
「本人からうまく話を聞き出した」「何があったのか聞き出した」は、英語でどう言えばよいのでしょうか。
日常会話で使いやすいのは get someone to talk です。この記事では自然な表現を紹介しながら、それが出てこないときに、知っている簡単な英語だけでどう伝えるかも一緒に考えます。
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「話を聞き出す」は英語で get someone to talk
get someone to talk は、直訳すると「人に話してもらう」です。質問したり、安心させたり、辛抱強く待ったりして、相手が話すところまで持っていく感覚があります。
I finally got him to talk about what happened.
やっと彼から何があったのか聞き出しました。
She got the child to talk about school.
彼女はその子から学校のことを聞き出しました。
ここでの get は「手に入れる」ではなく、get+人+to+動詞 で「人に〜してもらう/人が〜するようにする」という形です。
get him talk ではなく、get him to talk と to が必要です。
発音のポイント
get someone to talk は、会話では「ゲット・サムワン・トゥ・トーク」と一語ずつ切らず、get someone‿to talk のようにつなげます。to は弱く「タ」に近くなることもあります。
talk の母音は日本語の「トーク」より口を縦に開き、イギリス英語では最後の r の音はありません。
draw someone out との違い
draw someone out も「人から話を引き出す」という意味です。特に、内気な人や口数の少ない人が話しやすいように促す、という穏やかなニュアンスがあります。
She is good at drawing quiet people out.
彼女は口数の少ない人から話を引き出すのが上手です。
draw には「引く」、out には「外へ」というイメージがあります。相手の内側にある話を、会話の中へそっと引き出す感じです。
| 表現 | 主な感覚 | 例 |
|---|---|---|
| get someone to talk | 相手に話してもらう | 何があったか聞き出す |
| draw someone out | 話しやすくして言葉を引き出す | 無口な人から話を引き出す |
| get information out of someone | 特定の情報をなんとか得る | 必要な情報を聞き出す |
get information out of someone は少し強め
get information out of someone は「人から情報を引き出す」です。相手が話したがらない、または情報を得るのに苦労した、という響きが出ることがあります。
We couldn’t get any useful information out of him.
彼から役立つ情報を何も聞き出せませんでした。
友達の悩みを優しく聞く場面なら、まずは get someone to talk や draw someone out の方が使いやすいでしょう。
「聞き出す」は interrogate ではない
日本語の「聞き出す」には、質問を重ねて情報を得る意味もあります。しかし、いつも「問い詰める」わけではありません。
interrogate は警察の尋問など、厳しく正式に質問する場面で使う強い語です。友達の話を親身になって聞いた場面で使うと、大げさに聞こえます。
しゅみすけ(大山俊輔)
日常で使える例文
友達から事情を聞き出す
I tried to get her to talk about the problem.
その問題について彼女から話を聞き出そうとしました。
After a while, I got him to tell me what was wrong.
しばらくして、彼から何が問題なのか聞き出せました。
職場で必要な情報を聞き出す
I asked a few questions and got the details from my coworker.
いくつか質問して、同僚から詳しいことを聞き出しました。
We need to get the client to talk about what they really want.
顧客から本当に望んでいることを聞き出す必要があります。
英語日記・独り言で使う
I finally got my friend to talk.
やっと友達から話を聞き出せた。
I listened carefully, and she told me everything.
よく聞いていたら、彼女は全部話してくれた。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
get someone to talk が出てこなくても、会話を止める必要はありません。「聞き出す」を一語で訳さず、自分が実際にしたことを順番に言ってみます。

- 何をした? → 質問した
- 次に何をした? → よく聞いた
- 何が起きた? → 相手が話してくれた
I asked her some questions.
彼女にいくつか質問しました。
I listened carefully.
よく聞きました。
Then she told me what happened.
すると彼女は何があったのか話してくれました。
これだけで、「質問し、よく聞いて、相手から事情を聞き出した」という流れは十分伝わります。
さらに短くするなら、次のようにも言えます。
I asked him about it, and he told me.
そのことを彼に聞いたら、話してくれました。
しゅみすけ(大山俊輔)
似た場面で使う表現
- 「探りを入れる」は英語で?sound someone outの意味と簡単な言い換え
- 「秘密を打ち明ける」は英語で?confide・open upの違い
- 「聞き役になる」は英語で?be a good listenerの使い方
- 「相談に乗る」は英語で?listen・hear out・give adviceの違い
まとめ
「話を聞き出す」は、日常会話なら get someone to talk が使いやすい表現です。無口な人が話しやすいように促すなら draw someone out、特定の情報をなんとか得るなら get information out of someone が合います。
でも、表現を忘れたら I asked her some questions. I listened carefully. Then she told me what happened. で大丈夫です。自然な表現は覚えつつ、知らないときは「自分が何をしたか」を簡単な英語に分けて伝えてみましょう。









