
バスの「降車ボタンを押す」は、英語で press the stop button と言えます。
I pressed the stop button.
降車ボタンを押しました。
この記事では、pressとpushの違い、英語圏のバスでの自然な言い方、独り言や英語日記に使える例文を紹介します。ただ、ぴったりの表現を忘れても英会話を止める必要はありません。最後に、知っている簡単な英語だけで伝える方法も一緒に考えてみましょう。
この記事でわかること
- 「降車ボタンを押す」の一番自然な英語
- press・push・requestの違い
- バスを降りたいときに使える例文
- 表現を忘れたときの簡単な言い換え
Contents
バスの降車ボタンを押す動作は、次のように表せます。
press the stop button
降車ボタンを押す
Press the stop button before your stop.
降りる停留所の前で降車ボタンを押してください。
I forgot to press the stop button.
降車ボタンを押すのを忘れました。
Could you press the stop button for me?
降車ボタンを押してもらえますか?
英語では、日本の「降車ボタン」に完全対応する特別な一語を探すより、stop(停車)+button(ボタン)と考えるのが自然です。
しゅみすけ
pressの発音と使い方
pressの発音は /pres/ が目安です。「プレス」と母音を長く足さず、最後のsまで短く言います。
pressの基本イメージは、指や手で対象に圧力をかけることです。そのため、ボタン、スイッチ、キーなどを押す動作によく使われます。
- press a button:ボタンを押す
- press the key:キーを押す
- press the doorbell:呼び鈴を押す
降車ボタンも、指でボタンに圧力をかけるためpressがよく合います。
pressとpushはどう違う?
| 表現 | 中心となる感覚 | 降車ボタンでは? |
|---|---|---|
| press | 指などで押し込む・圧力をかける | 最も自然で説明しやすい |
| push | 物を向こう側へ動かす力を加える | 会話では使われ、意味も十分通じる |
Press the stop button.が教科書的で分かりやすい言い方ですが、Push the stop button.も不自然な誤りではありません。実際の会話ではどちらも聞かれます。
ただし、ドアや大きな物を前へ動かすならpushが中心です。
Push the door open.
ドアを押して開けてください。
一方、小さなボタンを指で押し込む場面ではpressが選ばれやすい、と考えると整理できます。
| 表現 | 意味・使い方 |
|---|---|
| stop button | 会話で簡潔に「降車ボタン」を表す |
| request stop button | 停車を依頼するためのボタンという説明的な名称 |
| stop-request button | 案内文や設備の説明などで見られる複合語 |
日常会話では、周囲にバスのボタンが見えていればthe stop buttonだけで十分です。requestは「依頼する」という意味ですが、request stop buttonは主に物の名前です。「ボタンを押す」という動作にはpressを加えます。
Press the request stop button.
降車ボタンを押してください。
Where is the stop button?
降車ボタンはどこですか?
「次で降ります」まで英語で言うなら
降車ボタンを押すのは、次の停留所で降りたいからです。前後の出来事もセットにすると、英語日記や独り言で使いやすくなります。
I’m getting off at the next stop.
次の停留所で降ります。
I pressed the stop button because my stop was next.
次が降りる停留所だったので、降車ボタンを押しました。
The bus will stop at the next stop.
バスは次の停留所に止まります。
I almost forgot to press the button.
危うくボタンを押し忘れるところでした。

バスでそのまま使える会話例
A: Is this your stop?
ここで降りるの?
B: The next one. Could you press the stop button for me?
次です。降車ボタンを押してもらえる?
A: Sure.
もちろん。
遠くにボタンがあるときは、無理に難しい言い方を作らず、Could you press the button?だけでも状況から十分伝わります。
英語日記・独り言で使える例文
- I took the bus to work today.
今日はバスで仕事へ行きました。 - I pressed the stop button a little early.
少し早めに降車ボタンを押しました。 - Someone else pressed the button first.
ほかの人が先にボタンを押しました。 - I got off at the next stop.
次の停留所で降りました。 - I missed my stop because I didn’t press the button.
ボタンを押さなかったので、降りる停留所を過ぎてしまいました。
この表現を知らなかったら?【しゅみすけ式】
press the stop buttonが出てこなくても、英語を止める必要はありません。まず「結局、何をしたのか」を分けて考えます。
何をした?
赤いボタンに触った
↓
どこで?
バスの中で
↓
なぜ?
次で降りたかった
↓
その後どうなった?
バスが次で止まった
これなら、基本語だけで次のように言えます。
I touched the red button on the bus because I wanted to get off at the next stop.
次の停留所で降りたかったので、バスの赤いボタンに触れました。
さらに短くするなら、次でも伝わります。
I used the red button. I wanted to get off at the next stop.
赤いボタンを使いました。次の停留所で降りたかったんです。
しゅみすけ
よくある間違い
「降車する」を直訳しようとしすぎる
「降車」を難しい名詞や動詞へ変換する必要はありません。バスから降りるならget off the bus、ボタンを押すならpress the stop buttonと、実際の動作に分けます。
pressだけで目的語を省く
何を押すかが明らかな会話なら省略されることもありますが、学習中はpress the buttonの形で覚えると使いやすいです。
stop the busと言ってしまう
I stopped the bus.では「私がバスそのものを止めた」という意味になりやすく、降車ボタンを押した動作とは異なります。
関連する移動・バスの英語
- 「ここで降ります」は英語で?get off・get out・drop offの違い
- get offの意味と使い方
- バスターミナルは英語で?bus terminal・bus stationの違い
- 海外の移動・交通で使う英語
- 一番分かりやすい表現はpress the stop button
- push the stop buttonでも意味は通じる
- request stop buttonは主にボタンの名称
- 次で降りるはget off at the next stop
- pressを忘れたらtouch・use・want・get offなどの基本語で説明できる
自然な表現を知っていれば、ぜひI pressed the stop button.を使ってみてください。でも、もしpressが出てこなくても大丈夫です。「赤いボタンを使った」「次で降りたかった」と、知っている英語に分ければ伝えられます。
バス停・行き先・運賃・乗車・降車など、海外でバスを利用するときの表現全体は、海外でバスに乗る英語総合ガイドにまとめています。









