免疫系は英語で?immune systemと自然免疫・獲得免疫・抗体の仕組みを図解

免疫系は英語で?immune systemと白血球・抗体・病原体から身体を守る仕組みを示したアイキャッチ

免疫系は英語でimmune systemです。皮膚や粘膜、白血球、抗体、リンパ節、脾臓などが連携し、細菌・ウイルスなどのpathogens(病原体)や異常な細胞から身体を守る仕組みを指します。

免疫系は一つの臓器ではありません。まず侵入を防ぐbarriersがあり、突破されたときには素早く広く反応するinnate immunity(自然免疫)、特定の相手を見分けて記憶するadaptive immunity(獲得免疫)が働きます。

この記事では、immune systemの発音と名前の感覚、immune・immunityの違い、自然免疫と獲得免疫、抗原・抗体・B細胞・T細胞の関係、病院や日常会話で使われる英語まで解説します。

免疫系は英語でimmune system

日本語 英語 意味
免疫系 immune system 身体を守る細胞・組織・器官の仕組み全体
免疫 immunity 感染症などに抵抗する能力・状態
免疫の immune 免疫に関係する、または免疫がある
免疫反応 immune response 異物などを認識して起こる反応
免疫細胞 immune cell 免疫反応を担う細胞

immune systemは仕組み全体、immunityは「免疫力・免疫の状態」という違いです。

  • The immune system protects the body.
    免疫系は身体を守ります。
  • She developed immunity to the virus.
    彼女はそのウイルスに対する免疫を獲得しました。
  • This triggers an immune response.
    これは免疫反応を引き起こします。

immuneの発音と語源|「義務を免れている」から「守られている」へ

immuneの発音記号は/ɪˈmjuːn/で、「イミューン」に近い音です。後半のmuneを強く発音します。systemは/ˈsɪs.təm/なので、immune systemは「イミューン・システム」に近くなります。

immuneはラテン語のimmunisに由来し、もともとは「公的な負担や義務を免れている」という意味でした。そこから「病気の影響を免れている」「病気から守られている」という医学的な意味へ広がりました。

しゅみすけ(大山俊輔)

immuneは「攻撃する」という名前ではなく、「影響を免れている・守られている」という言葉です。免疫系の目的は、身体を守りながら必要以上に攻撃しないよう調節することでもあります。

免疫系は身体のどこにある?

免疫系は全身に広がっています。外側のbarrierから、血液やリンパ液を巡る細胞、免疫細胞が集まる器官までが一つのネットワークを作ります。

日本語 英語 免疫での役割
皮膚 skin 病原体の侵入を防ぐ物理的なバリア
粘膜 mucous membrane 呼吸器・消化管などの入口を守る
骨髄 bone marrow 多くの血液細胞が作られる
胸腺 thymus T細胞の成熟に関わる
リンパ節 lymph node リンパ液をろ過し、免疫細胞が情報交換する
脾臓 spleen 血液を監視し、免疫反応を助ける
扁桃 tonsils 口や鼻から入る異物の監視に関わる
白血球 white blood cell / leukocyte さまざまな方法で防御を担う

「脾臓」は英語で?spleenの発音・語源と免疫では、spleenが血液と免疫の両方に関わる理由を詳しく解説しています。

自然免疫と獲得免疫の違い

innate immunityとadaptive immunityをbarrier・phagocyte・B cell・T cell・antibody・memory cellで比較した英語図解
innate immunity adaptive immunity
日本語 自然免疫 獲得免疫・適応免疫
反応 比較的速い 初回は時間がかかることがある
相手の見分け方 広い特徴を認識する 特定のantigenを認識する
主な要素 barrier、phagocyte、inflammationなど B cell、T cell、antibodyなど
記憶 基本的な説明では限定的 memory cellsを作り、再反応に備える

innate immunity|最初から備わる速い防御

skinやmucous membranesが侵入を防ぎ、突破された場合にはphagocytes(食細胞)などが広い特徴を手がかりに反応します。inflammation(炎症)も、傷ついた場所へ免疫細胞を集める自然免疫の重要な反応です。

adaptive immunity|相手を特定し、記憶する防御

adaptive immunityでは、B cellsやT cellsが特定のantigen(抗原)を見分けます。一部はmemory cellsとして残り、同じ相手に再び出会ったときの反応に備えます。

antigenとantibodyの違い

似て見えるantigenantibodyは、役割が反対です。

英語 日本語 名前の感覚
antigen 抗原 免疫系に認識され、反応の目印となるもの
antibody 抗体 特定の抗原に結合するY字型のタンパク質

B cells produce antibodies.(B細胞は抗体を作ります)。antibodiesは特定のantigensに結合し、病原体の働きを妨げたり、他の免疫細胞が見つけやすい目印を付けたりします。

B cell・T cell・phagocyteは何をする?

