
「会話する」を英語にしようとして、辞書に出てくる converse を使おうとしていませんか? 間違いではありませんが、普段の会話なら、まずはもっと簡単な talk で十分です。
たとえば「昨日、友達と会話しました」は I talked with my friend yesterday. と言えます。難しい一語を探さなくても、英語のコア単語で自然に伝わります。
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「会話する」は英語でtalkが基本
talk は「話す・会話する」を表す、最も広く使える動詞です。短い立ち話にも、ある話題についてしっかり話す場合にも使えます。
- We talked for an hour.
私たちは1時間会話しました。 - I talked with my sister last night.
昨夜、姉と話しました。 - Can we talk?
ちょっと話せる?
日本語の「会話する」は少し硬く見えますが、英語では難しい単語に置き換える必要はありません。「人と話した」なら talked を中心に文を組み立てるのが近道です。

talk・chat・have a conversationの違い
| 表現 | 中心イメージ | 向いている場面 |
|---|---|---|
| talk | 人と話す | 最も広く使える |
| chat | 気軽におしゃべりする | 友人との雑談 |
| have a conversation | ひとまとまりの会話をする | 丁寧・具体的に会話を述べる |
| converse | 言葉を交わす | 硬い文章・改まった文脈 |
chatは「気軽におしゃべりする」
chat は、深刻な相談というより、友達や同僚と気軽におしゃべりする感じです。日本語の「雑談する」にも近い表現です。
- We chatted over coffee.
私たちはコーヒーを飲みながらおしゃべりしました。 - I was chatting with a coworker.
同僚と話していました。 - Let’s chat later.
あとで話そう。
名詞でも have a chat と言えます。We had a nice chat. なら「楽しくおしゃべりしました」です。
have a conversationは「会話をする」
have a conversation は、日本語の「会話をする」に形が近い表現です。一回の、ある程度まとまった会話を指します。
- We had a long conversation about work.
私たちは仕事について長く話しました。 - I had a good conversation with my manager.
上司とよい話ができました。 - It’s hard to have a conversation here.
ここでは会話をするのが難しいです。
conversation は可算名詞なので、一回の会話なら a conversation とします。「英会話が苦手」のように能力全般を言う場合は、文脈に応じて I’m not good at speaking English. のように組み立てるほうが自然です。
talk toとtalk withはどう違う?
どちらも「人と話す」という意味で、多くの場面で入れ替えられます。ただし、感じ方には少し違いがあります。
- talk to 人:その人に話しかける、伝える方向を感じやすい
- talk with 人:お互いに会話する感じを出しやすい
I need to talk to you. は「あなたに話がある」。少し真剣な響きになることもあります。I talked with Anna for an hour. は「アンナと1時間話した」と、双方向の会話を自然に表せます。
「〜について会話する」はtalk about
話題を続けるときは talk about + 話題 が基本です。
- We talked about our trip.
旅行について話しました。 - Let’s talk about the problem.
その問題について話しましょう。 - What were you talking about?
何について話していたの?
人と話題を両方入れるなら、I talked with Ken about the plan.(ケンと計画について話しました)の順番がわかりやすいです。
場面別:「会話する」の簡単な英語
友達と会話する
I talked with my friends.
We chatted for a while.
英語で会話する
We talked in English.
I tried to speak English with the staff.
オンラインで会話する
We talked online.
We had a video chat.
会話が続く
The conversation kept going.
We never ran out of things to talk about.
converseは間違いではないが、日常会話では硬い
辞書では「会話する」の訳として converse が出ます。意味は正しいものの、日常の「友達と話した」を表すには改まって聞こえやすい単語です。
They conversed quietly. のように、小説や説明的な文章では使われます。しかし、自分の日常を話すなら They talked quietly. のほうが普通です。漢語の「会話する」を、同じように硬い英単語一語へ移す必要はないのです。
よくある間違い
- × discuss about the problem
○ discuss the problem / talk about the problem
discussにはaboutを付けません。 - × talk English
○ speak English / talk in English
言語を話す能力にはspeak、会話で使った言語にはtalk inが自然です。 - × conversation with my friend yesterday
○ I had a conversation with my friend yesterday.
conversationは名詞なので、動詞haveが必要です。
まとめ:迷ったらtalkで文を作ろう
「会話する」は、まず talk と覚えれば大丈夫です。気軽なおしゃべりなら chat、ひとまとまりの会話なら have a conversation。辞書的な converse よりも、簡単な単語で主語・相手・話題を足すほうが自然な英語になります。
日常の行動を簡単な英語にする練習には、「読書する」の英語表現や、「外食する」の英語表現も役立ちます。相手への伝え方まで広げたい方は、「連絡する」の英語表現もあわせてご覧ください。
「判断する」自体の英語は、decide・judge・determineの違いと簡単な言い方で詳しく解説しています。
気軽な会話から、にぎやかに話し続けるニュアンスへ広げるなら、「ぺちゃくちゃ話す」は英語で?も参考になります。










