「ゾッとする」は英語で?gave me chills・blood ran cold・horrifiedの違い

「ゾッとする」は英語で?と夜に怖い話を見て身震いする女性のイラスト

怖い話を聞いたときや、恐ろしい事実を知ったときの「ゾッとした」は、英語では That gave me chills. と表せます。

この記事では自然な英語表現を紹介します。ただし、目的はフレーズを一つ覚えることだけではありません。ぴったりの言い方を忘れても、すでに知っている簡単な英語で「何が起きて、どう感じたか」を伝える方法まで一緒に考えてみましょう。

「ゾッとする」は英語で That gave me chills.

That gave me chills.
それを聞いてゾッとしました。

chill は「寒気・冷たさ」という意味です。怖さで急に体が冷たくなるような感覚から、give someone chills で「人をゾッとさせる」という意味になります。

That story gave me chills.
その話を聞いてゾッとしました。

Just thinking about it gives me chills.
それを考えるだけでゾッとします。

自分を主語にして、I got chills. と言うこともできます。

I got chills when I heard the news.
その知らせを聞いたとき、ゾッとしました。

発音のポイント

chill は「チル」に近い音です。最初の ch は日本語の「チ」よりも息をはっきり出し、最後の ll は舌先を上の歯茎につけて止めます。

chills は最後に z に近い音が加わります。「チルズ」と母音を強く足すのではなく、「チルズ」と短くまとめると自然です。

なぜ give me chills で「ゾッとさせる」になるの?

give は「物を与える」だけでなく、相手に感情や身体感覚を生じさせるときにも使えます。

  • give me hope:私に希望を与える
  • give me a headache:私に頭痛を起こさせる
  • give me chills:私に寒気を起こさせる

つまり That gave me chills. は、「それが私に寒気を与えた」という体の反応を通して、ゾッとした気持ちを表しています。

しゅみすけ(大山俊輔)

英語では、感情そのものより体に起きたことを言う表現がよくあります。give me chillsも「怖い」を直接言わず、寒気がしたという反応で恐怖を伝えています。

gave me chills・my blood ran cold・horrifiedの違い

gave me chills、blood ran cold、horrifiedの違いを表す3場面のイラスト

表現 中心のニュアンス 使いやすい場面
gave me chills 怖さで寒気がする、ゾクッとする 怖い話・不気味な音
my blood ran cold 血の気が引くほど強く恐れる 恐ろしい事実を知る
horrified 強い恐怖・衝撃・嫌悪を感じる 残酷な行動やひどい事実

My blood ran cold.:血の気が引くほどゾッとした

My blood ran cold.
血の気が引くほどゾッとしました。

直訳は「血が冷たくなった」です。単に少し怖かったのではなく、恐ろしいことに気づいて体が固まるような強い恐怖を表す、ドラマチックな表現です。

My blood ran cold when I saw the name on the list.
リストにその名前を見つけたとき、血の気が引きました。

I was horrified.:恐怖や嫌悪でショックを受けた

I was horrified.
私はゾッとしました。/ひどくショックを受けました。

horrified は、怖いだけでなく「そんなひどいことが起きたなんて」と強い衝撃や嫌悪を感じるときにも使います。

I was horrified by the way he treated her.
彼の彼女に対する扱い方を見て、私はゾッとしました。

chillsは感動したときにも使える

give me chills は、必ずしも怖いときだけの表現ではありません。音楽や演技に強く感動し、鳥肌が立ったときにも使えます。

Her voice gave me chills.
彼女の歌声に鳥肌が立ちました。

怖いのか感動なのかは、前後の内容で判断します。誤解を避けたいなら原因を加えましょう。

That creepy sound gave me chills.
その不気味な音を聞いてゾッとしました。

That beautiful performance gave me chills.
その美しい演技に鳥肌が立ちました。

病気の「悪寒」と感情の「ゾッとする」は別

熱や風邪による悪寒は、感情ではなく症状です。その場合は I have chills. と言います。

I have a fever and chills.
熱と悪寒があります。

一方、怖い話などが原因なら That gave me chills. と、何が寒気を起こしたのかを主語にするのが分かりやすいです。

日本語の「ゾッとする」と英語のズレ

日本語の「ゾッとする」は、軽い寒気から強い恐怖、残酷なことへの嫌悪まで幅広く使えます。英語では、強さや原因によって表現を選びます。

  • 一瞬ゾクッとした:I got chills.
  • それを聞いてゾッとした:That gave me chills.
  • 血の気が引いた:My blood ran cold.
  • ひどい行動に恐怖・嫌悪を感じた:I was horrified.
  • 単純に怖かった:I was really scared.

「ゾッとする」の英単語を一つ探すより、軽い寒気なのか、強い恐怖なのか、嫌悪を伴う衝撃なのかを考える方が自然です。

独り言・英語日記ですぐ使える例文

I heard a strange noise last night.
昨夜、変な音を聞きました。

It gave me chills.
それを聞いてゾッとしました。

I got scared and checked the door.
怖くなってドアを確認しました。

My blood ran cold when I realized the door was open.
ドアが開いていると気づいたとき、血の気が引きました。

It was only the wind, so I felt better.
ただの風だったので、安心しました。

この表現を知らなかったら?【しゅみすけ式】

gave me chillsmy blood ran cold が出てこなくても大丈夫です。「ゾッとしたとき、実際に何が起きたか」を簡単な英語にします。

何が起きた?

怖い話を聞いた

I heard a scary story.

どう感じた?

とても怖かった

I was very scared.

体はどうなった?

一瞬動けなかった

I couldn’t move for a second.

そのあと何をした?

電気をつけた

I turned on the light.

つなげれば、難しい表現なしでも情景が伝わります。

I heard a scary story. I was very scared, and I couldn’t move for a second. Then I turned on the light.

しゅみすけ(大山俊輔)

「ゾッとする」が出てこなければ、I was very scared.で十分です。さらにI couldn’t move.のように体の反応を一つ足すと、怖さの強さまで自然に伝わります。

まとめ

  • That gave me chills.:それを聞いてゾッとした
  • I got chills.:ゾクッとした、鳥肌が立った
  • My blood ran cold.:血の気が引くほど強く恐れた
  • I was horrified.:恐怖・衝撃・嫌悪でゾッとした

ぴったりの表現を知っていれば、それを使えば大丈夫です。でも忘れても、I was very scared.I couldn’t move. のように知っている英語で体験を説明すれば、会話は止まりません。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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