
会議の雑談や挨拶を終えて「では、本題に入りましょう」と英語で言いたいとき、自然なのは Let’s get down to business. です。
ただし、要点を言う get to the point や、次の項目へ進む move on to とは意味が違います。自然な表現と、忘れたときの簡単な言い換えを一緒に見ていきましょう。
Contents
「本題に入る」は英語で get down to business
get down to business は、雑談や準備を終え、真剣な仕事・話し合いを始める表現です。
- Let’s get down to business.
では、本題に入りましょう。 - After a little small talk, we got down to business.
少し雑談したあと、本題に入りました。 - It’s time to get down to business.
そろそろ本題に入る時間です。
発音のポイント
get down to business は「ゲット・ダウン・トゥ・ビジネス」に近い発音です。会話では down to がつながり、「ダウンタ」のように聞こえます。
business はつづりどおりの「ビジネス」ではなく、英語では /ˈbɪznəs/ と2音節で、「ビズナス」に近い響きです。
なぜ get down to で「取りかかる」になるの?
get down to には、気持ちや注意を対象へ下ろし、腰を据えて取りかかるイメージがあります。
- get down to work:仕事に取りかかる
- get down to studying:勉強に本腰を入れる
- get down to business:本題・仕事に入る
to の後ろには名詞または動名詞を置きます。
get to the point・move on toとの違い
| 表現 | 中心となる意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| get down to business | 雑談を終えて本題・仕事を始める | 会議の導入 |
| get to the point | 要点を言う・核心に触れる | 話が回りくどいとき |
| move on to A | Aへ進む | 次の議題・項目 |
| start with A | Aから始める | 最初の議題を示す |
- Let me get to the point.
要点をお話しします。 - Let’s move on to the next item.
次の項目へ進みましょう。 - Let’s start with the sales report.
売上報告から始めましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本語の「本題に入る」と英語のズレ
日本語では、雑談を終える場合も、話の核心を述べる場合も「本題に入る」と言えます。英語では何から何へ移るのかを区別します。
- 雑談から仕事へ → get down to business
- 回り道から要点へ → get to the point
- 導入から主要テーマへ → move on to the main topic
- 最初の項目を始める → start with the first item
会議で自然に本題へ入るフレーズ
- Shall we get started?
始めましょうか。 - Let’s get down to business.
本題に入りましょう。 - Let’s start with the first item on the agenda.
アジェンダの最初の項目から始めましょう。 - Today, we need to discuss the new schedule.
今日は新しい日程について話し合う必要があります。 - The main purpose of today’s meeting is to decide the budget.
今日の会議の主な目的は予算を決めることです。
会議の議題を用意する表現は、「アジェンダを作る」は英語で?にもつながります。
英語日記・独り言で使える例文
- We got down to business right away.
私たちはすぐ本題に入りました。 - The meeting started with some small talk.
会議は少しの雑談から始まりました。 - We discussed the main issue for an hour.
主要な問題を1時間話し合いました。 - It took us a while to get to the point.
要点に入るまで少し時間がかかりました。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
get down to business が出てこなくても、「今から何について話すか」を直接言えば大丈夫です。
何をする?
↓
今日の大事な話を始める
↓
talk・startで言う
- Let’s talk about today’s main topic.
今日の主なテーマについて話しましょう。 - Let’s start with this.
これから始めましょう。 - Now, let’s talk about the new plan.
では、新しい計画について話しましょう。 - This is what we need to talk about today.
これが今日話す必要のあることです。
「本題」という単語を探さなくても、話したい内容を talk about の後ろに置けば、その瞬間に本題へ入れます。
しゅみすけ(大山俊輔)
よくある質問
Let’s get down to businessは失礼?
通常は失礼ではありません。ただし少しきっぱりした切り替えなので、柔らかく言うなら Shall we get started? や Maybe we should get started. が使えます。
「早速本題に入ります」は英語で?
Let’s get straight down to business. と言えます。簡単には Let’s start with today’s main topic. でも自然です。
「本題に戻る」と同じ?
違います。すでに本題を話していて脱線後に戻るなら get back to the main topic を使います。詳しくは「本題に戻る」は英語で?をご覧ください。
まとめ
「本題に入る」は get down to business が自然です。要点を言うなら get to the point、次の議題へ進むなら move on to を使います。
表現を忘れても、Let’s talk about today’s main topic. や、内容を直接入れた Let’s talk about the budget. で十分です。会議全体の表現は会議で使う英語フレーズまとめもどうぞ。









