
「厚かましいお願いですが」は英語で、I know this is a lot to ask, but … と表せます。
相手に負担がかかる大きな頼み事だと分かっていることを、お願いの前に伝える表現です。I hate to ask, but … や I’m sorry to ask, but … もよく使います。
ただし、実際の会話では「厚かましい」に対応する難しい形容詞を探す必要はありません。I’m sorry. Can you help me? と、申し訳ない気持ちとお願いを二つに分けても十分伝わります。
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「厚かましいお願いですが」は I know this is a lot to ask, but …
I know this is a lot to ask, but … は、直訳すると「これは多くを求めることだと分かっていますが」です。相手の時間・手間・負担が大きいお願いを切り出すときに使います。
- I know this is a lot to ask, but could you check this report today?
厚かましいお願いですが、今日この報告書を確認してもらえますか。 - I know it’s a lot to ask, but can I stay with you for a few days?
図々しいお願いだとは分かっていますが、数日泊めてもらえますか。 - This may be a lot to ask, but could you help me move?
無理なお願いかもしれませんが、引っ越しを手伝ってもらえますか。
this はこれからするお願い、a lot to ask は「相手に求めることが多い・負担が大きい」という意味です。
発音のポイント
I know this is a lot to ask. は、カタカナなら「アイ・ノウ・ディスィズァ・ロットゥ・アスク」に近い音です。
this is a は一語ずつ区切らず、「ディスィズァ」のようにつなげます。lot to も「ロットゥ」のようにまとまります。最後の ask は、日本語の「アスク」より母音を前に出し、語末の k を軽く止めます。
a lot to askは「質問が多い」ではない
ask には「質問する」だけでなく、「求める・頼む」という意味があります。ここでの a lot to ask は質問の数ではなく、相手に求める負担が大きいということです。
| 表現 | 中心の意味 |
|---|---|
| ask a question | 質問する |
| ask someone to do something | 人に何かするよう頼む |
| a lot to ask | 要求が大きい・負担の大きいお願い |
しゅみすけ(大山俊輔)
shameless requestとは普通言わない
shameless は「恥知らずな・恥じる様子がない」という強い批判の言葉です。自分のお願いを控えめに「厚かましいお願いですが」と切り出すために This is a shameless request. と言うと、必要以上に強く不自然に聞こえます。
日本語の「厚かましいお願い」は、多くの場合、相手への配慮を示す前置きです。そのため英語では、次のように負担への理解や謝意を示します。
- I know this is a lot to ask.
大きなお願いだと分かっています。 - I hate to ask, but …
こんなことを頼むのは心苦しいのですが。 - I’m sorry to ask, but …
お願いして申し訳ありませんが。
I hate to ask, but …は「頼みにくいのですが」
I hate to ask, but … は、頼むことをためらっている、申し訳なく思っているという気持ちを表します。実際に「嫌い」というより、「できれば頼みたくないのですが」という配慮です。
- I hate to ask, but could you lend me some money?
頼みにくいのですが、少しお金を貸してもらえますか。 - I hate to ask, but can you work this weekend?
お願いしづらいのですが、今週末働けますか。
お願いの負担の大きさを強調するなら a lot to ask、自分の頼みにくい気持ちを強調するなら I hate to ask が合います。
相手が断りやすい一言も添えよう
大きなお願いをするときは、相手が無理なく断れるように一言添えると、さらに丁寧です。
- It’s completely okay if you can’t.
無理ならまったく大丈夫です。 - Please don’t feel pressured.
プレッシャーに感じないでください。 - I understand if it’s not possible.
難しい場合は理解します。
I know this is a lot to ask, but could you help me? It’s completely okay if you can’t. のようにつなげると、お願いと配慮の両方が伝わります。
実際に使える例文
職場で
- I know this is a lot to ask, but could you finish this by tomorrow?
厚かましいお願いですが、明日までに終えてもらえますか。 - I’m sorry to ask at the last minute, but can you join the meeting?
直前のお願いで申し訳ありませんが、会議に参加できますか。 - I hate to ask, but could you cover my shift?
頼みにくいのですが、私の勤務を代わってもらえますか。
友人・家族に
- I know it’s a lot to ask, but could I borrow your car?
厚かましいお願いだけど、車を借りてもいいですか。 - Could you watch my dog this weekend? It’s okay if you can’t.
今週末、犬を見てもらえますか。無理なら大丈夫です。 - I’m sorry to ask again, but can you help me?
またお願いして申し訳ないのですが、助けてもらえますか。
独り言・英語日記で使ってみよう
- I asked my coworker for a big favor today.
今日は同僚に大きなお願いをしました。 - I felt bad because my request took a lot of her time.
私のお願いで彼女の時間を多く使ったので、申し訳なく思いました。 - I told him it was okay to say no.
断っても大丈夫だと彼に伝えました。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

I know this is a lot to ask. が出てこなくても大丈夫です。「厚かましい」を英語にしようとせず、申し訳ない気持ちとお願いを別々に言います。
まず、申し訳ない気持ちを言う
I’m sorry.
ごめんなさい。申し訳ありません。
次に、お願いする
Can you help me?
助けてもらえますか。
何をしてほしいか具体的に言う
Can you check this today?
今日これを確認してもらえますか。
断っても大丈夫だと伝える
It’s okay if you can’t.
無理なら大丈夫です。
これで、「負担の大きいお願いだと分かっている」「申し訳なく思っている」「相手は断ってもよい」という中身が伝わります。
- I’m sorry. I need your help.
申し訳ありません。あなたの助けが必要です。 - This is a big favor. Can you do it?
大きなお願いです。できますか。 - I know you are busy. Can you help me?
忙しいのは分かっています。助けてもらえますか。
しゅみすけ(大山俊輔)
関連する表現
一般的な丁寧な頼み方は、「依頼・お願い」は英語で?丁寧な頼み方・ビジネスメール例文で整理しています。
「恐縮ですが」「申し訳ないのですが」の使い分けは、「恐縮する」は英語で?I’m sorry・I appreciate it・I feel badの使い分けが参考になります。
人に親切なことをお願いする定番表現は、do someone a favorとDo me a favorの使い方で詳しく解説しています。
まとめ
- 「厚かましいお願いですが」は I know this is a lot to ask, but …
- 頼みにくい気持ちは I hate to ask, but …
- shameless は強すぎるため、控えめな前置きには通常使わない
- It’s okay if you can’t. を添えると相手が断りやすい
- 表現を忘れたら I’m sorry. Can you help me? と二つに分ける









