スズメバチは英語で?hornetの発音・waspとの違いとオオスズメバチの呼び方

木の幹に止まるスズメバチと「スズメバチは英語で?」の文字

夏から秋にかけて、木の幹や庭先で見かけるスズメバチ。英語では基本的に hornet といいます。ただし、英語の wasp との関係や、オオスズメバチの呼び名には少し注意が必要です。

結論:スズメバチは英語で hornet
単数:a hornet
複数:hornets
オオスズメバチ:a northern giant hornet(旧称・広く知られた呼び名:Asian giant hornet)

しゅみすけ(大山俊輔)

まずは「スズメバチ=hornet」で大丈夫です。waspとの違いまで分かると、英語の記事やニュースもぐっと読みやすくなります。

スズメバチは英語で hornet

hornet は、がっしりした体つきの大型のハチを指す語です。日本語の「スズメバチ」に最も自然に対応します。

  • There is a hornet near the window.
    窓の近くにスズメバチがいます。
  • I saw two hornets in the garden.
    庭でスズメバチを2匹見ました。
  • Be careful. That is a hornet.
    気をつけて。あれはスズメバチです。

昆虫を数えるときも、英語では通常 one hornet, two hornets のように数えます。

hornetの発音は?

hornet の発音は、米音・英音ともにおおよそ「ホーニット」に近く、アクセントは最初の hor- にあります。

hornet /ˈhɔːr.nɪt/

日本語では「ホーネット」と表記されることもありますが、英語の第2音節は強い「ネット」ではなく、短く弱い -nit です。

hornetという名前の感覚

hornet は古い英語・フランス語系の語を経て使われてきた名前です。現代英語では、分類上の細部を意識しなくても「大型で頑丈なスズメバチの仲間」という像を伝えます。

また、a hornet’s nest は文字どおり「スズメバチの巣」。比喩では、触れると大騒ぎや面倒を引き起こす問題を表します。日本語表現との違いは「藪をつついて蛇を出す」の英語表現でも紹介しています。

hornetとwaspの違い

wasp は、ミツバチ以外の細身のハチを広く指す語です。hornetはwaspの一種なので、英語の関係を簡潔にいえば次のようになります。

All hornets are wasps, but not all wasps are hornets.
すべてのスズメバチはwaspの仲間ですが、すべてのwaspがhornetというわけではありません。

英語 日本語の目安 特徴
hornet スズメバチ 大型で頑丈な体つき
paper wasp アシナガバチ 細身で脚が長く、むき出しの巣盤を作る
honeybee ミツバチ 毛が多く、花粉を運び、蜂蜜を作る

ハチ全体の呼び分けは、「蜂」は英語で?bee・wasp・hornetの違いもあわせてご覧ください。

スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチの体形と巣、遭遇時の行動を比べた解説図

オオスズメバチは英語で?

オオスズメバチ(学名 Vespa mandarinia)の現在の一般的な英語名は northern giant hornet です。

  • northern giant hornet:現在使われる標準的な英語名
  • Asian giant hornet:以前の名称で、現在も広く知られている
  • Japanese giant hornet:日本にいる個体群を指す文脈などで見られる表現

英語圏の報道では murder hornet という刺激的な通称が使われたこともありますが、正式・中立的な名称ではありません。通常の説明では northern giant hornet を選ぶのが適切です。

スズメバチの部位と巣に関する英語

英語 日本語
stinger 毒針 a hornet’s stinger
venom 毒(注入する毒) hornet venom
nest a hornet’s nest
colony 群れ・コロニー a hornet colony
queen 女王バチ a queen hornet
worker 働きバチ a worker hornet
antennae 触角 a pair of antennae

刺して注入する毒は英語で venom といいます。食べたり触れたりして害になる毒を表す poison とは使い分けます。

「スズメバチに刺された」は英語で?

「刺す」は sting。不規則変化は sting–stung–stung です。

  • A hornet stung me.
    スズメバチに刺されました。
  • I was stung by a hornet.
    私はスズメバチに刺されました。
  • The sting is painful.
    刺されたところが痛いです。

スズメバチは、一般に針を失わず繰り返し刺すことができます。一方、ミツバチの働きバチは哺乳類を刺した際に針が抜けることがあります。詳しくはミツバチは英語で?honeybeeの発音とbeeとの違いをご覧ください。

「虫刺され」「噛み傷」「刺し傷」の英語は、虫刺されは英語で?insect bite・bug bite・stingの違いで整理しています。

スズメバチを見つけたときに使える英語

  • There is a hornet’s nest under the eaves.
    軒下にスズメバチの巣があります。
  • Stay calm and move away slowly.
    落ち着いて、ゆっくり離れてください。
  • Don’t swat at it.
    手でたたこうとしないでください。
  • Do not disturb the nest.
    巣を刺激しないでください。
  • Call a pest-control professional.
    害虫駆除の専門業者に連絡してください。

しゅみすけ(大山俊輔)

遭遇した場面では、難しい説明より “Stay calm.” と “Move away slowly.” の2つがすぐ使えます。

会話で使ってみよう

A: Is that a bee?
あれはミツバチですか?

B: No, it’s a hornet. Let’s move away slowly.
いいえ、スズメバチです。ゆっくり離れましょう。

A: I think there is a nest under the roof.
屋根の下に巣があると思います。

B: Don’t go near it. We should call a professional.
近づかないで。専門業者に連絡したほうがいいです。

細身で脚の長い種類との違いは、アシナガバチは英語で?paper waspの発音と由来をご覧ください。

まとめ

  • スズメバチは英語で hornet
  • 発音は「ホーニット」に近く、最初の音節を強く読む
  • hornetはwaspの一種だが、すべてのwaspがhornetではない
  • オオスズメバチは現在 northern giant hornet が標準的
  • 「刺す」は sting、過去形・過去分詞は stung
  • 「巣を刺激しない」は Do not disturb the nest.

刺す虫・噛む虫をまとめて確認したい方は、刺す虫・噛む虫の英語一覧も便利です。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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