
料理ができあがって「火を止めて」と言いたいとき、英語では turn off the heat が自然です。
この記事では、turn off the heat と remove it from the heat の違いを紹介します。ただ、本当の目的は表現を一つ暗記することだけではありません。ぴったりの表現が出てこないとき、知っている簡単な英語でどう伝えるかも一緒に考えてみましょう。
Contents
「火を止める」は英語で turn off the heat
Turn off the heat.
(火を止めてください。)
料理の heat は、炎そのものだけでなく、ガス・IH・電気コンロから加えられる「熱・加熱」を表します。turn off は電源や機能を切る表現なので、turn off the heat で「加熱を止める」という意味になります。
- Turn off the heat when the sauce thickens.
ソースにとろみがついたら、火を止めてください。 - I turned off the heat after ten minutes.
10分後に火を止めました。 - Once the vegetables are soft, turn off the heat.
野菜が柔らかくなったら、火を止めてください。
turn off the stoveでもいい?
Turn off the stove. も使えます。こちらは「コンロそのものを消す・切る」という言い方です。
| 表現 | 焦点 | 日本語の感覚 |
|---|---|---|
| turn off the heat | 加熱を終える | 火を止める |
| turn off the stove | コンロを切る | コンロのスイッチを切る |
| turn off the burner | 使っている口を消す | そのバーナーを消す |
料理の手順では turn off the heat が使いやすく、安全確認として「コンロ消した?」と聞くなら Did you turn off the stove? が自然です。
remove it from the heatは「鍋を火から外す」
英語のレシピには、Remove it from the heat. もよく出てきます。
Remove the pan from the heat.
(鍋を熱源から外してください。)
これはコンロを切るのではなく、鍋やフライパンを熱源の上から移動させる指示です。火を止めても余熱で加熱が続くことがあります。焦げやすいソースや卵料理などでは、鍋を熱源から離すことが重要になります。
会話では、次の形も自然です。
- Take the pan off the heat.
鍋を火から外してください。 - Remove the pot from the stove.
鍋をコンロから下ろしてください。 - Take it off the burner.
それをバーナーから外してください。

しゅみすけ(大山俊輔)
turn downとturn offの違い
前の記事で扱った turn the heat down は「火を弱める」です。turn off とは結果が違います。
- Turn the heat down.
火を弱めてください。加熱は続きます。 - Turn the heat off.
火を止めてください。加熱を終えます。
down は強さを下げる、off は機能を切る。この違いを押さえると、料理中の指示を間違えにくくなります。
「火を消す」のfireとheatはどう違う?
日本語の「火」には、英語の heat・flame・fire が含まれています。
- heat:料理に加える熱・火加減
- flame:ガスコンロなどの目に見える炎
- fire:燃えている火。焚き火や火事にも使う
料理で「火を止める」と指示するなら、通常は turn off the heat が自然です。ガスの炎が消えたことを描写するなら、The flame went out.(炎が消えた)と言えます。
Put out the fire. は、焚き火や燃えている火を水・消火器などで消す表現です。普通にコンロのつまみを切る場面では大げさになります。
発音のポイント
turn off the heat は、単語を一つずつ切らずにつなげて発音します。turn off の境目では、前の子音と次の母音がつながり、「ターンノフ」のような流れになります。
heat は /hiːt/。母音を少し長く伸ばし、最後の t は強く「ト」と言わず、舌先を上の歯茎につけて止める感覚です。
料理中・英語日記で使える例文
- The soup is ready. Turn off the heat.
スープができました。火を止めてください。 - I forgot to turn off the stove.
コンロを消すのを忘れました。 - Turn off the heat, but leave the pot there.
火を止めて、鍋はそこに置いておいてください。 - Turn off the heat and remove the pan from the stove.
火を止めて、フライパンをコンロから下ろしてください。 - Take the sauce off the heat before it burns.
焦げる前にソースを火から外してください。 - I turned off the heat and let the soup cool.
火を止めて、スープを冷ましました。
今日の料理を英語日記にするなら、次のように書けます。
When the curry was ready, I turned off the heat.
カレーができたので、火を止めました。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
turn off the heat が出てこなくても、「火を止める」の英単語を探し続けなくて大丈夫です。実際に何をして、何が変わったのかへ分けます。
何をした?
↓
コンロのつまみを回した。
何が変わった?
↓
炎が消えた。
なぜそうした?
↓
料理ができたから、もう加熱する必要がなかった。
すると、知っている単語だけでも言えます。
- I turned the knob.
つまみを回しました。 - The flame went out.
炎が消えました。 - I stopped cooking it.
それを調理するのをやめました。 - Stop cooking it now.
もう調理を止めてください。 - It’s ready. We don’t need more heat.
できました。もう熱は必要ありません。
Stop cooking it now. は、コンロの操作を直接言っていません。それでも料理中なら、「もう加熱を続けないで」という意図は伝わります。
しゅみすけ(大山俊輔)
関連する料理の英語
火を完全に止める前に弱火へ変える表現は、「弱火にする」のreduce the heat・turn the heat downで詳しく解説しています。
コンロの操作に使う「つまみを回す」のturn a knob、料理の火加減と関係が深い「煮る」のboil・simmer・stewの違いもあわせてどうぞ。
料理動詞全体は、料理で使う英語表現のまとめへつながります。簡単な単語へ分解する考え方は、be-rize.comの中学英単語だけで英会話を続ける考え方でも解説しています。
まとめ
- 料理で「火を止める」は turn off the heat
- コンロそのものを切るなら turn off the stove
- 鍋を熱源から離すなら remove it from the heat
- turn down は弱める、turn off は止める
- 表現を忘れたら Stop cooking it now. で切り抜けられる
自然な表現を知っていれば Turn off the heat. を使えばよい。でも忘れても、「もう調理をしない」「炎が消えた」と説明すれば英語は続きます。結局何をしたのか、何が変わったのかへ戻って考えてみましょう。









