
put in for は、「昇進を申し込む」「休暇を申請する」「異動を希望する」のように、欲しいものを正式に申し込む・申請するという句動詞です。
put in だけでも申請や要求を「提出する」と言えますが、for が加わると、その申請によって何を得たいのかに焦点が移ります。
Contents
put in forの意味と基本の型
基本の型は次のとおりです。
人 + put in for + 欲しいもの
- put in for a promotion:昇進を申し込む
- put in for a transfer:異動を希望する
- put in for leave:休暇を申請する
- put in for a job:仕事に応募する

しゅみすけ(大山俊輔)
put+in+forから意味の仕組みを理解しよう
put は「置く」、in は「中へ」、for は「~を求めて・~に向けて」という感覚です。
つまり、申請や希望を正式な手続きの中へ入れ、その先にある昇進・休暇・仕事などを求める流れです。このため、日本語では文脈に応じて「申し込む」「申請する」「応募する」「希望を出す」と訳されます。
辞書でも put in for は「何かを得る、または何かをするために正式な要求を出す」という意味で説明されています。会話的な響きがあり、社内での昇進・異動・休暇など、すでに存在する制度へ希望を出す場面と相性がよい表現です。
仕事でよく使うput in for
昇進・役職を申し込む
- I’m thinking of putting in for the manager position.
マネージャー職に応募しようかと考えています。 - She put in for a promotion last month.
彼女は先月、昇進を申し込みました。 - Why don’t you put in for the team leader role?
チームリーダー職に応募してみたらどうですか。
異動・転勤を希望する
- I’ve put in for a transfer to Osaka.
大阪への異動希望を出しました。 - He put in for a transfer to the sales department.
彼は営業部への異動を申請しました。 - She may put in for a move to the London office.
彼女はロンドン支社への異動を希望するかもしれません。
仕事や社内公募に応募する
- Several employees put in for the new position.
何人かの社員がその新しいポジションに応募しました。 - I decided to put in for the job after talking to my manager.
上司と話したあと、その仕事に応募することにしました。
仕事への一般的な応募では apply for a job のほうが広く使えます。詳しくは「仕事に応募する」は英語で?apply for・apply toの違いや、「社内公募に応募する」は英語で?も参考にしてください。
休暇・試験・許可を申し込む
put in for は、会社の休暇制度や試験など、正式な手続きを通して承認・機会を求める場面にも使えます。
- I put in for two days off next month.
来月、2日間の休暇を申請しました。 - Have you put in for annual leave yet?
もう年次休暇を申請しましたか。 - Richard finally put in for his driving test.
リチャードはついに運転試験を申し込みました。 - We need to put in for permission before using the room.
その部屋を使う前に許可を申請する必要があります。
しゅみすけ(大山俊輔)
語順:put in forは分離しない
put in for は3語で一つのまとまりとして使い、後ろに申し込む対象を置きます。
- ○ She put in for a promotion.
- ○ She put in for it.
- × She put a promotion in for.
- × She put it in for.
直前の記事で扱った put it in は「それを中へ入れる」という別の形です。put in for it は「それを正式に申し込む」。it の位置が違うので注意しましょう。
| 形 | 意味 |
|---|---|
| put it in | それを中へ入れる・提出する |
| put in for it | それを得るため正式に申し込む |
put inの意味・使い方・語順では、「入れる・設置する・努力を注ぐ・提出する」の4用法を整理しています。
活用形とよく使う時制
put の活用は put–put–put で変化しません。
- 現在形:I put in for leave when I need it.
- 三人称単数:She puts in for the same shift every month.
- 過去形:He put in for a transfer.
- 現在完了:I’ve put in for three days off.
- 進行形:I’m putting in for the position.
申請がすでに済み、その結果を待っている場面では I’ve put in for … が特に自然です。
put in forとapply for・ask for・requestの違い
| 表現 | ニュアンスと使う場面 |
|---|---|
| put in for | 制度や手続きを通して正式に希望を出す。会話的 |
| apply for | 仕事・学校・ビザ・助成金などへ正式に応募・申請する。最も汎用的 |
| ask for | 相手に求める。日常的で、正式な手続きとは限らない |
| request | 正式または丁寧に要請する。動詞・名詞の両方で使える |
| submit an application | 申請書を提出する行為そのものに焦点を置く |
apply for は、応募先が社内か社外かを問わず使える安全な表現です。put in for は「組織内で希望を出した」「既定の手続きに申し込んだ」という会話的な描写に向いています。
申請全般の表現は「申請する」は英語で?apply for・file・request・claimの違い、文型の詳細はapply forの意味とapply to・apply withとの違いをご覧ください。
日本人が間違えやすいポイント
1.後ろには「欲しいもの」を置く
put in for my application では通常なく、申請によって得たい a promotion / leave / a transfer などを置きます。申請書を提出するなら put in my application です。
2.人や組織をそのまま置かない
会社に応募するなら apply to the company、仕事を申し込むなら put in for the job です。
3.必ず承認されるわけではない
put in for は申し込みを出した段階を表します。認められたなら My request was approved.、昇進したなら I got promoted. と結果を別に伝えます。
しゅみすけ式:put in forが出てこなかったら?
この句動詞を思い出せなくても、中学英語で目的を直接伝えられます。
- 昇進を申し込む:I asked my company to consider me for a promotion.
会社に昇進を検討してほしいと頼みました。 - 異動を希望する:I told my manager I want to work in Osaka.
上司に大阪で働きたいと伝えました。 - 休暇を申請する:I asked for two days off.
2日間の休みをお願いしました。 - 仕事に応募する:I applied for the job.
その仕事に応募しました。
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
put in for は、昇進・異動・休暇・仕事など、欲しいものを正式に申し込む・申請するという意味です。語順は put in for + 欲しいもの で、3語を分離しません。
put in an application は「申請書を提出する」、put in for a promotion は「昇進を申し込む」と整理すると、put in との違いも明確になります。まずは I’ve put in for a transfer. や I put in for two days off. をそのまま使える形で覚えてみましょう。
関連表現
putを使うほかの表現もまとめて確認したい方は、putを使った句動詞一覧をご覧ください。









