「湿布を貼る」は英語で?put a patch on・applyの違いと簡単な言い換え

「湿布を貼る」は英語で?と、肩に湿布を貼る女性を描いたアイキャッチ

肩や腰が痛くて「湿布を貼った」と言いたいとき、日常会話では put a pain-relief patch on ~ が分かりやすく自然です。

まずはこの3文

  • I put a pain-relief patch on my shoulder.
    肩に湿布を貼りました。
  • I have a patch on my lower back.
    腰に湿布を貼っています。
  • I put this on my sore shoulder.
    これを痛い肩に貼りました。

この記事では「湿布を貼る」の自然な英語表現と、日本の「湿布」が英語では必ずしも一語に対応しない理由を解説します。ただし、本当の目的は表現を一つ暗記することだけではありません。pain-relief patch が出てこなくても、put・this・on・shoulder のような知っている語で伝える方法まで一緒に考えましょう。

「湿布を貼る」は英語でput a pain-relief patch on ~

家庭で「肩に湿布を貼った」と話すなら、次の形が使いやすいです。

put a pain-relief patch on + 体の部位

  • I put a pain-relief patch on my shoulder.
    肩に湿布を貼りました。
  • I put a patch on my lower back.
    腰に湿布を貼りました。
  • She put a pain-relief patch on her knee.
    彼女は膝に湿布を貼りました。

put の過去形も put です。「貼った」と過去の出来事を話しても形は変わりません。

説明書や医療的な案内では、より改まった apply a pain-relief patch to ~ も使われます。

  • Apply the patch to the painful area.
    痛む部分にパッチを貼ってください。
  • I applied a medicated patch to my back.
    背中に薬用パッチを貼りました。

普段の会話なら put ~ on、説明書や手順なら apply ~ to と考えると分かりやすいでしょう。

発音のポイント|patchは「パッチ」に近い

patch は /pætʃ/。日本語の「パッチ」に近いものの、最初の母音は口を横に開いて出す æ の音です。最後は「チ」を長く伸ばさず、短く止めます。

pain-relief patch は一語ずつ切らず、pain-relief をひとまとまりにして、その後ろの patch をはっきり言うと伝わりやすくなります。

なぜput a patch onで「湿布を貼る」になる?

put の基本は、対象をある位置や状態へ動かして置くことです。on は対象が表面に接している状態を表します。

  • put:ものをある位置へ持っていく
  • a patch:貼るタイプのパッチ
  • on my shoulder:肩の表面に

つまり put a patch on my shoulder は、「パッチを肩の表面に持っていって、そこにある状態にする」という景色です。日本語では「貼る」という専用動詞を使いますが、英語では基本動詞 put で十分表せます。

be:RIZEの「putのコアイメージ」では、putを「置く」だけでなく「対象をある位置・状態へ置く」という感覚から解説しています。服を着る put on と同じく、ここでも「対象を身体の表面に持っていく」という流れです。

しゅみすけ(大山俊輔)

「貼る」の英単語を思い出そうとしなくても大丈夫です。湿布という物を肩の上に置く、と考えれば、put+patch+on my shoulder まで知っている語で組み立てられます。

日本語の「湿布」は英語一語にそのまま対応しない

ここが大切です。日本語では、肩こりや腰痛のときに使う貼付剤を広く「湿布」と呼びます。しかし英語で shippu と言っても通常は伝わりません。また、辞書で見かける compress が、いつでも日本の貼る湿布を表すわけでもありません。

言いたいもの 使いやすい英語 ポイント
痛みをやわらげる貼るタイプの湿布 pain-relief patch 家庭で説明しやすい
薬剤を含む貼付剤 medicated patch 薬用であることに焦点
温感タイプ heat patch / heating patch 温めるタイプ
冷たい布や保冷材を患部に当てる cold compress 貼付剤とは限らない
温かい布などを当てる warm compress 温める処置

製品名や成分が重要な場面では、パッケージを見せながら this patch と言うのが最も安全で確実です。

put onとapplyの違い

表現 ニュアンス 使いやすい場面
put a patch on ~ 貼る動作を日常的に言う 家族・友人との会話、英語日記
apply a patch to ~ 所定の場所へ貼付する 説明書、薬剤師・医療者の説明
have a patch on ~ 現在貼ってある状態 「今、貼っている」と説明する
wear a patch 一定時間身につけている 貼付剤を使用中だと話す
  • I put a patch on my back last night.
    昨夜、背中に湿布を貼りました。
  • I have a patch on my neck now.
    今、首に湿布を貼っています。
  • Apply one patch to the affected area.
    患部に1枚貼ってください。

「湿布を剥がす」はtake the patch off

一緒に覚えておきたいのが「剥がす」です。日常会話では take the patch off が使いやすい表現です。

  • I took the patch off this morning.
    今朝、湿布を剥がしました。
  • When should I take this patch off?
    この湿布はいつ剥がせばいいですか?
  • The patch came off while I was sleeping.
    寝ている間に湿布が剥がれました。

take ~ off は自分で取り外す動作、come off は自然に剥がれる出来事を表します。

英語日記・独り言で使える例文

  • My shoulder was sore, so I put a patch on it.
    肩が痛かったので、そこに湿布を貼りました。
  • I put a pain-relief patch on my lower back before bed.
    寝る前に腰へ湿布を貼りました。
  • This patch feels warm.
    この湿布は温かく感じます。
  • The patch didn’t stay on.
    湿布がうまく貼りついていませんでした。
  • I need to buy more pain-relief patches.
    湿布をもう少し買う必要があります。

sore は、筋肉などが痛む・ひりひりする感覚を日常的に表せる便利な語です。痛みや腫れなどをまとめて確認したい場合は、体調不良・症状を英語で伝えるフレーズ一覧も参考にしてください。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

pain-relief patchmedicated patch が出てこなくても、会話を止める必要はありません。

put a pain-relief patch on my shoulderとI put this on my sore shoulderの言い換え図

難しい名前を思い出す代わりに、見えている事実へ分解します。

何をした?
→ I put this …(これを置いた・つけた)

どこに?
→ … on my shoulder.(肩に)

なぜ?
→ My shoulder hurt.(肩が痛かった)

この3つをつなげれば十分です。

  • My shoulder hurt, so I put this on it.
    肩が痛かったので、これをそこに貼りました。
  • I put this on my sore shoulder.
    痛い肩にこれを貼りました。
  • This is for my back pain.
    これは腰の痛みに使うものです。
  • I use this when my shoulder hurts.
    肩が痛いときにこれを使います。

しゅみすけ(大山俊輔)

名前が分からない物は、this と言って見せれば大丈夫です。「何に使う物か」「どこに使ったか」を足せば、単語を知らなくても会話は前へ進みます。

関連する体調・薬の英語

まとめ

「湿布を貼る」は、日常会話なら put a pain-relief patch on ~ が分かりやすい表現です。説明書などでは apply a patch to ~ も使われます。

ただし、表現を忘れても、I put this on my sore shoulder. と言えば状況は伝わります。ぴったりの単語が出てこないときこそ、何をしたか・どこに使ったか・なぜ使ったかへ分けて、知っている英語で話してみましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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