
「英語力が伸びたと実感しています」「健康の大切さを身をもって実感しました」——日本語ではどちらも「実感する」ですが、英語では何をどのように感じたのかによって表現が変わります。
変化や効果を感覚として実感するなら feel、事実に気づいて実感するなら realize、身をもって経験するなら experience が基本です。難しい単語が出ないときは、I can really feel it. や Now I know. のような簡単な言い方でも伝えられます。
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「実感する」は英語でどう言う?
日本語の「実感する」は、「感じる」「気づく」「経験して分かる」など複数の意味を含みます。英語では場面に合わせて動詞やフレーズを選びましょう。

1. feel:変化や効果を「感じて実感する」
feel は、気持ち・変化・効果などを自分の感覚として感じるときに使います。「実感する」の英語として日常会話で最も使いやすい表現です。
I can feel my English improving.
英語力が伸びているのを実感できます。
I really feel the difference.
違いを本当に実感しています。
She began to feel the benefits of exercise.
彼女は運動の効果を実感し始めました。
feel+名詞 なら「違い・効果を感じる」、feel+目的語+動詞のing形 なら「〜が変化しているのを感じる」と表せます。
2. realize:事実に気づいて「実感する」
realize は、それまで十分に意識していなかった事実に気づくことです。「改めて〜だと実感した」「今になって分かった」という場面に向いています。
I realized how important sleep is.
睡眠がどれほど大切か実感しました。
Living alone made me realize how much my family helped me.
一人暮らしをして、家族がどれほど助けてくれていたか実感しました。
I suddenly realized that I was getting older.
自分が年を取っていることをふと実感しました。
feel が感覚に重点を置くのに対し、realize は頭の中で「そうだったのか」と認識するイメージです。
3. experience:身をもって「実感する」
experience は、出来事や状況を実際に経験することです。「身をもって実感した」「実体験として知った」という日本語に合います。
I experienced the difficulty firsthand.
その難しさを身をもって実感しました。
She experienced the importance of teamwork.
彼女はチームワークの大切さを身をもって実感しました。
After moving abroad, I experienced many cultural differences.
海外へ移住して、多くの文化の違いを実感しました。
firsthand を添えると、「人から聞いたのではなく、自分自身で直接」という意味が明確になります。
4. see for myself:自分で確かめて「実感する」
see for myself は、自分の目で見たり、実際に試したりして確かめる表現です。「自分で経験して初めて実感した」に近い自然な言い方です。
I went there and saw for myself how beautiful it was.
実際に行って、その美しさを自分の目で実感しました。
Try it and see for yourself.
試して、自分で実感してみてください。
I saw for myself how effective the method was.
その方法がどれほど効果的か、自分で確かめて実感しました。
5. hit home:言葉や現実が心に迫って「実感する」
hit home は、ある事実や言葉の意味が急に現実味を持ち、強く心に響くことです。「そのとき初めて現実として実感した」という場面で使えます。
The news finally hit home when I saw the empty office.
空っぽのオフィスを見て、その知らせをようやく現実として実感しました。
Her words really hit home.
彼女の言葉が本当に身にしみました。
少しこなれた表現なので、初心者の方はまず I realized … や I really felt … から使えば十分です。
場面別:「実感する」の自然な英語
英語力の伸びを実感する
I can feel my English improving.
英語力が伸びているのを実感します。
I can see real progress in my English.
英語力が本当に伸びていると実感できます。
効果を実感する
I can really feel the effects.
効果を本当に実感できます。
I’ve noticed a real difference.
はっきりした違いを実感しています。
年齢を実感する
I’m starting to feel my age.
年齢を実感し始めています。
That made me realize I’m getting older.
それで、自分が年を取っていると実感しました。
ありがたさを実感する
I realized how lucky I was.
自分がどれほど恵まれていたか実感しました。
Now I truly appreciate her support.
今、彼女の支えのありがたさを心から実感しています。
難しい英語が出てこないときの簡単な言い方
「実感する」にぴったりの単語を探して会話が止まるより、知っている簡単な英語へほどいてみましょう。
- I can really feel it.
本当に実感できます。 - Now I know.
今は分かります。/実感しました。 - I can see the difference.
違いを実感できます。 - It feels real now.
今、現実だと実感します。 - I understand it better now.
今はもっとよく分かります。 - I learned it from experience.
経験して実感しました。
特に変化や成果については I can see the difference.、気持ちや効果なら I can really feel it. が使いやすい表現です。
しゅみすけ(大山俊輔)
初心者なら、これでOK!
「実感する」を難しい一語に置き換えなくても大丈夫です。まずは I can really feel it. や Now I know. のように、伝えたい中身を簡単な英語へ分けてみましょう。知っている単語で最後まで言い切るほうが、会話ではずっと役に立ちます。
よくある間違い
× I feel that my English is improved.
「英語が伸びているのを感じる」なら、進行中の変化を improving で表すと自然です。
○ I feel that my English is improving.
英語力が伸びていると実感します。
× I realized it by my body.
「身をもって」は直訳せず、firsthand や from experience を使います。
○ I learned it firsthand.
身をもって実感しました。
feel と realize を混同しない
I feel better. は「体調や気分がよくなったと感じる」、I realized I was better. は「自分がよくなっていたと気づいた」です。感覚なら feel、事実への気づきなら realize と考えましょう。
「理解する」「認識する」との違い
- 理解する:意味や仕組みが分かる
- 認識する:事実や問題の存在に気づいている
- 実感する:自分の感覚や経験を通して、本当だと感じる
関連する使い分けは、「理解する」は英語で?understand・get・realize・seeの違いと、「認識する」は英語で?recognize・be aware of・realize・acknowledgeの違いでも詳しく解説しています。
まとめ
- feel:変化・気持ち・効果を感覚として実感する
- realize:事実に気づいて、改めて実感する
- experience:出来事を身をもって実感する
- see for myself:自分で見たり試したりして実感する
- hit home:現実や言葉が心に迫って実感する
迷ったら、感覚なら feel、気づきなら realize と考えてみましょう。難しければ I can really feel it. の一言から始めれば大丈夫です。










