
「先生が特定の生徒だけをえこひいきする」「上司がお気に入りの部下ばかり評価する」。このような「えこひいきする」は、英語で play favorites が最も分かりやすい定番表現です。
ただし、一人を有利に扱うなら favor someone、特別な待遇を与えるなら give someone special treatment も使えます。この記事では自然な表現と、ぴったりの英語を忘れても基本語で不公平な状況を説明する方法を紹介します。
Contents
「えこひいきする」は英語で?まず結論
- play favorites:集団の中で特定の人ばかりをひいきする
- favor someone:誰かをほかの人より有利に扱う
- give someone special treatment:誰かだけを特別扱いする
The teacher plays favorites.
その先生はえこひいきをします。

play favoritesは定番の「えこひいきする」
play favorites は、親がきょうだいの一人だけをかわいがったり、先生や上司が特定の人ばかり評価したりする場面で使います。複数の人を公平に扱うべき立場なのに、お気に入りを優先するという批判的な響きがあります。
My boss always plays favorites.
私の上司はいつもえこひいきをします。
Parents shouldn’t play favorites among their children.
親は子どもたちをえこひいきすべきではありません。
アメリカ英語では favorites、イギリス英語では favourites とつづります。発音は「プレイ・フェイヴァリツ」に近く、favorites の最初の音節を強くします。
なぜplay favoritesで「えこひいき」になるの?
favorite は「お気に入りの人・もの」です。play favorites は、複数の人がいる場で「お気に入りを作り、その人を優先する行動を取る」というイメージです。
ここでの play は、スポーツをするというより「ある態度・やり方を取る」という働きです。表現全体を一つのまとまりとして覚えましょう。
favor someoneは「一人を有利に扱う」
favor+人 は、ある人をほかの人より好み、有利になるよう扱うことです。選考、評価、配分など、誰が利益を得たかに焦点が当たります。
She seems to favor her youngest son.
彼女は末の息子をひいきしているようです。
ただし favor は、文脈によって単に「好む・支持する」の意味にもなります。不公平さを明確にしたければ、favor A over B(BよりAを優遇する)の形が便利です。
The manager favors experienced workers over new employees.
その管理職は新人より経験者をひいきしています。
give someone special treatmentは「特別扱いする」
give+人+special treatment は、その人にだけ特別な待遇を与える表現です。待遇の違いを客観的に説明できますが、特別扱いに正当な理由がある場合にも使えるため、必ずしも「不当なえこひいき」とは限りません。
Why does he get special treatment?
なぜ彼だけ特別扱いされるのですか?
日本語の「えこひいき」と英語のズレ
日本語の「えこひいき」は、最初から不公平だという評価を含みます。一方、英語の favor や special treatment は、文脈によっては正当な優先や配慮にもなります。
「お気に入りばかりを選ぶ」という不公平さをはっきり言いたいなら play favorites が最も直接的です。「具体的に何をしてもらったか」を説明したいなら、昇進、仕事量、ルール、賞などを文に入れましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
独り言・英語日記で使える例文
- I felt like my teacher was playing favorites.
先生がえこひいきしているように感じました。 - My manager favors one coworker over everyone else.
上司はほかの全員より一人の同僚をひいきしています。 - She always gets special treatment at work.
彼女は職場でいつも特別扱いされています。 - I try not to play favorites.
私はえこひいきしないようにしています。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
play favorites が出てこなくても大丈夫です。「ほかの人はどうだった?」「その人だけ何が違った?」に分けましょう。
- We all did the same work.
私たちは全員、同じ仕事をしました。 - But the boss only praised her.
でも、上司は彼女だけを褒めました。 - He always gives her the best jobs.
彼はいつも彼女に一番よい仕事を与えます。
これだけで「上司が彼女をえこひいきしている」という状況は十分伝わります。もっと短く、He treats her better than everyone else.(彼はほかの全員より彼女をよく扱います)でも構いません。
しゅみすけ(大山俊輔)
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まとめ
- 特定の人ばかりひいきする:play favorites
- 一人を有利に扱う:favor someone
- 特別扱いする:give someone special treatment
表現を忘れたら、We all did the same work, but the boss only praised her. のように、同じ条件と違った結果を基本語で説明してみましょう。









