
空港や駅、ホテル、学校で「送迎場所はどこですか?」と聞きたいとき、英語では迎えなら pick-up point、降ろす場所なら drop-off point が自然です。日本語の「送迎」は迎えと送りを一語でまとめますが、英語では方向を分けて表すのが基本です。
Contents
「送迎場所」は英語で?一番自然な表現
場面別の基本は次のとおりです。
- pick-up point / pick-up area:迎えの場所・乗車場所
- drop-off point / drop-off area:送り届けて降ろす場所
- pick-up and drop-off area:送迎・乗降の両方を行う場所
- passenger loading zone:道路上で規制・指定された乗降区域
- meeting point:車への乗降ではなく、人と待ち合わせる場所
空港で迎えの車を探すなら Where is the pick-up area?、タクシーから降りる場所なら Where is the drop-off point? が実用的です。
しゅみすけ
発音を確認しよう
- pick-up point:/ˈpɪk ʌp pɔɪnt/「ピックアップ・ポイント」
- drop-off point:/ˈdrɑːp ɔːf pɔɪnt/(米)「ドロップオフ・ポイント」
- passenger loading zone:/ˈpæsɪndʒər ˈloʊdɪŋ zoʊn/「パセンジャー・ローディング・ゾーン」
- meeting point:/ˈmiːtɪŋ pɔɪnt/「ミーティング・ポイント」
名詞の pick-up と drop-off は、案内表示や複合語ではハイフン付きで書かれることが多い一方、動詞では pick someone up、drop someone off のように分けて書きます。
pick up・drop offの名前の感覚
pick up の中心感覚は「取り上げて、自分の側へ連れていく」です。人を車に乗せて移動を始めるため、「迎えに行く」という意味になります。
drop off は「移動の途中や目的地で人・物を離して置く」という感覚です。そのため、人を目的地で降ろす「送り届ける」につながります。
point はピンで示せる具体的な地点、area はある程度広い区域です。待つ場所が一か所なら point、複数車線や区画を含むなら area が自然です。
4つの表現の違いをイラストで確認

pick-up point:車が人を迎える地点
空港、ホテル、ツアーバス、配車サービスなどで使います。迎えの人に場所を伝えるなら I’ll wait at the pick-up point. と言えます。
drop-off point:車から人を降ろす地点
空港の出発階、学校、ホテルの入口などで使います。長時間待つ場所ではなく、短時間で人を降ろす場所という感覚です。
passenger loading zone:規則で指定された乗降帯
特にアメリカの道路標識で見かけます。ここでの loading は荷物だけでなく、乗客を車に乗せることも含みます。短時間の乗降はできても、駐車や待機は禁止されることがあります。
meeting point:徒歩で集まる待ち合わせ場所
空港の到着ロビー、駅構内、ツアー集合場所などで使います。車が入る場所とは限りません。「迎えに来た人と中で会う」なら meeting point が自然です。
日本と海外で概念が違う場合
日本語の「送迎場所」は、迎え・送り・待ち合わせ・車両待機場所をまとめて指すことがあります。海外の空港や駅では、交通の流れや安全上の理由から次のように分離されていることがよくあります。
- Arrivals Pick-up:到着客のお迎え
- Departures Drop-off:出発客の降車
- Short Stay Parking:短時間駐車して待つ場所
- Meeting Point:ターミナル内の待ち合わせ場所
- Ride App Pick-up:配車アプリ専用乗車場所
路肩で長く待つのではなく、駐車場や cell phone lot(迎えの車が連絡を待つ待機駐車場)を使う空港もあります。
米英差はある?
pick-up point、drop-off point、pick-up area、drop-off area は米英どちらでも通じます。
アメリカでは道路標識として Passenger Loading Zone や Passenger Loading Only がよく使われます。イギリスでは pick-up point、drop-off zone、set-down point も見られます。set down は乗客を降ろすという、やや案内・交通寄りの表現です。
また、アメリカでは curbside pick-up、イギリスでは kerbside pick-up と、curb/kerbのつづりが異なります。
駅・空港・街中で実際に見る表記
- Pick-up:お迎え・乗車
- Drop-off:送り・降車
- Pick-up and Drop-off:送迎・乗降
- Passenger Loading Only:乗客の乗降専用
- No Waiting:待機禁止
- No Parking:駐車禁止
- Arrivals Pick-up:到着客のお迎え
- Departures Drop-off:出発客の降車
- Ride App Pick-up:配車アプリ乗車場所
- Coach Pick-up:長距離・観光バス乗車場所
- Meeting Point:待ち合わせ・集合場所
旅行で使える例文
- Where is the airport pick-up area?
空港のお迎え場所はどこですか? - I’m waiting at Pick-up Zone B.
お迎えゾーンBで待っています。 - Can you meet me at the arrivals pick-up point?
到着客のお迎え場所で会えますか? - Please drop me off at the departures entrance.
出発ロビーの入口で降ろしてください。 - Is this the hotel shuttle pick-up point?
ここはホテル送迎バスの乗り場ですか? - How long can we wait in the loading zone?
乗降区域ではどのくらい待てますか? - Let’s meet at the meeting point in Terminal 2.
第2ターミナルの待ち合わせ場所で会いましょう。
しゅみすけ
道案内で使う表現
- Follow the signs for passenger pick-up.
お迎えの案内表示に従ってください。 - The drop-off area is on the upper level.
降車場所は上の階です。 - Go past the taxi stand and turn right.
タクシー乗り場を通り過ぎて右へ曲がってください。 - Wait by the pillar marked C5.
C5と表示された柱のそばで待ってください。 - The meeting point is inside the arrivals hall.
待ち合わせ場所は到着ロビー内です。 - Use the designated ride-app pick-up zone.
指定された配車アプリ乗車ゾーンを利用してください。
関連語
- shuttle stop:送迎バス乗り場
- taxi stand(米)/taxi rank(英):タクシー乗り場
- waiting area:待機場所
- designated area:指定区域
- arrivals hall:到着ロビー
- departures level:出発階
- curbside / kerbside:道路の縁石沿い
- ride-hailing service:配車サービス
句動詞の仕組みはpick upの意味と使い方とdrop offの意味と使い方、建物前の乗降場所は「車寄せ」は英語で?、タクシー専用の場所は「タクシー乗り場」は英語で?もあわせてご覧ください。
基本動詞と前置詞・副詞の組み合わせから理解したい方は、be:RIZEの英語の句動詞とは?基本動詞+前置詞をコアイメージで理解する方法も参考になります。
まとめ
「送迎場所」は、迎えなら pick-up point / pick-up area、降車なら drop-off point / drop-off area、両方なら pick-up and drop-off area が基本です。道路上の指定乗降帯は passenger loading zone、徒歩で会う集合場所は meeting point と区別します。
まずは Where is the pick-up area? と Where is the drop-off point? の2文を覚えておけば、空港・駅・ホテルでそのまま使えます。









