
「家族と食事する」「昼食をとる」「軽く食べる」――日本語ではどれも「食事する」と言えますが、英語では場面に合わせてeat、have a meal、dine、grab a biteなどを使い分けます。
日常会話で最も簡単なのはeatです。辞書では「食事する=dine」と出ることがありますが、普段の会話で何でもdineにすると少し硬く聞こえます。
この記事では、それぞれの違いと、英語初心者でも短く言える表現を食事の場面別に紹介します。
Contents
「食事する」の基本はeat
eatは「食べる」という基本動詞ですが、日本語の「食事する」にも広く使えます。何を食べたかより、食べる行為そのものを表す最も自然な言葉です。
- Did you eat?
食事した?/何か食べた? - Let’s eat together.
一緒に食事しよう。 - I usually eat at home.
普段は家で食事します。 - We ate around seven.
私たちは7時ごろ食事しました。
英語では、日本語の「食事する」を必ず名詞のmealで訳す必要はありません。簡単なeatだけで自然に伝わる場面がたくさんあります。
have a mealは「一回の食事をとる」
have a mealは、朝食・昼食・夕食のような「まとまった一回の食事をとる」という表現です。eatよりも食事という単位を意識しています。
- We had a meal together.
私たちは一緒に食事をしました。 - Try to have a proper meal.
きちんと食事をとるようにしてね。 - I haven’t had a real meal today.
今日はまだちゃんとした食事をしていません。
have mealsと複数形にすれば、毎日の食習慣についても話せます。
- I have three meals a day.
1日3食とります。 - We have our meals at regular times.
私たちは決まった時間に食事をします。

朝食・昼食・夕食はhaveで言える
食事の種類が決まっているときは、have breakfast / have lunch / have dinnerが自然です。特に「誰かと食事をする」「何時に食事をする」という場面でよく使います。
- I had breakfast at eight.
8時に朝食をとりました。 - Would you like to have lunch with me?
一緒に昼食をとりませんか? - We’re having dinner with my parents tonight.
今夜は両親と夕食をとります。
冠詞は通常つけません。have a breakfastではなく、基本はhave breakfastです。
dineは「食事をする」の硬め・上品な表現
dineも「食事をする」という意味ですが、日常のeatより硬めです。レストラン、ホテル、案内文、少し改まった会話などで使われます。
- We dined at a small Italian restaurant.
小さなイタリア料理店で食事をしました。 - Guests can dine indoors or outside.
お客様は屋内または屋外でお食事いただけます。 - It was a pleasure dining with you.
ご一緒に食事できて光栄でした。
普段の「もう食べた?」ならDid you eat?が自然です。Did you dine?は間違いではありませんが、通常の家族や友人との会話では大げさに聞こえることがあります。
grab a biteは「軽く食べる」
時間をかけた正式な食事ではなく、何かを手早く軽く食べるならgrab a biteが便利です。
- Let’s grab a bite before the movie.
映画の前に軽く食べよう。 - I’m going to grab a quick bite.
ちょっと軽く食べてきます。 - Do you want to grab a bite?
何か食べに行かない?
biteは「ひと口」という意味です。直訳より、「軽く何か食べる」というチャンクで覚えると使いやすいでしょう。
「一緒に食事しませんか?」の自然な誘い方
相手を食事に誘うときは、時間帯や関係性によって表現を選べます。
- Would you like to have lunch with me?
一緒にランチをしませんか? - Do you want to get something to eat?
何か食べに行かない? - Let’s grab dinner sometime.
今度夕食でも食べよう。 - Would you like to join us for dinner?
夕食をご一緒しませんか?
カジュアルな誘いならget something to eatが非常に使いやすい表現です。レストランへ食べに出ること自体を表したい場合は、「外食する」は英語で?も参考にしてください。
eatとhaveの違い
| 表現 | 焦点 | 例 |
|---|---|---|
| eat | 食べる動作 | I ate at noon. |
| have+食事名 | 朝食・昼食などをとる | I had lunch at noon. |
| have a meal | 一回のまとまった食事 | I had a proper meal. |
迷ったら、何かを「食べた」ならeat、朝食・昼食・夕食を「とった」ならhaveと考えると整理しやすくなります。
難しい表現が出てこないときの簡単な言い換え
dineやgrab a biteがすぐに出てこなくても、基本単語を並べれば十分に伝わります。
- We ate together.
一緒に食事しました。 - I ate a little.
少し食べました。 - I ate at a restaurant.
レストランで食事しました。 - I didn’t eat yet.
まだ食事していません。
英会話では、「食事する」に対応する難しい一語を探すより、誰が・いつ・どこでeatしたかを短い文で伝えるほうが簡単です。
なお、最後の例は会話では広く聞かれますが、標準的な文法ではI haven’t eaten yet.が基本です。初心者はまずI haven’t eaten yet.を覚えておくと安心です。
しゅみすけ(大山俊輔)
初心者なら、これでOK!
「食事する」を難しい一語に置き換えなくても大丈夫です。まずは grab a bite や We ate together. のように、伝えたい中身を簡単な英語へ分けてみましょう。知っている単語で最後まで言い切るほうが、会話ではずっと役に立ちます。
よくある質問
「食事をする」はtake a mealですか?
通常の日常会話ではhave a mealまたはeatが自然です。take a mealは現代の一般的な会話ではあまり使いません。
mealとfoodの違いは?
mealは朝食や夕食など「一回の食事」、foodは食べ物全般です。I had a meal.は「食事をした」、I bought some food.は「食べ物を買った」です。
「食事中です」はどう言いますか?
I’m eating.が最も簡単です。少し説明的に言うならI’m having a meal.、夕食中ならI’m having dinner.と言えます。
「食事は済みましたか?」は?
カジュアルにはDid you eat?、現在までの完了を意識するならHave you eaten?が自然です。
まとめ
- 食べる・食事する:eat
- 一回の食事をとる:have a meal
- 朝食・昼食・夕食をとる:have breakfast / lunch / dinner
- 改まって食事する:dine
- 軽く食べる:grab a bite
まずはDid you eat?、Let’s eat together.、Would you like to have lunch?の3つから、実際の会話で使ってみましょう。










