームなどを塗ったりしないでください。この記事だけで重症度や処置を判断せず、救急サービスや医療者の指示に従ってください。

「大やけどをした」を英語で伝える

  • I have a severe burn.
    ひどいやけどをしています。
  • I’m badly burned.
    ひどいやけどをしました。
  • My arm is badly burned.
    腕にひどいやけどをしました。
  • She has burns on her face and neck.
    彼女は顔と首にやけどをしています。
  • We need an ambulance now.
    今すぐ救急車が必要です。

severe は「重い・深刻な」、badly は「ひどく」という意味です。旅行者がfirst-degreeやthird-degreeなどの深さを自己判断する必要はありません。見えている状態、原因、場所、広さを伝えます。

burn・scald・severe burn・chemical burnの違い

表現 意味 例文
burn やけど全般。火・熱・電気・薬品など I burned my hand.
scald 熱い液体や蒸気によるやけど I was scalded by hot water.
severe burn 重い・ひどいやけど He has a severe burn.
chemical burn 薬品による化学熱傷 It may be a chemical burn.
electrical burn 電気によるやけど She has an electrical burn.

英語では、乾いた熱源によるものをburn、熱湯や蒸気によるものをscaldと区別できます。ただし救急時は、Hot water spilled on me.A chemical got on my skin. のように原因を説明する方が実用的です。

簡単な英語で乗り切る|原因・場所・助けの3ステップ

やけどの原因・場所・救急要請を伝える簡単英語3ステップ

  1. Hot water spilled on me.(熱湯がかかりました)
  2. My arm is badly burned.(腕にひどいやけどをしました)
  3. Call an ambulance now.(今すぐ救急車を呼んでください)

しゅみすけ(大山俊輔)

scaldという単語が出なくても、Hot water.、My arm.、Call an ambulance.と短く区切れば状況は伝わります。病名より、原因と場所、今すぐ助けが必要なことを優先してください。

何でやけどをしたかを伝える英語

  • Hot water spilled on me.(熱湯がかかりました)
  • I burned myself with hot oil.(熱い油でやけどしました)
  • Steam burned my face.(蒸気で顔をやけどしました)
  • My clothes caught fire.(服に火がつきました)
  • A chemical got on my skin.(薬品が皮膚につきました)
  • I got an electric shock and was burned.(感電してやけどしました)
  • I inhaled smoke.(煙を吸いました)

場所・広さ・見えている状態を伝える

  • The burn is on my arm.(やけどは腕にあります)
  • My face and neck are burned.(顔と首をやけどしました)
  • It covers most of my hand.(手の大部分に広がっています)
  • The burned area is larger than my palm.(やけどの範囲は手のひらより大きいです)
  • The skin is blistering.(皮膚に水ぶくれができています)
  • The skin looks white.(皮膚が白く見えます)
  • My clothes are stuck to the skin.(衣服が皮膚に貼り付いています)

水ぶくれ・皮膚の色・痛みは見えている事実として伝え、It may be a serious burn.(重いやけどかもしれません)のように断定を避けます。

冷やしていることを英語で伝える

  • I’m cooling it under running water.(流水で冷やしています)
  • We started cooling it immediately.(すぐに冷やし始めました)
  • It has been under cool water for twenty minutes.(20分間、冷たい流水に当てています)
  • We haven’t used ice.(氷は使っていません)
  • We haven’t removed the stuck clothing.(貼り付いた衣服は剥がしていません)

NHSは、やけどをすぐに冷たい流水で冷やし、周囲の衣服やアクセサリーは安全に外せる範囲で外す一方、皮膚に貼り付いた物は剥がさないよう案内しています。氷や非常に冷たい水は使いません。

呼吸・意識の異変を伝える

  • I can’t breathe well.(うまく息ができません)
  • My throat hurts after breathing in smoke.(煙を吸ってから喉が痛みます)
  • She is coughing badly.(彼女は激しくせき込んでいます)
  • He is confused.(彼は混乱しています)
  • She is unconscious but breathing.(彼女は意識がありませんが呼吸しています)
  • He is not breathing normally.(彼は正常に呼吸していません)

意識がないときの表現は「意識がない・気を失ったは英語で?」、救急要請は「救急車を呼んでは英語で?」で詳しく解説しています。

救急通報で伝える英語

  • There has been a serious burn accident.(重いやけどの事故がありました)
  • Hot oil spilled on her arms and chest.(熱い油が彼女の腕と胸にかかりました)
  • The burn is large.(やけどの範囲が広いです)
  • She is awake and breathing.(意識があり、呼吸しています)
  • We are cooling the burn with running water.(流水でやけどを冷やしています)
  • Please send an ambulance.(救急車をお願いします)

事故全体の説明は「事故に遭ったは英語で?」も参考にしてください。

場面別の短い会話例

ホテルで熱湯がかかったとき

Traveler: Hot water spilled on my arm. It’s badly burned.
Staff: Are you cooling it under running water?
Traveler: Yes. Please call for medical help.
Staff: I’ll call now.

レストランで熱い油がかかったとき

Caller: We need an ambulance. Hot oil spilled on her chest and arms.
Operator: Is she awake and breathing?
Caller: Yes, but the burn is large and very painful.

薬品が皮膚についたとき

Traveler: A cleaning chemical got on my hand.
Staff: Do you know what chemical it was?
Traveler: No. The container is here. We are rinsing my hand with water.

医療上の注意|氷・油・クリームを使わない

WHOは、熱源から離して燃焼過程を止め、冷たい流水で冷却し、清潔な布などで保護して医療機関へ搬送することを案内しています。薬品による場合は、救助者自身が薬品に触れないよう安全を確保する必要があります。

  • まず自分と周囲の安全を確保し、熱源や薬品から離れる
  • 流水で冷やす。氷や氷水を直接使わない
  • 皮膚に貼り付いた衣服や物を無理に剥がさない
  • バター、油、歯磨き粉、クリームなどを自己判断で塗らない
  • 水ぶくれを潰さない
  • 電気や薬品によるやけど、煙の吸入、広い・深いやけどは緊急に評価を受ける

MedlinePlusも、やけどには氷水ではなく冷たい流水を使い、重いやけどでは現地の緊急番号へ連絡するよう案内しています。化学物質や電気が関係する場合は、一般的な熱によるやけどと対応が異なることがあるため、救急担当者の指示を優先してください。

まとめ

「大やけどをした」は I have a severe burn.、「熱湯がかかった」は Hot water spilled on me. と伝えます。burnやscaldを使い分けられなくても、原因→場所→救急要請 の順に簡単な英語で説明できます。危険な兆候があれば流水で冷やしながら、滞在国・地域の緊急番号へ連絡してください。

大やけどを含む事故時の救助要請は、海外の事故・救急で使う英語総合ガイドも参考にしてください。

電気によるやけどの場合は、まず電源から安全に離す必要があります。事故時の英語は感電した・電気ショックを受けたときの英語をご覧ください。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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