「雇用条件が変わる」は英語で?employment terms・working conditionsの違い

「雇用条件が変わる」は英語で?employment termsとworking conditionsの違い

「雇用条件が変わる」は英語で、自然に言うなら My employment terms changed. です。

My employment terms changed when I renewed my contract.
契約を更新したとき、雇用条件が変わりました。

給与、勤務時間、勤務地、役職など、契約上の条件が変わったことを伝えられます。職場環境や働きやすさの変化を広く言うなら working conditions、契約書に書かれた条件なら contract terms も使います。

この記事では「雇用条件が変わる」の自然な英語表現を紹介します。ただ、本当の目的は employment terms を丸暗記することだけではありません。出てこなければ、I get different pay and work different hours now. のように、実際に何が変わったのかを知っている基本語で伝える方法も一緒に考えてみましょう。

「雇用条件が変わる」は英語でMy employment terms changed

まず覚えたい基本表現は次の通りです。

My employment terms changed.
私の雇用条件が変わりました。

The terms of my employment have changed.
私の雇用条件が変わりました。

My company changed my employment terms.
会社が私の雇用条件を変更しました。

terms はここでは「条件・取り決め」です。通常は複数形で使い、給与、勤務時間、勤務地、休暇、契約期間などをまとめて指します。

My employment terms changed. は変化した事実に焦点を当てます。会社が変更したことを明確にするなら My company changed …、会社から一方的に変更された響きを出すなら My employment terms were changed. という受け身も使えます。

しゅみすけしゅみすけ(大山俊輔)

日本語の「条件」は何でもconditionと訳したくなりますが、雇用契約の給与や勤務時間はtermsが自然です。conditionは健康状態や物の状態という意味でもよく使うため、まずemployment termsを一まとまりで覚えましょう。

employment terms・working conditions・contract termsの違い

employment terms:雇用について合意した条件

employment terms は、雇用主と従業員の間で合意した条件です。給与、勤務時間、勤務地、職務、休暇、契約期間などを含みます。

We discussed my new employment terms.
新しい雇用条件について話し合いました。

I agreed to the new terms of employment.
新しい雇用条件に同意しました。

working conditions:働く環境や状況を広く表す

working conditions は、勤務時間、安全性、設備、職場環境、仕事量など「どのような状況で働くか」を広く表します。必ずしも契約書に書かれた条件だけではありません。

Working conditions have improved.
労働環境が改善しました。

The working conditions became more flexible.
勤務条件がより柔軟になりました。

contract terms:契約書に定められた条件

contract terms は、雇用契約に限らず、契約書に定められた条件です。仕事の話だと明確にするなら the terms of my employment contract と言えます。

Some of the contract terms changed.
契約条件の一部が変わりました。

Please check the new contract terms before signing.
署名する前に新しい契約条件を確認してください。

なぜtermは複数形になるの?

