
海外のホテルや通販、サブスク、仕事の取引では、請求書が届いてから支払いが終わるまでにさまざまな英語が登場します。金額や期限を確認したいとき、身に覚えのない請求を見つけたとき、返金を求めたいとき、未払いを催促するときでは、使う表現が異なります。
この記事では、請求 → 支払い期限 → 支払い → 未払い・催促という流れに沿って、実務と日常の両方で役立つ英語を整理します。契約そのものの英語は、契約・利用規約・更新・解約で使う英語の総まとめもあわせてご覧ください。
| 場面 | 基本表現 | 意味・使い分け |
|---|---|---|
| 料金を請求する | charge | カードや顧客に金額を課す |
| 請求書を送る | bill / invoice | billは日常寄り、invoiceは業務上の正式な請求書 |
| 返金を求める | request / ask for / claim a refund | 丁寧な依頼から権利に基づく請求まで |
| 支払い期限 | due date / payment deadline | 通常はdue dateが自然 |
| 未払い・延滞 | unpaid / overdue / past due / outstanding | 未払いの状態と期限超過を区別する |
| 支払いを催促する | send a payment reminder / follow up | いきなり強く責めず、まず確認する |

Contents
「請求する」はcharge・bill・invoiceを場面で分ける
chargeは、商品やサービスの代金を相手やカードに課すときの動詞です。
- They charged me $50.(50ドル請求されました)
- How much will you charge?(いくら請求しますか)
- The hotel charged my credit card.(ホテルが私のカードに請求しました)
billは「人に請求する」「請求書を送る」という意味で使えます。invoiceは主に仕事で使う正式な請求書を指し、動詞として「請求書を発行する」という意味にもなります。
- Please bill the company directly.(会社へ直接請求してください)
- We will send you an invoice.(請求書をお送りします)
- Could you invoice us by Friday?(金曜日までに請求書を発行していただけますか)
claimは保険金や補償など、権利に基づいて求めるニュアンスです。単なる料金請求とは区別しましょう。詳しい比較は、「請求する」は英語で?charge・bill・claim・requestの違いで解説しています。
請求書では金額・期限・支払い条件を確認する
請求書を受け取ったら、少なくとも次の項目を確認しましょう。
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| invoice date | 請求書の発行日 |
| amount due | 支払うべき金額 |
| balance due | 未払い残高 |
| due date | 支払い期限 |
| payment terms | 支払い条件 |
| payment method | 支払い方法 |
| receipt | 領収書 |
- Could you confirm the amount due?(支払額を確認していただけますか)
- What are the payment terms?(支払い条件は何ですか)
- Could you send me a receipt?(領収書を送っていただけますか)
返金を請求するならrequest・ask for・claim a refund
もっとも無難で丁寧なのは request a refund です。会話では ask for a refund が自然で、規約や権利に基づく請求では claim a refund が使われます。
- I’d like to request a refund.(返金をお願いしたいです)
- Can I ask for a refund?(返金をお願いできますか)
- You may be entitled to claim a refund.(返金を請求できる可能性があります)
返金の条件、全額・一部返金、返金時期まで確認したい方は、「返金を請求する」は英語で?request・ask for・claim a refundの違いをご覧ください。
「支払い期限」はdue dateが基本
due dateは請求書、家賃、カード代金など幅広く使える基本表現です。payment deadlineも意味は通じますが、「厳守すべき締切」という響きがやや強くなります。
- What is the due date?(支払い期限はいつですか)
- Payment is due on August 31.(支払い期限は8月31日です)
- Please pay by Friday.(金曜日までにお支払いください)
due on + 日付とdue by + 日付の違いは、「支払い期限」は英語で?due date・payment deadlineの使い方で例文とともに確認できます。
「未払い」と「延滞」はunpaid・overdue・past dueを区別する
unpaidは単に「まだ支払われていない」状態で、期限前にも使えます。overdueとpast dueは、支払い期限を過ぎていることを表します。outstandingはビジネスでよく使われる「未決済の、未払いの」という丁寧な表現です。
- This invoice is still unpaid.(この請求書はまだ未払いです)
- Your payment is overdue.(お支払いが期限を過ぎています)
- The balance is now past due.(残高は支払い期限を過ぎています)
- There is an outstanding balance of $100.(100ドルの未払い残高があります)
期限前・期限後の言い分けは、「未払い・延滞」は英語で?unpaid・overdue・past dueの違いで詳しく整理しています。
支払いを催促するときは、まず確認から入る
英語の催促メールでも、最初から You haven’t paid. と責めるより、行き違いの可能性を残して丁寧に確認するのが安全です。
- This is a friendly reminder that payment was due on August 10.(8月10日がお支払い期限でしたので、念のためお知らせします)
- I’m following up on invoice #123.(請求書123番について確認のご連絡です)
- Our records show that the payment is still outstanding.(弊社記録では、まだお支払いが確認できていません)
- If you have already paid, please disregard this message.(すでにお支払い済みでしたら、本メールはご放念ください)
件名やメール全文の型は、英語のリマインド・支払い催促メールの書き方も参考にしてください。
身に覚えのない請求・二重請求・金額違いを伝える
- I don’t recognize this charge.(この請求に心当たりがありません)
- What is this charge for?(これは何の請求ですか)
- I was charged twice.(二重に請求されました)
- The amount is incorrect.(金額が間違っています)
- I already paid this invoice.(この請求書はすでに支払いました)
- Could you check the transaction again?(取引をもう一度確認していただけますか)
カード番号などをメールへ不用意に書かず、請求元の公式窓口やカード会社へ連絡しましょう。
請求・支払いで一緒に覚えたい関連語
| 英語 | 日本語 | 例 |
|---|---|---|
| transaction | 取引 | transaction history |
| late fee | 延滞料金 | charge a late fee |
| grace period | 猶予期間 | a 10-day grace period |
| installment | 分割払いの1回分 | pay in installments |
| refund policy | 返金規定 | check the refund policy |
| billing address | 請求先住所 | confirm your billing address |
正しくはこう言う。でも困ったときは簡単な英語でも何とかなる
請求や返金の場面では、正確な単語がすぐ出てこないこともあります。まずは短い英語で「何を確認したいか」を伝えれば大丈夫です。
- How much?(いくらですか)
- What is this charge?(これは何の請求ですか)
- When do I pay?(いつ支払いますか)
- I already paid.(もう支払いました)
- I want my money back.(返金してほしいです)
- Please check again.(もう一度確認してください)
- Can I pay next week?(来週払ってもいいですか)
画面や請求書を見せながら、金額・日付・取引番号を指せば、短い表現でも意図は伝わりやすくなります。
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
料金を課すならcharge、人へ請求するならbill、正式な請求書ならinvoiceが基本です。返金はrequest a refund、支払い期限はdue date、期限を過ぎた支払いはoverdueまたはpast dueと表せます。
請求内容、金額、期限を順番に確認し、間違いや未払いがあれば短く具体的に伝えましょう。流れごとの表現を押さえておけば、旅行・海外通販・サブスク・仕事のどの場面でも落ち着いて対応できます。
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