
「友達の相談に乗った」「いつでも相談に乗るよ」は、英語でどう言えばよいのでしょうか。
一番大切なのは、日本語の「相談に乗る」全体にぴったり重なる英語を一つ探さないことです。英語では、話を聞いたのか、最後まで聞いたのか、助言したのかによって表現が変わります。
この記事では自然な英語表現を紹介するとともに、それが会話中に出てこなくても、listen・talk・thinkなどの知っている単語だけで伝える方法も考えます。
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「相談に乗る」は英語で?
日常会話では、状況に応じて次のように表します。
- listen to someone:人の話・悩みを聞く
- hear someone out:口を挟まず最後まで話を聞く
- give someone advice:人に助言する
- be there for someone:つらいときにそばで支える
たとえば「昨日、友達の相談に乗った」なら、まずは次の文が自然です。
I listened to my friend yesterday.
昨日、友達の話を聞きました。
悩みを聞いたことをはっきり示したければ、次のようにも言えます。
I listened to my friend talk about her problems.
友達が悩みについて話すのを聞きました。
listen to someone:まずは「話を聞く」
listenは、意識を向けて聞くことです。「相談に乗る」と聞いて、相手の話を受け止めた場面なら最も使いやすい表現です。
She listened to me when I was having trouble at work.
仕事で困っていたとき、彼女が相談に乗ってくれました。
Thanks for listening to me.
話を聞いてくれてありがとう。
なお、listenは通常listen to 人の形にします。toを忘れないようにしましょう。
hear someone out:最後まで聞く
hear someone outは、相手が言いたいことを最後まで聞くという表現です。途中で否定したり、話を遮ったりしない感覚があります。
Just hear me out.
とにかく最後まで話を聞いて。
I heard her out before giving my opinion.
自分の意見を言う前に、彼女の話を最後まで聞きました。
「相談に乗った」の中でも、聞き役になったことを強調したいときに合います。
give someone advice:助言する
具体的なアドバイスをしたなら、give someone adviceが自然です。
I gave him some advice about his job.
彼の仕事の相談に乗り、少し助言しました。
Can you give me some advice?
相談に乗ってくれる?/少しアドバイスをくれる?
adviceは数えない名詞なので、通常はan adviceとは言いません。ひとつの助言ならa piece of adviceです。
be there for someone:そばで支える
be there for someoneは、物理的に「そこにいる」だけではありません。相手がつらいときに話を聞き、精神的に支えることを表します。
I’m always here for you.
いつでも相談に乗るよ。/いつでもあなたの味方だよ。
She was there for me after I lost my job.
仕事を失ったあと、彼女が支えてくれました。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本語の「相談に乗る」と英語のズレ
日本語の「相談に乗る」には、いくつもの行動が含まれます。
- 相手の悩みを聞く
- 気持ちを受け止める
- 一緒に考える
- 自分の意見や助言を伝える
- その後も相手を支える
英語では、その場で実際にした行動を選んで表します。そのため、「相談に乗る=give advice」とだけ覚えると、ただ黙って話を聞いた場面では少しずれることがあります。
「相談に乗ってくれる?」の自然な言い方
相手に話を聞いてほしいなら、次の表現が使えます。
Can I talk to you about something?
ちょっと相談してもいい?
Do you have a minute to talk?
少し話す時間ある?
Can I ask you for some advice?
少し相談に乗ってもらえる?
Will you hear me out?
最後まで話を聞いてくれる?
相談する側の表現は、「相談する」は英語で?でも詳しく解説しています。
独り言・英語日記で使える例文
I listened to my coworker during lunch.
昼休みに同僚の相談に乗りました。
My friend told me about her family problem.
友達が家族の悩みを話してくれました。
We thought about what she could do next.
次に何ができるか、一緒に考えました。
I gave her some advice, but I didn’t push her.
彼女に少し助言しましたが、無理には勧めませんでした。
I told him, “You can talk to me anytime.”
「いつでも話していいよ」と彼に言いました。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

hear someone outやbe there for someoneが出てこなくても、会話を止める必要はありません。「相談に乗った」という日本語を、実際に起きたことへ分けます。
何が起きた?
彼女が悩みを話した。
She told me about her problem.
↓
自分は何をした?
彼女の話を聞いた。
I listened to her.
↓
そのあと何をした?
一緒に考えた。
We thought about it together.
これだけで、「相談に乗った」場面は十分伝わります。
My friend had a problem, so we talked for an hour.
友達が悩んでいたので、1時間話しました。
She told me what happened, and I told her what I thought.
彼女が何があったか話し、私は自分の考えを伝えました。
しゅみすけ(大山俊輔)
関連する英語表現
- 「相談する」は英語で?talk to・ask for advice・consultの違い
- 「話を遮る」は英語で?interrupt・cut someone offの違い
- 「話をそらす」は英語で?change the subject・avoid・dodgeの違い
まとめ
「相談に乗る」は、場面に応じてlisten to someone、hear someone out、give someone advice、be there for someoneなどで表します。
ただし、これらを忘れても、I listened to her. We thought about it together.と言えば十分です。自然な表現を覚えながら、出てこないときは「実際に何をしたか」を知っている英語で説明してみましょう。