term には「期間」という意味もありますが、複数形の terms では「条件・取り決め」という意味でよく使われます。

a one-year term
1年間の期間

the terms of the contract
契約の条件

雇用条件は通常一つではありません。給与、時間、場所など複数の取り決めをまとめるため、employment terms と複数形にするのが自然です。

on the same terms なら「同じ条件で」、under the new terms なら「新しい条件のもとで」という意味になります。

I will continue working on the same terms.
同じ条件で働き続けます。

My salary is higher under the new terms.
新しい条件では給与が高くなっています。

何が変わったのかを具体的に伝える英語

給与が変わった

My salary changed under the new contract.
新しい契約では給与が変わりました。

I’ll be paid more from next month.
来月から給与が増えます。

My hourly rate was reduced.
時給が下がりました。

勤務時間が変わった

My working hours changed.
勤務時間が変わりました。

I have to start an hour earlier now.
今は1時間早く仕事を始めなければなりません。

I’ll be working reduced hours.
時短勤務になります。

時短勤務の詳しい言い方は、「時短勤務になる」は英語で?reduced hours・shorter hoursの使い方でも紹介しています。

勤務地・働く場所が変わった

My work location changed.
勤務地が変わりました。

I have to work at the Osaka office now.
今は大阪支社で働かなければなりません。

I can work from home twice a week now.
今は週2回、在宅勤務ができます。

会社から別の勤務地へ移る出来事そのものは、「転勤する」は英語で?transfer・relocate・moveの違いにつなげられます。

担当業務・役割が変わった

My responsibilities changed.
担当業務が変わりました。

I have more responsibility now.
今は責任が増えました。

I’m doing a different job now.
今は違う仕事をしています。

契約更新で条件が変わったときの英語

雇用条件が変わる場面の一つが契約更新です。更新自体と条件変更は別の出来事なので、二つに分けると分かりやすくなります。

My contract was renewed, but the terms changed.
契約は更新されましたが、条件が変わりました。

I received a new contract with different terms.
条件の異なる新しい契約書を受け取りました。

The contract period is the same, but my working hours are different.
契約期間は同じですが、勤務時間が変わっています。

I renewed my contract under the new terms.
新しい条件で契約を更新しました。

契約更新そのものは、「雇用契約を更新する」は英語で?renew・extendの違いで詳しく確認できます。

新しい雇用条件を確認・相談する英語

Could you explain what has changed?
何が変わったのか説明していただけますか?

When will the new terms take effect?
新しい条件はいつから適用されますか?

Does this change affect my salary?
この変更は私の給与に影響しますか?

Will my working hours remain the same?
勤務時間は同じままですか?

I’d like some time to review the new terms.
新しい条件を確認する時間をいただきたいです。

Can we discuss the new employment terms?
新しい雇用条件について話し合えますか?

給与について具体的に相談する場合は、「給与交渉する」は英語で?negotiate salary・ask for a raiseの違いも役立ちます。

英語日記・独り言で使える例文

My employment terms changed today.
今日、雇用条件が変わりました。

I read my new contract carefully.
新しい契約書を注意深く読みました。

My pay is better, but I have to work longer hours.
給与は良くなりましたが、より長い時間働かなければなりません。

I can work from home more often now.
今は以前より頻繁に在宅勤務ができます。

I need to think about the new terms.
新しい条件について考える必要があります。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

My employment terms changedを基本語で言い換える図

employment terms が出てこなければ、「雇用条件」に代わる難しい英単語を探す必要はありません。何がどう変わったのかへ分解します。

何が変わった?
給与と勤務時間。

今はどうなった?
給与が前と違い、働く時間も違う。

これなら、get・pay・work・hours・different・now という基本語で話せます。

I get different pay and work different hours now.
今は給与も勤務時間も前と違います。

My company pays me more now.
今は会社から以前より多く給与をもらっています。

I start work earlier now.
今は以前より早く仕事を始めます。

I have to go to a different office.
別のオフィスへ行かなければなりません。

条件全体を一文でまとめられなくても、変わった事実を一つずつ言えば相手には伝わります。

しゅみすけしゅみすけ(大山俊輔)

employment termsを忘れたら、「給料が変わった」「働く時間が変わった」「別の場所で働く」のように、変化を一つずつ言いましょう。条件という名詞を訳せなくても、実際の変化はget・work・goで説明できます。

会話で使ってみよう

A: Did you renew your contract?
契約を更新しましたか?

B: Yes, but some of the terms changed.
はい。でも条件の一部が変わりました。

A: What changed?
何が変わりましたか?

B: I get more pay, but I have to work longer hours.
給与は増えましたが、より長い時間働かなければなりません。

まとめ

「雇用条件が変わる」は、次のように言えます。

My employment terms changed.
雇用条件が変わりました。

働く環境を広く表すなら working conditions、契約書上の条件なら contract terms も使えます。

難しい表現が出てこなければ、給与、勤務時間、勤務地など、実際に変わったものを基本語で説明しましょう。

I get different pay and work different hours now.

「条件」を英語一語へ変換するのではなく、「何が前と違うのか」を話せば、英語を止めずに伝えられます。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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