
金曜日は英語でFridayです。略称はFri.。「フライデー」と読めるので、曜日の英語のなかでは比較的覚えやすい単語かもしれません。
ただ、その名前が北欧・ゲルマン神話の女神Frigg(フリッグ)に由来することは、意外と知られていません。この記事では、Fridayの発音・スペル・略称・前置詞の使い方から、FriggとFreyaの違い、ローマ神話のVenus、TGIFまでまとめて紹介します。7曜日全体は、曜日の英語一覧|由来・発音・略称まとめで確認できます。
Contents
金曜日は英語でFriday
| 日本語 | 金曜日 |
|---|---|
| 英語 | Friday |
| 発音記号 | /ˈfraɪdeɪ/ |
| 読み方の目安 | フライデイ |
| 略称 | Fri. / Fri |
Fridayの発音は「フライデイ」に近く、アクセントは最初のFri-にあります。FridayのFriは「フリ」ではなく、英語のflyと同じ /fraɪ/ に近い音です。
- Friday:FRI-day
- 避けたい読み方:フリデー
- 覚え方:Fri + day
Fridayの略称はFri.
カレンダーや予定表では、Fri.またはピリオドなしのFriを使います。曜日を3文字でそろえる場合もFri.です。
- Fri. 18:00 = 金曜18時
- Mon–Fri = 月曜日から金曜日まで
- Open Fri–Sun = 金曜から日曜まで営業
「金曜日に」はon Friday
特定の金曜日について話すときは、曜日の前にonを置き、on Fridayと言います。
- I have a meeting on Friday.
金曜日に会議があります。 - Are you free on Friday night?
金曜日の夜は空いていますか? - Let’s finish this by Friday.
これを金曜日までに終わらせましょう。
by Fridayは「金曜日までに」という締め切りを表します。一方、until Fridayは「金曜日までずっと」という継続です。また、this・next・lastが付くthis Friday / next Friday / last Fridayには、通常onを付けません。
毎週金曜日はFridays/every Friday
習慣としての「毎週金曜日」は、every Fridayまたは複数形のFridaysで表せます。
- We have lunch together every Friday.
私たちは毎週金曜日に一緒にランチをします。 - I work from home on Fridays.
私は毎週金曜日、在宅勤務です。
初心者なら、まず次の2文が言えれば十分です。
I’m free on Friday.
金曜日は空いています。Friday works for me.
私は金曜日で大丈夫です。
Fridayの語源は「Friggの日」

Fridayは古英語のFrīgedæg、つまり「Frīg(Frigg)の日」にさかのぼります。Friggはゲルマン・北欧神話の重要な女神で、Odinの妻として知られ、婚姻・家庭・母性・予知などと結びつけられます。
FridayのFri-には、この女神の名が形を変えて残っています。MondayがMoonの日、WednesdayがWodenの日、ThursdayがThunor/Thorの日であるのと同じく、英語の曜日名には古い神話の世界が保存されているのです。
FriggとFreya、Fridayの語源はどちら?
Fridayの語源を調べると、Freya(フレイヤ)の日という説明もよく見かけます。Freyaも愛・美・豊穣などと結びつく北欧神話の女神で、Friggと共通する面があります。
ただし、英語Fridayの直接の語源としては、古英語のFrīgedægに含まれるFrīg=Friggを挙げるのが基本です。FriggとFreyaの名前や信仰の関係については研究上も議論があります。初心者向けには、まず「Friday=Frigg’s day」と覚えると整理しやすいでしょう。
ローマではVenusの日だった
古代ローマで金曜日にあたる日は、愛と美の女神Venus(ウェヌス/英語読みヴィーナス)の日でした。ラテン語ではdies Veneris(Venusの日)です。
ゲルマン系の人々は、Venusに対応する女神としてFriggの名を曜日に当てたと考えられています。そのため、英語はFrigg系、ロマンス諸語はVenus系の名前になりました。
| 言語 | 金曜日 | 名前の背景 |
|---|---|---|
| 英語 | Friday | Friggの日 |
| フランス語 | vendredi | Venusの日 |
| スペイン語 | viernes | Venusの日 |
| イタリア語 | venerdì | Venusの日 |
Fridayとvendrediは見た目がまったく違いますが、どちらも同じ曜日に置かれた女神の名前を受け継いでいます。
TGIFの意味は「やっと金曜日!」
TGIFはThank God It’s Friday.の頭文字で、「やっと金曜日だ!」「金曜日でよかった!」という喜びを表すカジュアルな表現です。
TGIF! Any plans for the weekend?
やっと金曜日!週末の予定はある?
SNSや友人同士、くだけた職場の会話で使われます。フォーマルなメールでは避けたほうが無難です。
Fridayを使う表現
| Friday night | 金曜日の夜 |
|---|---|
| Good Friday | 聖金曜日・受難日 |
| Black Friday | 感謝祭翌日の大型セールで知られる金曜日 |
| Friday the 13th | 13日の金曜日 |
| casual Friday | 職場で普段よりカジュアルな服装が認められる金曜日 |
Friday the 13thは英語圏で不吉とされることで知られますが、曜日名Fridayそのものが悪い意味を持つわけではありません。
会話で使ってみよう
A: Does Friday work for you?
B: Friday afternoon is perfect.
A: Great. Let’s meet at three.
A:金曜日は都合どう?
B:金曜の午後ならぴったり。
A:よかった。3時に会いましょう。
Fridayについてよくある質問
Fridayのスペルの覚え方は?
Fri + dayに分けて覚えましょう。語源のFriggと一緒に覚えると、最初がFである理由も残りやすくなります。
Fridayの略はFriとFri.のどちら?
どちらも使えます。Fri.は省略を示すピリオド付き、Friはカレンダーなどでよく使うピリオドなしの表記です。
「今週の金曜日」は英語で?
this Fridayです。「今週の金曜日に会えますか?」ならCan you meet this Friday?と言えます。通常、thisの前にonは不要です。
FridayはFriggとFreyaのどちらが語源?
英語Fridayの直接のもとは、古英語でFriggを表すFrīgを含むFrīgedægです。Freya由来という説明も広く見られますが、まずはFrigg’s dayと覚えるのが正確で分かりやすい整理です。
まとめ
- 金曜日は英語でFriday
- 発音は「フライデイ」に近い
- 略称はFri. / Fri
- 「金曜日に」はon Friday
- 毎週金曜日はevery Friday / (on) Fridays
- 語源は古英語のFrīg=Friggの日
- ローマではVenusの日で、フランス語vendrediなどに名が残る
- TGIFは「やっと金曜日!」
Thursdayの雷神Thorから、Fridayの女神Friggへ。英語の曜日には、毎週気づかずに呼んでいる神々の名前が残っています。前の曜日は、木曜日は英語でThursday|発音・略称・使い方と雷神Thorが語源の理由で紹介しています。
次の曜日は、土曜日は英語でSaturday|発音・略称・使い方とSaturnが語源の理由で紹介しています。










