put inの意味は?「入れる・設置する・時間や努力を注ぐ・提出する」の使い方と語順

put inの意味・使い方・語順を解説するアイキャッチ画像

put in は「中に入れる」だけでなく、「設備を設置する」「時間・努力を注ぐ」「申請・要求を提出する」にも使われます。意味が散らばって見えるため、日本語訳を一つだけ覚えると実際の会話で迷いやすい句動詞です。

先に結論を言うと、共通する感覚は「物・時間・努力・書類などを、場所・活動・手続きの中へ入れる」です。この感覚をつかむと、文脈ごとの訳を丸暗記しなくても理解しやすくなります。

put inの主な意味は4つ

意味よく使う形
中へ入れる・加えるput A in / put in APut your name in the box.
設備を設置するput in equipmentWe put in a new kitchen.
時間・努力を注ぐput in time / effort / workShe put in a lot of effort.
申請・要求を提出するput in an application / requestI put in my application.

put inの「中へ入れる・設備を設置する・時間や努力を注ぐ・申請や要求を提出する」を示す図解

しゅみすけ(大山俊輔)

訳語が変わっても、「何かを中へ入れる」という動きは同じです。物なら場所へ、努力なら活動へ、申請なら手続きへ入ると考えてみましょう。

put+inから意味の仕組みを理解しよう

put は「何かをある位置・状態に置く」、in は「中へ・中に加わって」という方向を示します。したがって put in の土台は「対象を内側へ置く」です。

  • 鍵をポケットの中へ置く → put the key in your pocket
  • 新しい設備を建物の中へ組み込む → put in new equipment
  • 時間や努力を仕事の中へ注ぎ込む → put in time and effort
  • 申請を正式な手続きの中へ載せる → put in an application

ネイティブの感覚では、難しい一語動詞というより、何かが「外から内へ」「まだない状態から組み込まれた状態へ」移る、具体的で日常的な表現です。

1.物を「中へ入れる・加える」

最も文字どおりの用法です。容器や場所の中に物を入れるほか、文章・フォーム・料理などに情報や材料を加える場合にも使えます。

  • Put the receipt in your bag.
    レシートをバッグに入れて。
  • I forgot to put my phone in my suitcase.
    スーツケースに携帯を入れるのを忘れました。
  • Could you put your address in this form?
    このフォームに住所を入力してもらえますか。
  • Don’t put too much salt in the soup.
    スープに塩を入れすぎないで。

情報を加える意味では、関連記事の「追加する」を英語でどう言う?add・include・insert・appendの違いも参考になります。

2.設備を「設置する・取り付ける」

家やオフィスに設備・機器・窓・暖房などを取り付け、使える状態にする場合にも put in が自然です。日常会話では install よりやわらかく聞こえます。

  • We’re putting in a new air conditioner next week.
    来週、新しいエアコンを設置します。
  • They put in new windows when they renovated the house.
    家を改装したとき、新しい窓を取り付けました。
  • The company has put in a better security system.
    会社はより良いセキュリティーシステムを導入しました。

install は機器やソフトウェアを正式・技術的に設置する語です。put in は会話的で、「そこになかったものを新しく入れた」という変化に焦点があります。

3.時間・努力・仕事を「注ぐ」

目標や仕事に時間・努力を投入する用法は、仕事でも日常でも非常によく使われます。

  • She put in a lot of effort to improve her English.
    彼女は英語を上達させるために大きな努力をしました。
  • We put in three hours preparing for the meeting.
    私たちは会議の準備に3時間かけました。
  • He has really put in the work this year.
    彼は今年、本当にしっかり努力してきました。
  • I put in a ten-hour day yesterday.
    昨日は10時間働きました。

put in the hours は「必要な時間をきちんとかける」、put in the work は「成果に必要な努力をする」という定番表現です。単に時間を過ごす spend よりも、努力や投入の感覚が出ます。詳しくはspend A on Bの意味と使い方、努力の言い方はmake an effortの意味と使い方も確認してみてください。

