
「話を盛る」は英語で、まず exaggerate と言えます。
He always exaggerates.
(彼はいつも話を盛る。)
ただし、日本語の「盛る」は、事実を大げさに言う場合もあれば、話を面白くするために少し脚色する場合もあります。英語では、その度合いや意図に応じて表現を選びます。
この記事では自然な表現を紹介しますが、目的は単語を一つ覚えることだけではありません。exaggerate が会話中に出てこなくても、知っている簡単な英語で止まらずに伝える方法も一緒に考えましょう。
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「話を盛る」の一番自然な英語はexaggerate
exaggerate は、物事を実際よりも大きく、ひどく、重要そうに話すことです。「大げさに言う」「誇張する」「話を盛る」に広く使えます。
- Don’t exaggerate.
話を盛らないで。/大げさに言わないで。 - I may have exaggerated a little.
少し話を盛ったかもしれない。 - She exaggerated what happened.
彼女は起きたことを大げさに話した。 - You’re exaggerating!
盛ってるでしょ!/大げさだよ!
exaggerate + もの の形なら、何を大げさにしたのかも示せます。
He exaggerated the size of the fish.
彼はその魚の大きさを盛って話した。
exaggerateの発音
exaggerate の発音は /ɪɡˈzædʒəreɪt/ です。カタカナなら「イグザジャレイト」に近く、ザの部分を強めます。
最初を「エクス」と一文字ずつ読まず、イグ・ザジャ・レイトくらいのまとまりで練習すると言いやすくなります。
なぜexaggerateで「話を盛る」になる?
exaggerate が表すのは、現実にあるものを実際の程度より大きく見せることです。
たとえば、待ったのは10分なのに「1時間も待った」と言う、少し忙しかっただけなのに「死ぬほど忙しかった」と言う。このように、元の事実よりサイズや程度を膨らませる感覚です。
そのため、会話の内容だけでなく、痛みや費用、重要性などにも使えます。
- He exaggerated his experience.
彼は自分の経験を実際以上に話した。 - She exaggerated how difficult the job was.
彼女はその仕事がどれほど大変だったかを大げさに話した。
日本語の「盛る」と英語のズレ
日本語では「話を盛る」が、冗談まじりの軽い脚色にも、意図的な誇張にも使われます。英語の exaggerate も必ずしも悪意を意味しませんが、文脈によっては「事実を正確に話していない」という批判に聞こえます。
相手を直接責めたくないときは、次のように少し柔らかくできます。
- I think that’s a bit exaggerated.
それはちょっと大げさだと思う。 - He tends to exaggerate a little.
彼は少し話を盛る傾向がある。 - That might be a slight exaggeration.
それは少し誇張かもしれないね。
しゅみすけ(大山俊輔)
embellishは「面白くなるように脚色する」
embellish a story は、話に細部を足して面白く、印象的にすることです。exaggerate より「話を飾る・脚色する」という響きがあります。
He embellished the story to make everyone laugh.
彼はみんなを笑わせるために話を脚色した。
ただし embellish は初心者には少し難しい単語です。日常会話なら、まず exaggerate を使えれば十分です。
「話を盛る」の実際に使える例文
友人との会話
A: I waited for you all day!
A:一日中待ってたんだよ!
B: Come on. Don’t exaggerate. It was only twenty minutes.
B:ちょっと、盛らないでよ。たった20分だったでしょ。
自分で「少し盛った」と認める
Okay, I exaggerated a little.
分かった、ちょっと盛ったよ。
I made the story sound more exciting than it really was.
実際より面白そうに話してしまった。
英語日記・独り言
I told my friends about the trip, but I may have exaggerated a little.
友達に旅行の話をしたけれど、少し盛ったかもしれない。
My coworker always exaggerates how busy he is.
同僚はいつも自分がどれほど忙しいかを盛って話す。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
exaggerate が出てこなくても、「盛る」に対応する別の難しい単語を探す必要はありません。実際に何をしたのかへ分解します。

何をした?
話した → I told a story.
どんなふうに?
実際より大きくした → I made it sound bigger.
何を足した?
本当ではない細かいことを足した → I added some things that were not true.
この考え方なら、次のように言えます。
- He made the story sound bigger than it really was.
彼はその話を実際より大きく聞こえるようにした。 - She said it was much worse than it really was.
彼女は実際よりずっとひどかったように話した。 - I added a few things to make the story more interesting.
話を面白くするために少し付け足した。 - That’s not exactly what happened.
それは実際に起きたことと少し違うよ。
しゅみすけ(大山俊輔)
exaggerate・lie・make upの違い
| 表現 | 中心の意味 | 例 |
|---|---|---|
| exaggerate | 事実を実際以上に大きく言う | 10分を「1時間」と言う |
| lie | 本当ではないことを意図的に言う | 行っていないのに「行った」と言う |
| make up a story | 話そのものを作り上げる | 起きていない出来事を作る |
「話を盛る」は、多くの場合 lie ほど全面的なうそではなく、事実の程度を膨らませることです。その違いを意識すると選びやすくなります。
まとめ
「話を盛る」の基本表現は exaggerate です。
- He always exaggerates.(彼はいつも話を盛る)
- Don’t exaggerate.(話を盛らないで)
- I may have exaggerated a little.(少し盛ったかもしれない)
そして単語を忘れたら、He made the story sound bigger than it really was. のように、「話を実際より大きく聞こえさせた」と説明できます。
自然な表現を知っていれば使う。知らなくても、tell、make、sound、big など、知っている英語だけで会話を続けましょう。









