
航空券の予約、オンラインチェックイン、ビザや電子渡航認証の申請、入国カードなどでは、パスポートに書かれた情報を英語のフォームへ入力します。ところが、Passport numberやDate of expiryは分かっても、Country of issueとPlace of issue、Place of birthとNationalityの違いで迷うことがあります。
基本は、意味を想像して自己流で書くことではありません。フォームの項目名を確認し、パスポートにある表記をそのまま正確に転記することです。
この記事では、パスポートと海外フォームでよく見る英語項目を5つに分けて整理します。名前・住所・電話番号なども含む全体像は、海外フォームの書き方をご覧ください。空港到着後の流れと質問への答え方は、入国審査・税関で使う英語まとめで確認できます。
Contents
パスポート項目5つの基本

| 英語項目 | 日本語 | 確認する内容 |
|---|---|---|
| Passport number | 旅券番号 | パスポートの番号 |
| Date of issue | 発行日 | パスポートが発行された日 |
| Date of expiry / Expiration date | 有効期限 | パスポートが有効な最終日 |
| Country of issue / Place of issue | 発行国/発行地 | 発行した国または場所 |
| Place of birth / Country of birth | 出生地/出生国 | 生まれた場所または国 |
| Nationality / Citizenship | 国籍 | 法的に属する国 |

入力欄を見ただけで答えを作らず、パスポートを手元に置いて一項目ずつ照合しましょう。似た言葉でも、聞かれている情報は別の場合があります。
Passport numberは旅券番号
Passport numberは旅券番号です。フォームによってはDocument numberやTravel document numberと表示されることがあります。パスポート上の番号を、文字と数字の取り違えに注意して入力します。
- 大文字・小文字の指定があれば従う
- 空白やハイフンは入力例に合わせる
- アルファベットのOと数字の0などを見間違えない
3つの呼び方と入力時の注意は、Passport number・Document number・Travel document numberの違いで詳しく解説しています。
Date of issueとDate of expiryの違い
- Date of issue:発行日
- Date of expiry / Expiration date:有効期限
- Valid until:〜まで有効
発行日と有効期限を逆にしないようにします。また、日付欄がMM/DD/YYYYなら月・日・年、DD/MM/YYYYなら日・月・年です。画面の指定順に入力してください。
日付表記の見分け方は、パスポートの発行日・有効期限の英語で確認できます。
Country of issueとPlace of issueの違い
- Country of issue / Issuing country:パスポートを発行した国
- Place of issue / Issuing place:発行地・発行機関として示された場所
Countryは国、Placeは場所です。日本国籍だからといって、すべての欄へ自動的にJapanと入れるのではなく、パスポートとフォームの案内を照合します。
詳しくは、Country of issue・Issuing country・Place of issueの違いをご覧ください。
Place of birthとCountry of birthの違い
- Place of birth:出生地
- Country of birth:出生国
- Date of birth / DOB:生年月日
Place of birthは生まれた場所、Country of birthは生まれた国です。現在住んでいる場所や国籍とは別の情報です。出生地・出生国・国籍の違いは、Place of birth・Country of birth・Nationalityの違いで整理しています。
Nationality・Citizenship・Country of residenceの違い
- Nationality:国籍
- Citizenship:市民権・国籍
- Country of residence:現在の居住国
日本国籍で日本在住なら、NationalityはJapanese、Country of residenceはJapanとなるのが一般的です。ただし、国籍と居住国が異なる人もいるため、この2つは同じ意味ではありません。
選択肢の見分け方は、Nationality・Citizenship・Country of residenceの違いで詳しく確認できます。
パスポートの名前は自己流で変えない
航空券、ビザ、電子渡航認証、ホテルや交通機関の本人確認では、氏名の一致が重要です。普段使う英字表記とパスポートの表記が異なる場合でも、本人確認を伴う手続きでは、原則として指定された旅券表記を使います。
- First name / Given name:名
- Last name / Family name / Surname:姓
- Middle name:ミドルネーム
- Full name:氏名
氏名欄については、First name・Last name・Given name・Family nameの違いも参考にしてください。
入力前・送信前のチェックリスト
- パスポートを手元に置いたか
- 旅券番号の文字と数字を見直したか
- 発行日と有効期限を逆にしていないか
- 月・日・年の順序を確認したか
- 発行国と出生国を混同していないか
- 国籍と居住国を混同していないか
- 氏名の綴りと順序がパスポートに合っているか

特に旅行予約や公的申請では、分からない欄を推測で埋めないことが大切です。公式の入力例や窓口の案内を確認し、必要なら提出先へ問い合わせてください。
分からないときの簡単な確認英語
- What should I write here?
ここには何を書けばいいですか? - Should this match my passport?
これはパスポートと同じにすべきですか? - Is this my passport number?
これは旅券番号のことですか? - Do you mean my nationality?
国籍のことですか? - Could you check this for me?
これを確認していただけますか?
長い英文を作れなくても、What should I write here?やShould this match my passport?だけで確認できます。パスポート項目は暗記するより、旅券とフォームを見比べて正確に転記する習慣をつけることが大切です。
名前・住所・日付・署名・海外フォームを目的別に探したい方は、英語表記・海外フォーム総合ガイドもご覧ください。