英語 日本語 大まかな役割
B cell / B lymphocyte B細胞・Bリンパ球 抗体を作る細胞へ分化し、免疫記憶にも関わる
T cell / T lymphocyte T細胞・Tリンパ球 免疫反応を調節したり、感染細胞へ対応したりする
phagocyte 食細胞 病原体や異物を取り込む
macrophage マクロファージ 食作用や免疫細胞への情報提示に関わる
neutrophil 好中球 感染部位へ素早く集まり、主に細菌などへ対応する
natural killer cell / NK cell ナチュラルキラー細胞 感染細胞や異常な細胞への対応に関わる

これらはすべてcellsです。免疫系を理解すると、「細胞」は英語で?cellの発音と人体の細胞構造で学んだcellが、人体全体の働きへつながっていきます。

免疫系とリンパ系・循環器系のつながり

免疫細胞は一か所にとどまりません。血液とリンパ液を通って全身を移動します。

  • circulatory system:血液とともに白血球や免疫に関わる物質を運ぶ
  • lymphatic system:組織液を回収し、リンパ節で異物を監視する
  • immune system:侵入者や異常を認識し、対応する

循環器系は英語で?circulatory systemと血液の流れは、免疫細胞が移動する血液側のネットワークを解説しています。リンパ液・リンパ管・リンパ節の流れは、リンパ系は英語で?lymphatic systemの仕組みで確認できます。

infection・inflammation・allergyの違い

英語 日本語 違い
infection 感染 病原体が体内に入り、増えること
inflammation 炎症 感染やけがなどに対する身体の反応
allergy アレルギー 通常は無害な物質などに免疫系が過剰に反応すること
autoimmune disease 自己免疫疾患 免疫系が自分の組織を誤って標的にする疾患

infectionとinflammationは同じではありません。感染が炎症を起こすことはありますが、けがや刺激でも炎症は起こります。

しゅみすけ(大山俊輔)

immune systemは「強ければ強いほどよい」という単純な仕組みではありません。侵入者には反応し、自分の細胞や無害なものには必要以上に反応しないという、見分けと調節が大切です。

病院・健康情報で使われる免疫の英語

英語 日本語
immune response 免疫反応
immune cell 免疫細胞
white blood cell count 白血球数
antibody test 抗体検査
antigen test 抗原検査
immune deficiency / immunodeficiency 免疫不全
weakened immune system 免疫機能が低下した状態
immunology 免疫学
immunologist 免疫学の専門医・研究者

日常会話・病院で使える例文

  • The immune system protects us from pathogens.
    免疫系は病原体から私たちを守ります。
  • White blood cells help fight infection.
    白血球は感染への対応を助けます。
  • My white blood cell count was low.
    白血球数が低かったです。
  • The test detects antibodies in the blood.
    その検査は血液中の抗体を検出します。
  • This caused an immune response.
    これは免疫反応を引き起こしました。
  • I have an allergy to pollen.
    花粉アレルギーがあります。
  • Is this an infection or inflammation?
    これは感染ですか、それとも炎症ですか?
  • Could you explain these test results?
    この検査結果を説明していただけますか?

まとめ|immune systemは「防ぐ・見つける・対応する・覚える」仕組み

免疫系は英語でimmune systemです。skinやmucous membranesが侵入を防ぎ、innate immunityが素早く反応し、adaptive immunityが特定のantigenを見分け、memory cellsが次の反応に備えます。

barrier → innate immunity → adaptive immunity → immune memoryという流れで覚えると、白血球・抗原・抗体・リンパ節・脾臓が、ばらばらの用語ではなく一つの防御システムとして見えてきます。

人体全体の中で免疫系・リンパ系・循環器系がどう位置づくかは、人体の器官系を英語で一覧にした親記事から確認できます。

※この記事は人体に関する英語表現の解説を目的としています。症状・検査値・免疫状態については自己判断せず、医療機関へご相談ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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