「次の議題に移る」は英語で?move on to・move to・turn toの違いと簡単な言い換え

会議で次の議題に移る様子と「次の議題に移るは英語で?」の文字

会議で「では、次の議題に移りましょう」と言いたいとき、いちばん使いやすい英語は Let’s move on to the next item. です。

この記事では「次の議題に移る」の自然な英語表現を紹介します。ただし、目的はフレーズを一つ暗記することだけではありません。会話中に move on to が出てこなくても、すでに知っている簡単な英語で会議を前へ進める方法まで一緒に考えてみましょう。

「次の議題に移る」は英語で?

Let’s move on to the next item.
次の議題に移りましょう。

これが会議で最も使いやすい基本表現です。ここでの item は「品物」ではなく、議題一覧に並ぶ一つの項目を指します。

次の話題を具体的に言うなら、次のようにも言えます。

  • Let’s move on to the budget.
    予算の話に移りましょう。
  • Let’s move on to our next topic.
    次の話題に移りましょう。
  • Shall we move on to the next item?
    次の議題に移りましょうか。

Let’s … は進行役が流れを作る自然な言い方です。少し柔らかく確認したいときは Shall we …? が便利です。

発音のポイント

move on to は一語ずつ切らず、「ムーヴォン・トゥ」のようにつなげます。move の最後の /v/ で下唇に上の歯を軽く当て、そのまま on へ移るのがポイントです。

Let’s move on to the next item. は、意味のまとまりで Let’s move on / to the next item. と捉えると口に出しやすくなります。

なぜ move on to で「次へ進む」になる?

move は「動く」、on には「先へ・続けて」という感覚があります。そこへ行き先を示す to を足すと、move on to ~ は「今のものを終えて、次の~へ進む」という意味になります。

人が物理的に移動するというより、会話や作業の段階が先へ進むイメージです。

しゅみすけ(大山俊輔)

move on は、今の話を打ち切る冷たい表現ではありません。会議の区切りをつけて次へ進む、ごく自然な進行表現です。

move on to・move to・turn toの違い

move on to:今の議題を終えて次へ

Let’s move on to the next item.

on があるため、「今の話から先へ進む」という区切りがはっきりします。会議の議題を順番に進める場面では、まずこれを覚えておけば十分です。

move to:次の項目へ移る

Let’s move to the next item.

これも通じる自然な表現です。ただし move on to のほうが、「ここまでを終えて、さあ次へ」という流れをより感じさせます。

turn to:次の項目に目を向ける

Let’s turn to the next item on the agenda.

turn to は「次に~を取り上げる」という少し改まった響きがあります。プレゼンや正式な会議でも使われますが、日常のミーティングなら move on to のほうが覚えやすく万能です。

「agenda」は一つの議題ではない?日本語とのズレ

日本語では「次のアジェンダ」という言い方を耳にしますが、英語の agenda は通常、会議で扱う項目をまとめた「議題一覧・予定表」全体を指します。

一覧に並ぶ一つ一つは agenda item、単に item、または topic と呼ぶのが自然です。

  • the next item on the agenda:議題一覧の次の項目
  • the next agenda item:次の議題項目
  • the next topic:次の話題

the next agenda とすると、多くの場合は「次回の会議の議題一覧」のように聞こえます。「次の議題」なら the next item と考えると簡単です。

会議でそのまま使える例文

  • Okay, let’s move on to the next item.
    では、次の議題に移りましょう。
  • Let’s move on to the sales report.
    売上報告に移りましょう。
  • Before we move on, does anyone have any questions?
    次へ移る前に、質問はありますか。
  • Can we move on to the next topic?
    次の話題へ移ってもいいですか。
  • We’re running out of time, so let’s move on.
    時間がなくなってきたので、次へ進みましょう。
  • Now, let’s turn to the final item on the agenda.
    では、議題一覧の最後の項目を取り上げましょう。

英語日記・独り言で使うなら

  • We moved on to the next item after a short discussion.
    少し話し合ってから、次の議題に移った。
  • I asked everyone if we could move on.
    次へ進んでもよいか、みんなに聞いた。
  • We didn’t have enough time to move on to the last topic.
    最後の話題へ進む時間が足りなかった。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

move on to the next item が出てこなくても、会議を止める必要はありません。状況を基本語に分けます。

今の話はどうなった?
終わった。

次に何をする?
次の話題について話す。

知っている英語にすると?

We finished this. Let’s talk about the next topic.
これは終わりました。次の話題について話しましょう。

もっと短くても大丈夫です。

  • Let’s talk about the next topic.
    次の話題について話しましょう。
  • Now, let’s talk about the budget.
    では、予算について話しましょう。
  • This is done. What’s next?
    これは終わりました。次は何ですか。

move on to the next itemを知っている英語で言い換える3段階の図

しゅみすけ(大山俊輔)

「次の議題に移る」を英語一語へ変換しようとせず、「今の話は終わった」「次の話をする」の二つに分ければ、finishtalk だけでも十分に進行できます。

よくある質問

「次に進みましょう」だけなら何と言う?

Let’s move on. で大丈夫です。何へ進むかを加えるなら、Let’s move on to the next item. とします。

話を急に変える失礼な表現ではない?

失礼ではありません。ただし、相手がまだ話している途中で使うと遮る印象になり得ます。区切りで Any questions before we move on? と確認すると丁寧です。

topicとitemはどう使い分ける?

item は議題一覧にある「項目」、topic は会話で扱う「話題」です。正式なアジェンダに沿うなら item、柔らかく「次の話題」と言うなら topic が使いやすいです。

まとめ

「次の議題に移る」は、会議では Let’s move on to the next item. が基本です。今の話から先へ進む感覚を出すのが move on to。項目は item、話題なら topic と考えましょう。

もし表現を忘れても、We finished this. Let’s talk about the next topic. と説明すれば十分伝わります。自然な表現は覚える。でも、忘れても知っている英語で会議を前へ進める。この感覚を大切にしてください。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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