「有罪になる」は英語で?be convicted・be found guilty・be proven guiltyの違い

「有罪になる」は英語で?be convicted・be found guilty・be proven guiltyの違い

「有罪になる」は英語で、正式に有罪判決を受けるなら be convicted が基本です。裁判官や陪審に「有罪」と判断されることを分かりやすく言うなら be found guilty、証拠によって有罪だと立証されることに焦点を当てるなら be proven guilty が使えます。

この記事では、3表現の違いに加えて、「有罪を認める」plead guilty、「刑を言い渡される」be sentencedとの違いも、初心者向けの短い例文で整理します。

正式に「有罪になる」はbe convicted

convict は、裁判所が人に有罪判決を下す動詞です。「人が有罪判決を受ける」と言うときは、受け身の be convicted がよく使われます。

  • He was convicted of fraud.
    彼は詐欺罪で有罪となりました。
  • She was convicted after a three-week trial.
    彼女は3週間の裁判の末、有罪となりました。
  • The jury convicted the defendant.
    陪審は被告人を有罪としました。

簡単な英語に言い換えると、be convicted = the court officially says you are guilty(裁判所が正式に有罪と判断する)です。

罪名を続けるときは、通常 be convicted of+犯罪・罪状 の形にします。

  • He was convicted of theft.
    彼は窃盗罪で有罪となりました。
  • She was convicted of two offenses.
    彼女は2件の犯罪で有罪となりました。

be found guiltyは「有罪と判断される」

be found guilty は、裁判官や陪審が被告人を有罪と判断することを、そのまま分かりやすく表す言い方です。be convictedと同じ結果を指すことが多いですが、こちらは guiltyという評決・判断に焦点があります。

  • She was found guilty.
    彼女は有罪となりました。
  • He was found guilty on all counts.
    彼はすべての訴因で有罪となりました。
  • The jury found him guilty of murder.
    陪審は彼を殺人罪で有罪と判断しました。

簡単に言えば、be found guilty = the judge or jury says “guilty” です。convictedという単語を忘れても、guiltyを使えば伝えやすくなります。

be proven guiltyは「有罪だと立証される」

be proven guilty は、証拠によって有罪であることが立証される、という意味です。これは裁判結果の定型表現というより、証明・立証の過程に焦点を当てた言い方です。

  • He must be proven guilty beyond a reasonable doubt.
    合理的な疑いを超えて、彼が有罪であることが立証されなければなりません。
  • A person is presumed innocent until proven guilty.
    有罪と証明されるまでは無罪と推定されます。
  • The prosecution failed to prove her guilty.
    検察は彼女の有罪を立証できませんでした。

ニュースで裁判結果を伝えるなら be convicted や be found guilty のほうが自然です。be proven guiltyは「有罪になる」より「有罪だと証明される」に近い表現です。

be convicted・be found guilty・be proven guiltyで「有罪になる」を使い分ける図

be convicted・be found guilty・be proven guiltyの違い

表現 中心イメージ 焦点
be convicted 正式に有罪判決を受ける 法律上の結果
be found guilty 有罪と判断される 裁判官・陪審の評決
be proven guilty 有罪だと立証される 証拠と立証

裁判結果を簡潔に伝えるなら be convicted、guiltyという判断を説明するなら be found guilty、証拠による立証を強調するなら be proven guilty と整理すると分かりやすいでしょう。

plead guiltyは「有罪を認める」

plead guilty は、被告人が裁判手続きで有罪を認めることです。裁判官や陪審が有罪と判断する be found guilty とは、主語と段階が違います。

  • He pleaded guilty to the charge.
    彼はその罪状を認めました。
  • She decided to plead guilty.
    彼女は有罪を認めることにしました。
  • He entered a guilty plea.
    彼は有罪答弁をしました。

plead guilty は本人の答弁、be convicted は法律上の有罪判決です。有罪を認めたあとに、裁判所が正式に有罪判決を出す流れになることがあります。

反対の「無罪を主張する」は plead not guilty です。詳しくは「否認する」は英語で?deny・dispute・plead not guiltyの違いをご覧ください。

be sentencedは「刑を言い渡される」

be sentenced は、有罪になったあとに懲役・罰金などの刑を言い渡されることです。「有罪になる」こと自体とは別の段階です。

  • He was convicted and sentenced to five years in prison.
    彼は有罪となり、禁錮5年を言い渡されました。
  • She was sentenced to pay a fine.
    彼女は罰金を支払うよう言い渡されました。
  • Sentencing will take place next month.
    量刑の言い渡しは来月行われます。

つまり、conviction は有罪認定、sentence はその後に決められる刑です。判決関連の表現は、「判決を下す」は英語で?rule・deliver a verdict・sentenceの違いで詳しく整理しています。

convictは名詞にもなる

convict は動詞では「有罪判決を下す」ですが、名詞では「受刑者・有罪判決を受けた人」という意味になります。発音の強勢も異なります。

  • 動詞 conVICT:有罪判決を下す
  • 名詞 CONvict:受刑者、有罪判決を受けた人

ただし、人を指してconvictと言うと強く分類する響きがあります。通常の会話では、必要な文脈に応じて prisoner(受刑者・囚人)や person convicted of …(〜で有罪になった人)なども使われます。

「有罪」と「無罪」を対で覚える

  • be convicted ↔ be acquitted
    有罪判決を受ける ↔ 無罪判決を受ける
  • be found guilty ↔ be found not guilty
    有罪と判断される ↔ 無罪と判断される
  • plead guilty ↔ plead not guilty
    有罪を認める ↔ 無罪を主張する

無罪側の詳しい違いは、「無罪になる」は英語で?be acquitted・be found not guilty・be clearedの違いで確認できます。

裁判結果を尋ねる短い英語

  • Was he found guilty?
    彼は有罪になりましたか。
  • Was she convicted?
    彼女は有罪判決を受けましたか。
  • What was the verdict?
    評決はどうなりましたか。
  • What was he convicted of?
    彼は何の罪で有罪になったのですか。
  • Has she been sentenced yet?
    彼女はもう刑を言い渡されましたか。

convictedが出てこないときは、Did the court say he was guilty?(裁判所は彼を有罪と判断しましたか)のように基本語で言い換えられます。

しゅみすけ(大山俊輔)

正式な有罪判決はbe convictedですが、難しい単語を忘れたらguiltyを使えば大丈夫です。Did the court say he was guilty? のように、知っている単語だけでも裁判結果を確認できます。

まとめ

正式に「有罪になる」は be convicted、裁判官や陪審から有罪と判断されることに焦点を当てるなら be found guilty、証拠による立証を表すなら be proven guilty です。

plead guilty は本人が有罪を認める答弁、be sentenced は有罪認定後に刑を言い渡されることです。誰が判断し、裁判のどの段階なのかを見ると、表現を選びやすくなります。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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