
「問題を解く」は英語で、数学の問題や解決すべき問題なら solve a problem と言えます。
ただし、日本語の「問題」は、英語では problem と question に分かれます。そのため、どんな問題を解くのかによって自然な動詞も変わります。
この記事では自然な表現に加えて、ぴったりの表現を忘れたとき、知っている簡単な英語でどう伝えるかも一緒に考えます。
Contents
「問題を解く」は英語で?
I solved the problem.
その問題を解きました。
数学の計算問題、パズル、なぞなぞ、解決が必要な問題など、考えて答え・解決策を見つける場合に solve が自然です。
複数の問題なら I solved five problems.(5問解きました)のように言えます。
solveのコアイメージ
solve は「分からない状態や困った状態から、答え・解決策を見つける」という動詞です。
- solve a math problem:数学の問題を解く
- solve a puzzle:パズルを解く
- solve a mystery:謎を解く
- solve a problem at work:仕事上の問題を解決する
日本語では学習問題にも現実のトラブルにも「問題を解く」を使えます。英語の solve にも「答えや解決を見つける」という共通イメージがあります。
problemとquestionの違い
| 英語 | 中心になる意味 | 自然な動詞 |
|---|---|---|
| problem | 考えて解決する問題・課題・困りごと | solve / work on |
| question | 答えるための設問・質問 | answer / do / work on |
たとえば、数学の計算問題なら solve a math problem が自然です。一方、テストの「第3問に答える」なら answer question 3 と言えます。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本語の「問題」をそのままproblemにするのではなく、「解決するもの」ならproblem、「答える設問」ならquestionと考えると、動詞も自然に選べます。
solve・answer・do・work onの違い
solve:答えや解決策を見つける
I solved the math problem.
その数学の問題を解きました。
「解けた」という結果まで含みやすい表現です。
answer:設問に答える
I answered all the questions.
すべての問題に答えました。
試験やワークシートに並ぶ設問への回答に自然です。必ずしも正解したという意味ではありません。
do:問題や練習をこなす
I did ten practice questions.
練習問題を10問解きました。
日常会話では、問題集の問題を「やった・こなした」という意味で基本動詞 do もよく使えます。
work on:問題に取り組む
I worked on the problem for an hour.
その問題に1時間取り組みました。
取り組む過程に焦点があり、解けたかどうかまでは示しません。
「solveした」なら正解したことになる?
通常、I solved the problem. と言えば、答えや解決策を見つけたことを表します。
一方、I worked on the problem. は「取り組んだ」だけなので、解けなかった可能性もあります。
- I solved it.:解けた
- I tried to solve it.:解こうとした
- I worked on it.:取り組んだ
- I couldn’t solve it.:解けなかった
発音のポイント
solve は /sɑːlv/(米)または /sɒlv/(英)。最後の l と v を続けます。「ソルブ」と母音を足しすぎず、上の前歯を下唇に軽く当てて v を出します。
過去形・過去分詞は solved /sɑːlvd/。語尾は「ド」を強く言わず、短く声を添える感覚です。
実際に使える例文
- I solved three math problems before breakfast.
朝食前に数学の問題を3問解きました。 - I’m trying to solve this problem.
この問題を解こうとしています。 - Can you help me solve this question?
この問題を解くのを手伝ってくれますか? - I answered all the questions on the test.
テストの問題すべてに答えました。 - I did twenty practice questions today.
今日は練習問題を20問解きました。 - I worked on the last problem, but I couldn’t solve it.
最後の問題に取り組みましたが、解けませんでした。
英語日記なら、I did ten practice questions and checked my answers.(練習問題を10問解いて、答え合わせをしました)のように、今日の勉強をそのまま書けます。
よくある間違い:solve a questionは使えない?
solve a question が絶対に間違いというわけではありませんが、一般的な設問なら answer a question が自然です。
「考えて解決する難問」という感覚を出したい場合は solve が合うこともあります。しかし初心者は、次のように分けると迷いにくくなります。
- 数学・パズル・トラブル → solve a problem
- 試験の設問・人からの質問 → answer a question
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

solve が出てこなくても、英語を止める必要はありません。
I worked on the questions and found the answers.
問題に取り組んで、答えを見つけました。
「解く」という日本語1語を訳そうとせず、実際にしたことへ分けます。
- 何をした? → 問題に取り組んだ
- その結果は? → 答えを見つけた
- 基本語で言う → I worked on the questions and found the answers.
もっと短くても大丈夫です。
- I found the answer.
答えを見つけました。 - I did the math questions.
数学の問題をやりました。 - I thought about it and got the answer.
それについて考えて、答えが出ました。
しゅみすけ(大山俊輔)
solveを忘れたら、「問題に取り組んだ」「答えを見つけた」と2つに分けましょう。work、question、find、answerだけでも、解いたという出来事を十分説明できます。
まとめ
- 数学・パズル・解決すべき問題を解く:solve a problem
- 設問に答える:answer a question
- 練習問題をこなす:do practice questions
- 問題に取り組む:work on a problem
- 表現を忘れたら:I worked on the questions and found the answers.
ぴったりの英語を知っていれば使えばよい。でも出てこないときも、「何をした?」「結果はどうなった?」へ分解すれば、知っている英語で会話を続けられます。









