
「キスする」は英語で kiss と言います。
「彼にキスした」なら I kissed him.、「私たちはキスした」なら We kissed. が自然です。この記事では、kiss someone・kiss someone on the cheek・give someone a kiss の語順やニュアンスを解説します。ただし、本当の目的は単語を一つ覚えることだけではありません。kiss が出てこないとき、知っている簡単な英語でどう伝えるかも一緒に考えてみましょう。
Contents
「キスする」は英語でkiss
kiss は「人や物に唇で触れる」「キスする」という動詞です。日本語でも「キス」が定着しているので覚えやすい単語ですが、英語では語順が大切です。
- I kissed him.
私は彼にキスしました。 - She kissed me.
彼女は私にキスしました。 - We kissed for the first time.
私たちは初めてキスしました。 - They kissed goodbye.
彼らは別れのキスをしました。
kiss の過去形・過去分詞は、どちらも kissed です。英語日記なら、We kissed after dinner.(夕食のあと、私たちはキスをした)のようにそのまま使えます。
kissの発音
kiss の発音記号は /kɪs/。カタカナの「キス」よりも短く、一息で発音します。
最初の /k/ は舌の奥を上あごにつけて息を出し、母音 /ɪ/ は「イ」と「エ」の中間くらいの短い音です。最後の /s/ は声を出さず、細い息だけを出します。「キース」と伸ばさず、短く kiss と言うのがコツです。
kiss someoneの語順|toは必要ない
英語の kiss は、すぐ後ろに相手を置ける動詞です。そのため「彼にキスする」は kiss him であり、通常 kiss to him とは言いません。
- ○ She kissed him.
- × She kissed to him.
日本語の「彼にキスする」につられて to を入れないようにしましょう。「誰に?」ではなく、英語では kiss+人 をひとかたまりで覚えると使いやすくなります。
しゅみすけ(大山俊輔)
We kissed.は「お互いにキスした」
We kissed. は、恋愛の文脈では「私たちはキスをした」「お互いにキスした」と自然に理解されます。相手を目的語に置かなくても、複数の主語 we があれば、2人の間で起きたことを表せます。
- We almost kissed.
私たちはもう少しでキスするところでした。 - We kissed at the end of the date.
デートの最後にキスをしました。 - Have you two kissed yet?
あなたたち、もうキスしたの?
キスする場所を言うならonを使う
頬や額など、キスした場所を具体的に言うときは、kiss+人+on+the+体の部位 の形が自然です。
- He kissed me on the cheek.
彼は私の頬にキスしました。 - She kissed him on the forehead.
彼女は彼の額にキスしました。 - He kissed her on the lips.
彼は彼女の唇にキスしました。
「私の頬」でも my cheek ではなく、kiss me on the cheek のように、先に人を置いてから on the cheek を足すのが英語らしい語順です。
kiss someoneとgive someone a kissの違い

kiss someone:kissを動詞で使う
I kissed him. の kiss は動詞です。誰が誰にキスしたかを、もっとも直接的に表します。
give someone a kiss:kissを名詞で使う
I gave him a kiss. では、kiss は「一回のキス」という名詞です。give を使って「人にキスを一つ与える」という形になっています。意味は近いですが、give someone a kiss は優しく愛情を示す響きがあり、恋人だけでなく家族にも使えます。
- Give me a kiss.
キスして。 - She gave her child a goodnight kiss.
彼女は子どもにおやすみのキスをしました。 - He gave me a quick kiss.
彼は私に軽くキスしました。
kissとmake outの違い
kiss は、一回の軽いキスから恋愛的なキスまで広く使える基本語です。一方、make out は、ある程度長く情熱的にキスしたり、いちゃついたりすることを表すくだけた表現です。
- They kissed.
彼らはキスしました。 - They were making out.
彼らは激しくキスして、いちゃついていました。
詳しいニュアンスは、make outの意味と使い分けで解説しています。単に「キスした」と言いたいだけなら、まずは kiss を使えば十分です。
恋愛・デートで使える例文
- He kissed me after our date.
デートのあと、彼が私にキスしました。 - It was our first kiss.
それが私たちの初めてのキスでした。 - I wanted to kiss her.
彼女にキスしたいと思いました。 - Can I kiss you?
キスしてもいい? - He leaned in to kiss me.
彼は私にキスしようと顔を近づけました。 - We held hands, but we didn’t kiss.
私たちは手をつなぎましたが、キスはしませんでした。
その前の場面を話すなら、「手をつなぐ」は英語で?や、「初デート」は英語で?もあわせて使えます。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
kiss が思い出せなくても、まず「結局、何をしたのか」を考えます。
何をした?
↓
顔を近づけた
↓
どこが触れた?
↓
唇が相手の頬・唇に触れた
↓
いつ?
↓
デートの最後
知っている基本語だけなら、たとえば次のように説明できます。
- Our lips touched.
私たちの唇が触れました。 - He put his lips on my cheek.
彼は私の頬に唇をつけました。 - Our faces came close, and our lips touched.
私たちの顔が近づき、唇が触れました。
もちろん kiss のほうが短く自然です。しかし、その単語が出ない瞬間でも、lips、touch、put、come などの知っている語で、起きたことは十分に伝えられます。
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
「キスする」は英語で kiss。相手を言うなら kiss someone とし、to は入れません。場所を言うなら kiss someone on the cheek、名詞の kiss を使うなら give someone a kiss が自然です。
kiss を忘れたときは、Our lips touched. のように「何がどうなったか」を基本語へ分ければ、英会話を止めずに伝えられます。









