「妥協する」は英語で?compromise・meet halfway・settle forの違い

「妥協する」は英語で?compromise・meet halfway・settle forの違い

「妥協する」は英語でどう言えばよいのでしょうか。辞書ではまず compromise が見つかりますが、日本語の「妥協」には、お互いに譲る場合もあれば、理想より低いものを仕方なく選ぶ場合もあります。英語では、その違いを compromisemeet halfwaysettle foraccept などで表します。

難しい単語が出てこなくても大丈夫です。We both changed our plans.(二人とも予定を変えました)のような簡単な文でも、状況は十分伝えられます。

「妥協する」は英語で?まず結論

  • compromise:双方が少しずつ譲る
  • meet halfway:歩み寄って中間点で合意する
  • settle for:本当は望んでいないものを受け入れる
  • accept:変えられない現実や条件を受け入れる
compromise・meet halfway・settle for・acceptの違い比較図

compromise:お互いに譲って合意する

compromise は、意見や希望が異なる二者が、それぞれ一部を譲って合意することです。名詞では「妥協・折衷案」、動詞では「妥協する」という意味になります。

We compromised on the travel plan.

私たちは旅行の計画について妥協しました。

Neither side wanted to compromise.

どちら側も妥協したがりませんでした。

compromise on + 条件・問題compromise with + 人 が基本です。ただし「品質を妥協する」のように、大切な基準を損なう意味では compromise quality と前置詞なしでも使われます。

meet halfway:歩み寄って折り合う

meet someone halfway は、直訳すると「相手と中間地点で会う」。そこから「相手も自分も歩み寄る」という意味になります。compromise より会話的で、相手に協力を求めるときにも便利です。

I changed the date. Can you meet me halfway?

私は日付を変えました。あなたも少し歩み寄ってくれますか?

Let’s meet halfway and have dinner at seven.

お互いに歩み寄って、7時に夕食にしましょう。

settle for:理想ではないものを仕方なく選ぶ

settle for は、より良いものを望んでいたけれど、それより低い選択肢で手を打つことです。双方が譲る compromise とは違い、話し手自身の「不本意さ」が中心です。

The blue one was sold out, so I settled for the black one.

青は売り切れだったので、黒で妥協しました。

Don’t settle for less.

安易に低い条件で妥協しないで。

accept:現実や条件を受け入れる

交渉して中間案を作るのではなく、変えられない結果や条件をそのまま受け入れるなら accept が自然です。「妥協」という訳語に引っ張られず、「受け入れる」と考えると選びやすくなります。

It wasn’t my first choice, but I accepted it.

第一希望ではありませんでしたが、受け入れました。

「品質に妥協しない」はどう言う?

広告や仕事でよく見る「品質に妥協しない」は、We never compromise on quality. が定番です。品質という基準について譲らないため、on を使います。

We won’t compromise on safety.

私たちは安全性について妥協しません。

一方、This change could compromise safety. は「この変更は安全性を損なうおそれがある」という別の意味です。compromise には「危うくする・損なう」もあるため注意しましょう。

簡単な英語で「妥協」を伝える

compromise が出てこないときは、「誰が何を変えたか」「理想ではないが受け入れた」を短い文にします。

  • We both changed our plans.
    二人とも予定を変えました。
  • This is not perfect, but it’s OK.
    完璧ではありませんが、これで大丈夫です。
  • I wanted the blue one, but I chose the black one.
    青が欲しかったのですが、黒を選びました。
  • We found a plan that works for both of us.
    二人に都合のよい案を見つけました。
  • I accepted the price.
    その価格を受け入れました。

よくある間違い

いつでも compromise と訳す

「黒で妥協した」のように、片方が希望より低い選択をしたなら settled for the black one が自然です。

compromise to と言う

問題・条件について妥協するなら通常は compromise on、相手と妥協するなら compromise with を使います。

まとめ

双方が譲るなら compromise、会話的に「歩み寄る」なら meet halfway、不本意な選択で手を打つなら settle for、現実を受け入れるなら accept です。難しい語が出なくても、This is not perfect, but it’s OK. のように事実と気持ちを分けて言えば、自然な英語になります。

条件や価格を調整する場面は、交渉する英語のフレーズもあわせてご覧ください。

条件を下げて受け入れるのではなく、計画そのものをやめる場合は、「断念する」の英語表現が近い意味です。

双方が譲る妥協と、反対せず認める容認の違いは、「容認する」の英語表現で比較しています。

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