「薬を塗る」は英語で?apply cream・ointmentとput onの違い・簡単な言い換え

「薬を塗る」は英語で?と、腕に薬用クリームを塗る女性を描いたアイキャッチ

「腕に薬を塗った」「この軟膏を1日2回塗ってください」。この「薬を塗る」は、英語では薬の形に合わせて apply cream / ointment to ~ と表すのが基本です。

まずはこの3文

  • I applied the cream to my arm.
    腕に薬のクリームを塗りました。
  • Apply a small amount of ointment to the area.
    その部分に少量の軟膏を塗ってください。
  • I put this on my arm.
    これを腕に塗りました。

この記事では「薬を塗る」の自然な英語と、cream・ointment・gel の違いを紹介します。ただ、目的は apply ointment を丸暗記することだけではありません。薬の名前が分からなくても、put this on my arm のように知っている英語だけで状況を伝える方法まで一緒に考えてみましょう。

「薬を塗る」は英語でapply cream / ointment to ~

塗り薬を所定の場所へつけることは、次の形で表せます。

apply + 塗るもの + to + 体の部位・患部

  • I applied the cream to my arm.
    腕にクリーム状の薬を塗りました。
  • Apply the ointment to the affected area.
    患部に軟膏を塗ってください。
  • She applied the gel to her knee.
    彼女は膝にジェルを塗りました。

apply は「必要なものを、目的に合う場所へつける・施す」という感覚を持つ動詞です。塗り薬だけでなく、日焼け止めや化粧品を塗る場面にも使えます。

会話では、もっと簡単な put cream on ~ も自然です。

  • I put some cream on the rash.
    発疹にクリームを塗りました。
  • Put this cream on your hands.
    このクリームを手に塗ってください。

発音のポイント|applyとointment

apply は /əˈplaɪ/。最初の a は弱く短く、後半の ply を強く「プライ」と発音します。「アプライ」と全体を同じ強さで読まないのがポイントです。

ointment は /ˈɔɪntmənt/。最初の oin を「オイン」に近く強く読み、後半は軽く続けます。会話で難しければ、製品がクリーム状ならまず cream を使っても構いません。

なぜapply A to Bで「AをBに塗る」になる?

apply A to B では、Aがつけるもの、Bがその到達先です。

  • A:the cream(クリーム)
  • to:~へ(到達先を示す)
  • B:my arm(腕)

apply the cream to my arm は、「クリームを腕という到達先へつける」という組み立てです。日本語では「腕に薬を塗る」と場所が先に来ますが、英語では塗るものを先に出し、その後ろに場所を置くのが基本です。

この語順は、apply A to Bの意味と使い方でも詳しく解説しています。また、be:RIZEの「toのコアイメージ」で見ると、toが「腕」という到達点へ向かう矢印を作っていることが分かります。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語の「腕に・薬を・塗る」の順番をそのまま英語に運ばず、まず何をつける? → cream、次にどこへ? → to my armと考えると組み立てやすくなります。

cream・ointment・gel・lotionの違い

日本語ではまとめて「塗り薬」と呼べますが、英語では薬の形状によって名詞が変わります。

英語 どんなもの? 例文
cream クリーム状のもの Apply the cream twice a day.
ointment 油分が多く、軟膏状のもの Put a thin layer of ointment on it.
gel 透明・半透明のジェル状のもの Apply the gel to your knee.
lotion 比較的さらっとした液状のもの Apply the lotion to dry skin.
topical medication 皮膚などに使う外用薬の総称 This is a topical medication.

実際には製品ラベルに creamointmentgel などと書かれています。正確な形状が分からなければ、無理に名前を決めず、薬を見せながら this cream や単に this と言う方が確実です。

applyとput onの違い

表現 ニュアンス 使いやすい場面
apply cream to ~ 決められた場所へ塗る 説明書、医師・薬剤師との会話
put cream on ~ クリームをそこにつける 家族や友人との日常会話
spread cream over ~ ある範囲へ広げる 塗り広げる動作を強調
rub the cream in こすってなじませる 肌へやさしく擦り込む手順
  • Apply a thin layer of cream to the area.
    その部分にクリームを薄く塗ってください。
  • I put some cream on the itchy spot.
    かゆいところにクリームを塗りました。
  • Spread the cream gently over the skin.
    肌にクリームをやさしく塗り広げてください。
  • Rub the cream in gently.
    クリームをやさしくなじませてください。

薬によって使い方は異なるため、実際に使用するときは製品ラベルや医療者の指示を確認しましょう。英語表現としては、単に「塗る」なら apply または put on が土台になります。

「薬を飲む」と「薬を塗る」は英語で動詞が違う

日本語ではどちらも「薬」を使いますが、英語では薬の使い方に応じて動詞を変えます。

日本語 英語
薬を飲む take medicine I took my medicine.
薬を塗る apply cream / ointment I applied the cream.
目薬をさす use / put in eye drops I put in some eye drops.
スプレーを使う use a spray I used a nasal spray.

「薬=drink medicine」と一律に考えないことが大切です。服薬全般については、薬を飲む・服薬管理を伝える英語も参考になります。

英語日記・独り言で使える例文

  • I applied some cream to my arm after my shower.
    シャワーのあと、腕にクリームを塗りました。
  • I put ointment on the cut before bed.
    寝る前に切り傷へ軟膏を塗りました。
  • This cream stopped the itching.
    このクリームでかゆみが治まりました。
  • I need to apply this twice a day.
    これを1日2回塗る必要があります。
  • I forgot to put the cream on this morning.
    今朝、クリームを塗るのを忘れました。
  • I only used a small amount.
    少量だけ使いました。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

applyointment が出てこなくても大丈夫です。薬を見せられる場面なら、名前を this に置き換えます。

apply the cream to my armとI put this on my armの簡単な言い換え図

日本語の「薬を塗る」を、見えている事実へ分けます。

何を使った?
→ this(これ)

何をした?
→ put(つけた・置いた)

どこに?
→ on my arm(腕に)

これだけで、次のように伝えられます。

  • I put this on my arm.
    これを腕につけました。
  • I use this on my skin.
    これを肌に使います。
  • I put this here because it was itchy.
    かゆかったので、これをここにつけました。
  • The doctor told me to use this twice a day.
    医師から、これを1日2回使うように言われました。

しゅみすけ(大山俊輔)

物の名前が分からないときはthis、専門的な動詞が分からないときはputuseで逃げられます。「何に使う?」「どこに使った?」を足せば、必要な状況は十分伝わります。

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まとめ

「薬を塗る」は、塗り薬の形に合わせて apply cream / ointment / gel to ~ と表すのが基本です。日常会話では、より簡単な put cream on ~ も使えます。

そして、どちらも出てこなければ I put this on my arm. で構いません。難しい医療英語を探す前に、何を使ったか・どこに使ったか・なぜ使ったかへ分けて、知っている英語で会話を前へ進めましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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