料理で「味見する」は英語で?taste・have a taste・taste-testの違い

料理中にスープを味見する女性と英語taste

料理の「味見する」は英語で、基本的に taste と言います。

Taste the soup. なら「スープを味見して」、I tasted the soup. なら「スープを味見しました」です。

この記事では「味見する」の自然な英語表現を紹介します。ただ、本当の目的は taste を一語覚えることだけではありません。会話中に思い出せなくても、「少し食べて、味を確かめた」と知っている英語へ分ければ伝えられます。その方法も一緒に考えてみましょう。

「味見する」の一番自然な英語はtaste

taste は、食べ物や飲み物を少量口にして、その味を確かめるときに使えます。

  • Taste the soup.
    スープを味見してください。
  • I tasted the sauce.
    ソースを味見しました。
  • Taste it and tell me what you think.
    味見して、どう思うか教えてください。
  • I tasted the curry before serving it.
    盛り付ける前にカレーを味見しました。

「何を味見するか」は、taste + 食べ物 の順番です。日本語の「〜を味見する」と近いので、基本の形は難しくありません。

しゅみすけ(大山俊輔)

料理中のtasteには、「少し口に入れて、味がちょうどよいか確かめる」という動作が含まれます。全部食べるのではなく、確認のために少し試す感覚です。

taste・have a taste・taste-testの違い

表現 主な意味
taste 味を確かめるために口にする Taste the soup.
have a taste 少し味わってみる・一口試す Have a taste.
taste-test 味を評価・比較するために試食する We taste-tested two sauces.
taste test 味を比べる試食・味覚テスト(名詞) We did a taste test.

have a taste は、相手に「ちょっと味わってみて」と勧めるときにも便利です。

taste-test は、商品やレシピを評価したり、複数の味を比べたりする少し計画的な試食です。日々の料理で鍋の味を確認するだけなら、通常はシンプルな taste が合います。

taste、have a taste、taste-testの使い方を比較する料理イラスト

発音のポイント

taste の発音は /teɪst/ です。「テイスト」に近い音ですが、英語では最後に母音を足さず、st を続けて終えます。

過去形の tasted は /ˈteɪstɪd/ で、「テイスティド」のように2音節になります。I tasted it. を一つのかたまりで練習すると、英語日記や会話でも使いやすくなります。

tasteには「味見する」と「〜の味がする」がある

taste は同じ単語でも、文の形によって意味が変わります。

  • I tasted the soup.
    私はスープを味見しました。
  • The soup tastes good.
    そのスープはおいしいです。
  • The soup tastes salty.
    そのスープは塩辛い味がします。

最初の文では、人が主語で、そのあとに味見する物を置きます。後ろの2文では食べ物が主語になり、taste + 形容詞 で「〜の味がする」と表します。

つまり、I taste the soup.The soup tastes good. は、同じ taste でも文の中での仕事が違います。

「味見する」と「食べてみる」のズレ

日本語の「味見する」は、料理の味を確かめる目的がはっきりしています。英語の taste にもその意味がありますが、場面によっては try も使えます。

  • Taste the soup to see if it needs more salt.
    塩がもっと必要か、スープを味見してください。
  • Try this soup.
    このスープを食べてみてください。

taste は「味を確かめる」に焦点があります。try はもっと広く、「試してみる・食べてみる」です。調理中の確認なら taste、相手に料理を勧めるなら try が自然になることもあります。

料理や英語日記で使える例文

  • I tasted the soup and added a little salt.
    スープを味見して、塩を少し加えました。
  • Can you taste the sauce for me?
    ソースを味見してくれますか?
  • Have a taste. Is it too spicy?
    ちょっと味見して。辛すぎますか?
  • I always taste the food before I serve it.
    私は料理を出す前に必ず味見します。
  • The sauce tasted a little sweet, so I added some salt.
    ソースが少し甘く感じたので、塩を加えました。
  • We taste-tested three kinds of soup.
    3種類のスープを試食して比べました。

英語日記なら、I tasted the curry before dinner.I tasted the soup and added more salt. のように、その日の料理の動作をそのまま書けます。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

taste が会話中に出てこないとします。「味見する」に対応する別の難しい単語を探すのではなく、実際にしたことへ戻ります。

  1. 何をした?
    料理を少し食べた。
  2. なぜ?
    味が大丈夫か知りたかった。
  3. そのあと何をした?
    塩を少し加えた。

知っている基本語だけなら、次のように言えます。

  • I ate a little to see if it was good.
    おいしいか確かめるために少し食べました。
  • I tried a little soup.
    スープを少し試しました。
  • I wanted to know if it needed more salt.
    もっと塩が必要か知りたかったです。
  • I had a little, and then I added some salt.
    少し口にして、それから塩を加えました。
  • Try it. Is it okay?
    ちょっと食べてみて。大丈夫ですか?

「味見する」という日本語を丸ごと変換できなくても、eat a littletrywant to know があれば、したことと目的を伝えられます。

しゅみすけ(大山俊輔)

「味見」の名前が分からなくても、「少し食べた。味が大丈夫か知りたかった」と場面を二つの文にすれば伝わります。英語を止めないためには、動作と目的に分けるのがコツです。

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まとめ

料理の「味見する」は、基本的に taste です。Taste the soup.I tasted the sauce. のように使えます。一口試すなら have a taste、比較・評価のための試食なら taste-test も使えます。

でも、taste を忘れても英語を止める必要はありません。I ate a little to see if it was good. のように、「何をしたか」と「なぜしたか」へ分ければ、知っている英語だけでも十分伝えられます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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