「骨折したかもしれない」は英語で?fracture・sprain・dislocationの違い

海外で足をけがし、骨折したかもしれないと英語で伝える旅行者

海外旅行中に転んだり、腕や足を強く打ったりして「骨折したかもしれない」と伝えるなら、I think my ankle may be broken.I may have broken my ankle. と言えます。見た目だけで骨折・捻挫・脱臼を区別するのは難しいため、病名を断定するより「動かせない」「腫れている」「いつ、どうやってけがをした」を短い英語で伝えることが大切です。

変形・骨の露出・強い出血・しびれなどは緊急です

手足が不自然な角度になっている、骨が見える、出血が激しい、指先・足先が青白い/冷たい/しびれる、首・背中・骨盤のけがが疑われる、大きな事故の後である場合は、滞在国・地域の緊急番号へ連絡してください。けがをした部位を無理に動かしたり、自分で元の位置へ戻したりしないでください。この記事だけで診断や処置を判断せず、救急サービスや医療者の指示に従ってください。

「骨折したかもしれない」を英語で伝える

  • I think my ankle may be broken.
    足首を骨折しているかもしれません。
  • I may have broken my arm.
    腕を骨折したかもしれません。
  • It might be a fracture.
    骨折かもしれません。
  • I can’t move my leg.
    脚を動かせません。
  • I can’t put any weight on it.
    そこに体重をかけられません。

broken は会話で使いやすい言い方、fracture は医療現場でも使われる名詞です。旅行者が診断を断定する必要はありません。may bemight beI think を使えば「〜かもしれない」と自然に伝えられます。

fracture・broken bone・sprain・strain・dislocationの違い

表現 意味 伝え方の例
fracture 骨折、骨のひび。医療的な語 It may be a fracture.
broken bone 折れた骨、骨折。日常的で分かりやすい I think I have a broken bone.
sprain 捻挫。関節を支える靱帯のけが I may have sprained my ankle.
strain 筋肉や腱を伸ばした・傷めた状態 I strained my back.
dislocation 脱臼。関節の骨が正常な位置から外れた状態 My shoulder may be dislocated.

身体の基本語彙であるbone・muscle・jointは「骨・筋肉・関節を英語で」で詳しく整理しています。

簡単な英語で乗り切る|状態・原因・緊急性の3ステップ

状態・原因・緊急性を伝える簡単英語3ステップ

  1. I can’t move my ankle.(足首を動かせません)
  2. I fell down.(転びました)
  3. I need a doctor now.(今すぐ医師が必要です)

しゅみすけ(大山俊輔)

fractureという単語が出なくても、I can’t move it. や It hurts a lot. で異変は伝わります。指をさして、どうけがをしたか、今すぐ助けが必要かを続けて伝えてください。

痛む場所と動かせないことを伝える英語

  • My ankle hurts a lot.(足首がとても痛いです)
  • My wrist is swollen.(手首が腫れています)
  • My shoulder looks out of place.(肩の位置がおかしく見えます)
  • I can’t bend my knee.(膝を曲げられません)
  • I can’t move my fingers.(指を動かせません)
  • My foot feels numb.(足がしびれています)
  • My toes feel cold.(足の指が冷たく感じます)
  • The pain is getting worse.(痛みがひどくなっています)

転んだ・ひねった・強く打ったを伝える

  • I fell down the stairs.(階段から転びました)
  • I slipped and fell.(滑って転びました)
  • I twisted my ankle.(足首をひねりました)
  • I landed on my wrist.(手首をついて着地しました)
  • I hit my shoulder hard.(肩を強く打ちました)
  • A car hit me.(車にぶつけられました)
  • It happened about twenty minutes ago.(約20分前に起きました)

事故そのものの説明は「事故に遭ったは英語で?」も参考にしてください。

「動かさないで」「触らないで」を英語で

  • Please don’t move it.(そこを動かさないでください)
  • Please don’t touch my arm.(腕に触らないでください)
  • Keep my leg still, please.(脚を動かさないようにしてください)
  • Don’t try to put it back.(元の位置に戻そうとしないでください)
  • Please support my ankle.(足首を支えてください)

NHSは、脱臼した可能性がある腕を動かしたり、自分で元に戻したりしないよう案内しています。また、MedlinePlusも、骨折が疑われる人を落ち着かせ、むやみに動かさず、必要なら現地の緊急番号へ連絡するよう案内しています。

救急車・受付・診察で使う英語

救急通報

  • We need an ambulance.(救急車が必要です)
  • She fell and can’t move her leg.(彼女は転んで脚を動かせません)
  • Her leg looks deformed.(脚が変形して見えます)
  • There is heavy bleeding.(大量に出血しています)
  • We are at the main entrance of the hotel.(ホテルの正面入口にいます)

救急通報の流れは「救急車を呼んでは英語で?」、出血が止まらない場合は「血が止まらないは英語で?」も確認してください。

病院の受付・診察

  • I think I may have broken my ankle.(足首を骨折したかもしれません)
  • It happened when I fell.(転んだときに起きました)
  • The pain started immediately.(すぐに痛み始めました)
  • It’s swollen and I can’t walk.(腫れていて歩けません)
  • Do I need an X-ray?(レントゲンが必要ですか)
  • Is it safe to move?(動かしても安全ですか)

場面別の短い会話例

ホテルで転倒したとき

Traveler: I fell down. I can’t move my ankle.
Staff: Are you bleeding?
Traveler: No, but it’s very painful and swollen. I need a doctor.
Staff: I’ll call for medical help.

救急通報で状況を伝えるとき

Operator: What happened?
Caller: My friend fell down the stairs. Her leg looks deformed.
Operator: Is she awake and breathing?
Caller: Yes. We are not moving her. Please send an ambulance.

診察室で骨折を断定せず伝えるとき

Doctor: Where does it hurt?
Traveler: My wrist. I landed on it when I fell.
Doctor: Can you move your fingers?
Traveler: A little, but my hand feels numb.

医療上の注意|見た目だけで自己診断しない

骨折、ひどい捻挫、脱臼は、痛み・腫れ・あざ・動かしにくさなどが重なり、外見だけでは区別できないことがあります。NHSも、骨折・脱臼・重い捻挫の判別にはX線検査が必要になる場合があると説明しています。

  • 変形した手足や関節を引っ張ったり、まっすぐにしたりしない
  • 骨が見えていても押し戻さない
  • 大きな事故や首・背中・骨盤のけがが疑われる場合は、必要がない限り動かさない
  • 傷があり出血している場合は、骨の露出部を直接押さえず、救急通報担当者の指示に従う
  • 指先・足先の色、冷たさ、しびれ、意識や呼吸の変化を伝える

NHSの骨折案内では、負傷した脚を動かしたり体重をかけたりせず、出血があれば清潔な布などで対応し、重い症状では緊急の助けを求めるよう案内しています。国・地域で救急番号や受診方法が異なるため、現地の公的案内と救急担当者の指示を優先してください。

まとめ

「骨折したかもしれない」は I think it may be broken. で伝えられます。fracture・sprain・dislocationを正確に言い分けられなくても、I can’t move it.I fell down.I need a doctor now. の3つで、見えている異変・原因・緊急性を伝えられます。診断を断定せず、危険な兆候があれば滞在国・地域の緊急番号へ連絡してください。

転倒時に「滑った・つまずいた・体を強く打った」と状況を伝える英語は「転んだ・強く打ったは英語で?」で詳しく解説しています。

骨折・捻挫を含む事故時の救急英語は、海外の事故・救急で使う英語総合ガイドにまとめています。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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