putを使った句動詞一覧|意味・使い方・語順と熟語の違いを例文解説

putを使った句動詞一覧と意味・使い方・語順を示すアイキャッチ

putを使った句動詞は、「置く」と丸暗記すると意味が散らばって見えます。けれど、putの中心を「人・物・考えを、ある位置や状態へ置く」と捉え、on・off・in・outなどが示す方向や結果を重ねると、put on、put off、put away、put up withまで一本の流れで理解できます。

この記事では、日常会話や仕事で使うput句動詞を頻出順・意味別に整理し、語順、代名詞の位置、似た表現との違いまで案内します。各表現の詳しい意味や例文は、確認済みの専門記事へ進んでください。

まず覚えたいput句動詞10選

句動詞 まず覚える意味 短い例文
put on 着る・身につける Put on your coat.(コートを着て)
put off 延期する We put off the meeting.(会議を延期しました)
put out 火・明かりを消す Please put out the candle.(ろうそくを消してください)
put away 片づける・しまう Put your phone away.(スマホをしまって)
put back 元の場所へ戻す Put it back on the shelf.(棚へ戻して)
put down 置く・書き留める Put the box down here.(箱をここへ置いて)
put up 掲げる・建てる They put up a sign.(看板を掲げました)
put together 組み立てる・まとめる We put the plan together.(計画をまとめました)
put up with 我慢する I can’t put up with the noise.(その騒音には耐えられません)
put forward 提案する She put forward a new idea.(新案を提案しました)

しゅみすけ(大山俊輔)

最初から全部を覚える必要はありません。まずはput on・off・away・backのように、目で動きを想像しやすい表現から始めましょう。

putのコアイメージは「ある位置・状態へ置く」

putは単に物を机へ「置く」だけではありません。人・物・情報・予定などの対象を、話し手が考えるある位置・状態へ移して落ち着かせる感覚があります。

  • put:対象をある位置・状態へ置く
  • パーティクル:方向・接触・離脱・結果を加える
  • 句動詞:「どこへ、どんな状態へ置くか」を一まとまりで表す

たとえばput awayは「離れた所へ置く」から「片づける」、put backは「元の方向へ置く」から「元へ戻す」、put offは「接触していた予定を先へ離して置く」から「延期する」と考えられます。putそのものの意味の広がりは、be-rize.comのputのコアイメージ解説で詳しく学べます。

putの「ある位置・状態へ置く」とon・off・in・out・up・down・back・away・throughの方向を示す図解

put+パーティクルで意味をつかむ

組み合わせ 方向・状態のイメージ 代表的な意味 例文
put+on 接触した状態へ置く 着る・作動させる Put some music on.(音楽をかけて)
put+off 今から離れた先へ置く 延期する・気をそぐ Don’t put it off.(先延ばしにしないで)
put+in 内側へ置く 入れる・設置する・注ぐ She put in a lot of effort.(大いに努力しました)
put+out 外・活動外へ置く 外へ出す・消す・発表する Put out the trash.(ごみを出して)
put+up 上・見える状態へ置く 掲げる・建てる・泊める We put up a tent.(テントを張りました)
put+down 下・固定された状態へ置く 置く・記録する・けなす Put your name down.(名前を書いてください)
put+back 元の位置へ置く 戻す・遅らせる Put the milk back.(牛乳を戻して)
put+away 今いる所から離して置く 片づける・蓄える Put away your clothes.(服を片づけて)
put+through 経路・過程を通して置く 電話をつなぐ・経験させる I’ll put you through.(おつなぎします)
put+across / over 相手側へ届くように置く 考えを伝える He put his point across clearly.(要点を明確に伝えました)

putを使った句動詞一覧

ここからは、b-cafe.netで個別解説を確認できたput句動詞をまとめます。意味の多い表現は、まず使う頻度の高い意味だけを短く載せています。

句動詞 主な意味 使用場面
put on 着る・身につける・音楽をかける 日常・服装
put off 延期する・気をそぐ 予定・仕事
put out 消す・外へ出す・発表する 家庭・仕事
put away 片づける・しまう 家庭・整理
put back 元へ戻す・予定を遅らせる 日常・予定
put down 置く・書き留める・けなす 日常・会話
put up 掲げる・建てる・泊める 日常・旅行
put together 組み立てる・まとめる 家庭・仕事
put up with 不快なことを我慢する 人間関係
put across 考えを分かりやすく伝える 会話・仕事
put aside 脇へ置く・取っておく 整理・お金
put forward 提案する・推薦する・日時を早める 会議・仕事
put in 入れる・設置する・努力を注ぐ 日常・仕事
put through 電話をつなぐ・経験させる 電話・経験
put by 将来のために取っておく 貯蓄
put down as ~だと見なす・記録する 判断・記録
put down to ~が原因だと考える 原因説明
put in for 休暇・昇進などを正式に申し込む 職場
put over 考えをうまく伝える 説明・説得
put towards お金を費用の一部に充てる お金
put upon 不当に頼られた・利用されたと感じる 人間関係