しゅみすけ(大山俊輔)

put in the work は、ただ忙しかったというより「必要な努力を実際に積み上げた」という評価を込めやすい表現です。

4.申請・要求・入札などを「提出する」

申請、要求、請求、入札などを正式な手続きへ出す場合にも使います。書類そのものだけでなく、要求や申し出を正式に伝える感覚です。

  • I put in my application yesterday.
    昨日、申請書を提出しました。
  • We’ve put in a request for more staff.
    私たちは増員を要請しました。
  • She put in a claim for the damaged luggage.
    彼女は破損した荷物について補償請求を出しました。
  • Three companies put in bids for the project.
    3社がそのプロジェクトに入札しました。

submit は提出という行為を正確に表す、ややフォーマルな語です。put in は会話で自然で、「正式に出して、手続きに載せた」という響きがあります。

語順:名詞は前後に置けるが、代名詞は真ん中

物を入れる意味の put in は、目的語が名詞なら分離できることがあります。

  • Put the details in.(詳細を入れてください)
  • Put in the details.(詳細を入れてください)

しかし、目的語が it / them などの代名詞なら、原則として put と in の間に置きます。

  • Put it in.
  • × Put in it.
  • Put them in.
  • × Put in them.

一方、後ろに場所を続ける場合は put + 目的語 + in + 場所 が基本です。

  • Put it in the drawer.
    それを引き出しに入れて。
  • She put the lenses in her eyes.
    彼女はコンタクトレンズを目に入れました。

コンタクトレンズの自然な言い方は、コンタクトを入れる・外すを英語でどう言う?でも詳しく解説しています。

しゅみすけ(大山俊輔)

代名詞の語順は「短い it を真ん中に入れる」と覚えれば大丈夫です。Put it in. を一つのかたまりで口に出して練習しましょう。

よく使われる文型・コロケーション

表現意味
put in time / hours時間をかける
put in effort / work努力する
put in an application申請書を出す
put in a request / claim要求・請求を出す
put in a bid入札する
put in a good word for someone人をよく言って推薦する

活用形は put–put–put で変化しません。進行形は putting in、三人称単数現在は puts in です。

put inと似た表現の違い

表現中心の意味・ニュアンス
put in中へ入れる、活動や手続きへ投入する。会話的で幅広い
insert決まった位置へ差し込む。正確でややフォーマル
install設備・機器・ソフトを使える状態に設置する
spend時間・お金を費やす。投入の努力感は必須ではない
devote時間・努力を意識的にささげる。ややフォーマル
submit書類や案を正式に提出する

なお、put in for a promotion のような put in for は「~を正式に申し込む・希望する」という別のまとまりです。まずは今回の put in + 目的語 を定着させると整理しやすくなります。

日本人が間違えやすいポイント

1.put in itとは言わない

代名詞は真ん中です。Put it in. と言います。

2.「努力する」を何でもdo effortにしない

effort には make an effortput in effort を使います。

3.put inとput intoを混同しない

put it in the boxin は場所を導く前置詞です。put effort into the project は「努力をそのプロジェクトへ注ぐ」という形です。どちらも「内側へ」の感覚がありますが、後ろに何を置くかが違います。

しゅみすけ式:put inが出てこなかったら?

句動詞が思い出せなくても、意味ごとに簡単な英語へ分解すれば十分伝わります。

  • 中へ入れる:Please add this information.
    この情報を加えてください。
  • 設備を設置する:They installed a new air conditioner.
    彼らは新しいエアコンを設置しました。
  • 時間・努力を注ぐ:I worked on it for three hours.
    私はそれに3時間取り組みました。
  • 申請を提出する:I sent my application yesterday.
    私は昨日、申請書を送りました。

難しい同義語を探すより、「何を入れたのか」「何時間取り組んだのか」「何を送ったのか」を具体的に言えば、会話の目的は達成できます。

関連するputの句動詞

まとめ

put in の基本は「何かを中へ入れる」です。そこから、物を入れる、設備を組み込む、時間や努力を活動へ注ぐ、申請や要求を手続きへ提出する、という4つの実用的な意味につながります。

語順では、名詞は put the details in / put in the details の両方が可能ですが、代名詞は Put it in. のように必ず真ん中に置くのが重要です。まずは put in the timeput in the effortput in an application をかたまりで覚えて、日常と仕事の両方で使ってみましょう。

putを使うほかの表現もまとめて確認したい方は、putを使った句動詞一覧をご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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