
「そろそろ本音を言いたい」「彼女がやっと本音を話してくれた」。日本語の「本音を言う」は、英語では状況に応じて speak one’s mind、open up、be honest about how one feels などで表します。
ただ、本音の英単語を探す必要はありません。ぴったりの表現を忘れても、「本当はどう思う?」「何を伝えたい?」を簡単な英語にすれば会話は続けられます。自然な表現と一緒に、その逃げ道も身につけましょう。
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「本音を言う」は英語で?
- speak one’s mind:思っていることを率直に言う
- open up:心を開いて気持ちを話す
- be honest about how one feels:自分の気持ちに正直に話す
- say what one really thinks:本当に思っていることを言う
I decided to speak my mind.
本音を言うことにしました。
She finally opened up to me.
彼女はついに私に本音を話してくれました。
I want to be honest about how I feel.
自分の気持ちを正直に話したいです。
speak one’s mindは「率直に意見を言う」
speak one’s mind は、遠慮せず自分の意見をはっきり伝える表現です。mind はここでは「考えていること」を表します。
Don’t be afraid to speak your mind.
恐れずに自分の意見を言ってください。
He always speaks his mind at meetings.
彼は会議でいつも率直に意見を言います。
気持ちを打ち明けるというより、意見や考えをはっきり述べる場面に向いています。言い方や状況によっては「ずけずけ言う」という響きにもなるため、必ずしも柔らかい表現ではありません。
open upは「心を開いて話す」
open up は、普段隠している気持ち・悩み・過去などを、信頼する相手に打ち明ける表現です。
It took her a while to open up.
彼女が本音を話すまでには時間がかかりました。
He opened up to me about his worries.
彼は自分の悩みを私に打ち明けました。
相手を示すときは open up to+人、話題を示すときは about+内容 を使えます。
- open up to a friend:友人に心を開く
- open up about work:仕事について本音を話す
発音のポイント
speak my mind は一語ずつ切らず、「スピーク・マイ・マインド」をひとかたまりで言います。mind の最後の /d/ は強く母音を足さず、軽く止めます。
open up は、open の最後と up がつながり、「オウプナップ」に近く聞こえます。英語では単語同士をなめらかにつなぐと自然です。
なぜspeak one’s mindで「本音を言う」になるの?
speak は「言葉を発する」、mind は「頭の中の考え」です。つまり、頭の中にあることを言葉に出すため、「思っていることを率直に言う」になります。
一方、open up は「閉じていたものを開く」というイメージです。閉じていた心を開き、中にある気持ちを相手に見せる感覚です。
しゅみすけ(大山俊輔)
be honest about how I feelは柔らかく伝えやすい
I want to be honest about how I feel. は、「自分の気持ちについて正直でいたい」という言い方です。恋愛・家族・友人・職場など幅広く使え、speak my mind より柔らかく聞こえやすい表現です。
Can I be honest with you?
正直に話してもいいですか?
To be honest, I felt a little hurt.
正直に言うと、少し傷つきました。
I need to tell you how I really feel.
私が本当にどう感じているか、あなたに話す必要があります。
日本語の「本音」と英語のズレ
英語には、あらゆる「本音」にそのまま対応する一語があるわけではありません。日本語の「本音を言う」が実際に何を意味するのかを考えると、自然な英語が選びやすくなります。
- 意見を遠慮せず言う:speak my mind
- 隠していた気持ちを話す:open up
- 正直な気持ちを伝える:be honest about how I feel
- 本当に思うことを言う:say what I really think
たとえば「本音では転職したい」なら、I really want to find a new job. と本音の中身をそのまま言うのが最も分かりやすいこともあります。
似た表現との違い
to be honest
to be honest は「正直に言うと」という前置きです。本音を言う行為そのものより、これから率直な内容を述べることを知らせます。
To be honest, I don’t agree.
正直に言うと、私は賛成ではありません。
tell the truth
tell the truth は「嘘をつかず真実を言う」が中心です。「隠していた気持ちを話す」とは限りません。
Please tell me the truth.
本当のことを教えてください。
be frank
be frank は「率直である」という少し硬めの表現です。
To be frank, this plan won’t work.
率直に言うと、この計画はうまくいきません。
実際に使える例文
友人関係で
I finally told my friend how I really felt.
ついに友人に本音を話しました。
She listened when I opened up to her.
私が本音を話したとき、彼女は聞いてくれました。
職場で
I spoke my mind during the meeting.
会議で自分の本音を言いました。
Honestly, I think we need more time.
正直なところ、もっと時間が必要だと思います。
恋愛で
I want to tell you how I really feel about us.
私たちのことを本当はどう感じているか伝えたいです。
Can we talk? I want to be honest with you.
話せる?あなたに正直に話したいです。
英語日記・独り言で
Today, I finally spoke my mind.
今日、ついに本音を言いました。
I was nervous, but I told her what I really thought.
緊張しましたが、本当に思っていることを彼女に話しました。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

speak my mind や open up が出てこなくても大丈夫です。「本音」という名詞を英語にするのではなく、実際に自分がすることへ分解します。
まず、何をしたい?
↓
大切なことを話したい
I want to tell you something.
あなたに話したいことがあります。
何を伝える?
↓
自分が本当に感じていること
I really feel this way.
私は本当にこう感じています。
なぜ伝える?
↓
自分にとって大切だから
Because it is important to me.
それは私にとって大切だからです。
さらに、本音の中身をそのまま続ければ十分です。
I want to tell you something. I am not happy at work. I want a new job.
話したいことがあります。私は仕事で幸せではありません。新しい仕事が欲しいです。
これなら「本音」という英単語を一つも使っていませんが、伝えたい内容は明確です。
しゅみすけ(大山俊輔)
知っている基本語で気持ちを組み立てる考え方は、be:RIZEの中学英単語だけで英会話はどこまでできる?でも詳しく解説しています。
関連する人間関係の英語
- To be honestの意味・使い方と似た表現
- to tell the truthとto be honestの違い
- 「打ち解ける」は英語で?open upの使い方
- 「相談する」は英語で?簡単な言い換えも解説
- 「誤解する」は英語で?misunderstandの使い方
まとめ
「本音を言う」は、どのような本音を表に出すのかによって英語が変わります。
- 意見を率直に言う:speak one’s mind
- 心の内を打ち明ける:open up
- 気持ちに正直に話す:be honest about how one feels
表現を忘れたら、I want to tell you something. と始め、I think ~. や I feel ~. で本音の中身をそのまま言いましょう。「本音」の英訳を知らなくても、あなたの本音は十分英語で伝えられます。