意味・場面からput句動詞を探す

服装・家庭・片づけ

  • put on:服や眼鏡を身につける、音楽や機器を作動させる
  • put away:物を定位置へしまう
  • put back:使った物を元の場所へ戻す
  • put out:火を消す、ごみなどを外へ出す

仕事・予定・提案

  • put off:会議・判断・作業を延期する
  • put forward:案を提案する、人を推薦する
  • put in for:休暇・昇進・異動を正式に申し込む
  • put together:資料・計画・チームをまとめる
  • put in:時間や努力を注ぐ、申請を提出する

考えを伝える・判断する

お金・我慢・人間関係

  • put aside / put by:お金などを将来のために取っておく
  • put towards:お金を購入費・費用の一部へ充てる
  • put up with:嫌なことを不満に思いながら我慢する
  • feel put upon:頼られすぎ、不当に利用されたと感じる

似た表現の違いを整理しよう

比較 違いの目安
put on と wear put onは「身につける動作」、wearは「身につけている状態」です。
put off と call off put offは後日に延期、call offは予定自体を中止します。
put awayput back put awayは定位置へ収納、put backは元あった場所へ戻すことに焦点があります。
put out と turn off put outは火・たばこを消すのに自然。turn offは電源やスイッチを切るのが基本です。
put down と write down どちらも書き留められますが、write downは「書く」動作をより明確に示します。
put across と get across put acrossは伝え手が考えを表現すること、get acrossは内容が相手へ届く結果にも焦点を置けます。
put up with と live with put up withは不満をこらえる響きが強く、live withは現実として受け入れる意味にも使えます。

put句動詞の語順と文法

putは多くの場合、後ろに「何を置くか」という目的語を必要とします。ただし、目的語をどこに置けるかは句動詞ごとに異なります。

分離できる句動詞

put on、put off、put away、put back、put down、put outなどは、名詞の目的語を後ろにも途中にも置けます。

  • Put on your jacket. / Put your jacket on.
  • We put off the meeting. / We put the meeting off.

目的語が代名詞なら、原則としてputとパーティクルの間です。

  • Put it on.(Put on it. ではありません)
  • Put them away.
  • Put it back.

分離しない3語表現

put up withput in forのような3語表現は、最後の前置詞までを一まとまりとして、その後ろに目的語を置きます。

  • I can’t put up with the noise.
  • She put in for a promotion.

AとBを取る語順

put A down to Bは「Aという結果をBという原因へ置く」、put A down as Bは「AをBとして記録・分類する」という順番です。

  • I put the mistake down to fatigue.(そのミスは疲労が原因だと考えました)
  • They put me down as a beginner.(彼らは私を初心者として記録しました)

しゅみすけ(大山俊輔)

代名詞の語順で迷ったら、put it on、put it off、put it backのように「短い代名詞を真ん中へ」と覚えると、会話で口から出しやすくなります。

この句動詞が出てこなかったら?しゅみすけ式の簡単な言い換え

句動詞を思い出せないときは、難しい一語へ置き換えようとせず、「何を、どうするか」を中学英語で直接説明すれば十分です。

言いたいこと 句動詞 簡単な英語で言い換える
会議を延期した put off We decided to have the meeting next week.
スマホをしまって put away Please keep your phone in your bag.
部品を組み立てた put together I made it from several parts.
考えをうまく伝えた put across I explained my idea clearly.
騒音を我慢できない put up with I can’t accept this noise anymore.
電話をつなぎます put through I’ll connect your call.
  1. まず頻出10個を、短い例文ごと覚える
  2. on・off・in・outなどの方向を絵で思い出す
  3. 代名詞を入れたput it on型を声に出す
  4. 出てこなければ、知っている簡単な文へ分解する

仕組みから学びたい方へ

b-cafe.netの個別記事は、完成した句動詞の意味・ニュアンス・語順・実際の使い方を詳しく扱います。「なぜ基本動詞と短い語の組み合わせで意味が広がるのか」を先に理解したい方は、be-rize.comの句動詞をコアイメージで理解する方法putのコアイメージも参考にしてください。

まとめ:put句動詞は「どこ・どんな状態へ置くか」で覚える

putを使った句動詞は、ばらばらの熟語ではありません。putの「対象をある位置・状態へ置く」に、on・off・in・out・up・down・back・awayなどの方向を重ねると、意味のつながりが見えてきます。

  • 最初はput on・off・out・away・backなど、動きを想像しやすい表現から学ぶ
  • 仕事ではput forward・put in for・put togetherも優先する
  • 代名詞はput it onのように真ん中へ置く表現が多い
  • put up withなどの3語表現は分離しない
  • 忘れたら、簡単な英語で状況を直接説明する

気になる表現が見つかったら、一覧のリンクから個別記事へ進み、意味・語順・例文を一つずつ確かめてください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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