
会議で意見が分かれたときの「採決しましょう」「この案を投票にかけましょう」は、英語でどう言えばよいのでしょうか。
基本は take a vote、案件を投票にかけるなら put it to a vote です。この記事では自然な表現に加えて、それを忘れたときに知っている簡単な英語でどう切り抜けるかも考えます。
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「採決する」は英語で take a vote
take a vote は「投票を行う」「採決する」という意味です。会議の参加者に賛否や選択を示してもらうときに使えます。
- Let’s take a vote.
採決しましょう。 - We’ll take a vote at the end of the meeting.
会議の最後に採決します。 - Can we take a quick vote?
簡単に投票してもいいですか。
take には「その行為を行う」という使い方があります。take a break(休憩する)や take a look(見る)と同じく、take a vote で「投票という行為をする」と考えられます。
発音のポイント
take a vote は「テイク・ア・ヴォウト」に近い発音です。会話では take a がつながり、「テイカ」のように聞こえます。
vote の最初は上の歯を下唇に軽く当てる /v/ の音です。日本語の「ボート」にならないよう、唇に少し振動を感じながら発音しましょう。
put it to a vote は「それを投票にかける」
put it to a vote は、ある提案や問題を「投票にかける」という表現です。何について決めるのかに焦点があります。
- Let’s put it to a vote.
それを投票にかけましょう。 - We decided to put the proposal to a vote.
その提案を採決にかけることにしました。 - Should we put this issue to a vote?
この問題を投票にかけましょうか。
take a vote は「みんなで投票する」、put something to a vote は「何かを投票の対象にする」という違いです。
日本語の「採決する」と英語のズレ
日本語の「採決する」には、投票を始めること、賛否を尋ねること、結果を決めることまで含まれる場合があります。英語では、何をしている段階かによって表現を分けます。
- take a vote:投票を行う
- put it to a vote:案件を投票にかける
- vote on the proposal:提案について投票する
- make a decision:決定する
単に話し合って決めるだけなら、投票とは限らないので make a decision や decide の方が自然です。
しゅみすけ(大山俊輔)
vote on・vote for・vote against の違い
- vote on + 議題:何について投票するか
We voted on the new plan.(新しい計画について投票しました) - vote for + 人・案:何に賛成票を入れるか
I voted for Option A.(A案に投票しました) - vote against + 人・案:何に反対票を入れるか
Three people voted against the proposal.(3人がその提案に反対票を入れました)
for は支持する方向、against は反対する方向を示します。詳しい使い分けはvote for・vote againstの意味と違いでも解説しています。
実際の会議で使える例文
- All in favor, please raise your hand.
賛成の方は手を挙げてください。 - Who is against the proposal?
この提案に反対の方は誰ですか。 - The vote was five to two.
投票結果は5対2でした。 - The proposal passed.
提案は可決されました。 - The proposal was rejected.
提案は否決されました。 - We decided by a show of hands.
挙手で決めました。
挙手による採決なら、「挙手する」は英語で?もそのまま使えます。
英語日記・独り言で使える表現
- We took a vote in today’s meeting.
今日の会議で採決しました。 - I voted for the first option.
私は最初の案に投票しました。 - Most people chose Option B.
ほとんどの人がB案を選びました。 - We couldn’t make a decision today.
今日は決定できませんでした。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
take a vote が出てこなくても、「結局、何をするのか」を簡単な英語に分ければ大丈夫です。
何をする?
↓
みんなに聞く
↓
どちらがいいか選んでもらう
- Let’s ask everyone.
みんなに聞きましょう。 - Which one do you want?
どちらがいいですか。 - Please choose A or B.
AかBを選んでください。 - Who wants Option A?
A案がいい人は誰ですか。 - Let’s see what everyone thinks.
みんながどう思うか確認しましょう。
難しい「採決」を英訳するのではなく、「全員に聞いて、AかBを選んでもらう」と場面を説明すれば、十分に目的を達成できます。
しゅみすけ(大山俊輔)
よくある質問
「多数決で決める」は英語で?
decide by majority vote と言えます。簡単に言うなら Let’s choose the one most people want.(いちばん多くの人が望む方を選びましょう)でも伝わります。
「挙手で採決する」は英語で?
take a vote by a show of hands や decide by a show of hands と言えます。実際の進行では Please raise your hand if you agree. が分かりやすい表現です。
ballot は使える?
ballot は投票用紙や無記名投票を指すことが多い言葉です。通常の会議で単に賛否を尋ねるなら、まずは vote を使うのが自然です。
まとめ
「採決する」は take a vote、「その案件を投票にかける」は put it to a vote が基本です。投票対象には vote on、賛成・反対の方向には vote for / against を使います。
表現を忘れても、Let’s ask everyone.、Which one do you want? と目的をそのまま伝えれば会議は進められます。関連表現は会議で使う英語フレーズまとめもあわせてどうぞ。









