「つまみを回す」は英語で?turn a knob・dialの違いと簡単な言い換え

キッチンでコンロのつまみを回す女性とturn a knob・dialを示すアイキャッチ

「つまみを回す」は英語で、基本的に turn the knob と言います。

目盛りや数字が付いたダイヤルを回す場面では、turn the dial も自然です。コンロ、オーブン、洗濯機、ラジオなど、家の中には「回して操作するもの」がたくさんあります。

この記事では自然な表現と knob・dial の違いを紹介します。ただ、本当の目的は単語を一つ覚えることだけではありません。turn や knob が出てこないとき、知っている簡単な英語でどう伝えるかも一緒に考えましょう。

「つまみを回す」は turn the knob

手でつまんで回す突起部分なら、まず knob が使えます。

Turn the knob.
つまみを回して。

I turned the knob to the right.
つまみを右に回しました。

Turn the knob slowly.
つまみをゆっくり回してください。

目の前の特定のつまみなら the knob。「どれか一つのつまみ」なら a knob ですが、操作を指示する場面では相手と同じものを見ていることが多いため、the がよく使われます。

turnの発音とコアイメージ

turn の発音は、アメリカ英語で /tɝːn/、イギリス英語で /tɜːn/ です。カタカナの「ターン」のように二拍へ分けず、rの響きを含めて一息で言います。

turn の中心にあるのは、向きや状態を変えるイメージです。つまみを回せば、そのつまみの向きが変わります。そこから機械の設定や状態も変わります。

  • turn the knob(つまみの向きを変える)
  • turn the key(鍵を回す)
  • turn right(右へ曲がる)
  • turn the light on(電気をつける状態へ変える)

「回す=turn」と丸暗記するだけでなく、「向きを変える」と捉えると、ほかの使い方にもつながります。

knobとdialの違い

knobはつまんで回す部分、dialは目盛りを合わせる盤面という違いの解説図

英語 注目しているもの
knob 手でつかむ、丸く突き出た操作部分 コンロのつまみ、ドアノブ、音量つまみ
dial 数字や目盛りを選ぶ円形の盤面・操作部分 タイマー、温度設定、ラジオの選局

ただし、現実の機械では一つの部品が「つまめる突起」であり、同時に「目盛りを選ぶダイヤル」でもあります。その場合、knob と dial の両方が使われることがあります。

形を話したいなら knob、設定や目盛りを選ぶ機能を話したいなら dial、という見方をすると分かりやすいでしょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

knobかdialかで迷っても、会話が止まるほど大きな問題ではありません。実物を指しながらturn thisと言うだけでも、してほしい動作は伝わります。

右・左へ回す英語

Turn the knob to the right.
つまみを右に回して。

Turn it to the left.
それを左に回して。

方向は to the right / to the left と表せます。機械の目盛りを特定の位置へ合わせる場合も to が便利です。

Turn the dial to 20.
ダイヤルを20に合わせて。

Turn the temperature knob to low.
温度のつまみを「弱」に合わせて。

clockwiseとcounterclockwise

説明書などで「時計回り」「反時計回り」を正確に示すときは、次の表現を使います。

  • clockwise:時計回りに
  • counterclockwise:反時計回りに(主にアメリカ英語)
  • anticlockwise:反時計回りに(主にイギリス英語)

Turn the knob clockwise.
つまみを時計回りに回してください。

ただし日常会話では、実物を見ながら right や left を使ったほうが簡単なこともあります。

家電や設備で使える例文

コンロのつまみを回す

I turned the stove knob.
コンロのつまみを回しました。

Turn the knob to low heat.
つまみを弱火に合わせて。

オーブンの温度を設定する

Turn the oven dial to 180 degrees.
オーブンのダイヤルを180度に合わせて。

音量を上げる・下げる

Turn the volume knob up.
音量のつまみを回して大きくして。

Turn it down a little.
少し小さくして。

ここでは up / down が音量の変化を示しています。

タイマーを合わせる

Turn the timer dial to ten minutes.
タイマーを10分に合わせて。

つまみが回らない

The knob won’t turn.
つまみが回りません。

The knob is stuck.
つまみが固まっています。

rotateではだめ?

rotate にも「回転させる」という意味があります。しかし日常の短い操作では、turn のほうが簡単で自然です。

rotate は物体を軸の周りに回転させることを、やや技術的・客観的に表す語です。画像を回転させる、タイヤをローテーションする、部品が回転する、といった説明でよく使われます。

家族に「そのつまみを回して」と言うなら、Turn the knob. で十分です。

「つまみ」と「取っ手」は同じknobになることもある

knob は機械のつまみだけでなく、丸いドアノブや引き出しの丸い取っ手にも使われます。

  • turn the doorknob(ドアノブを回す)
  • pull the drawer knob(引き出しの取っ手を引く)
  • turn the control knob(操作つまみを回す)

同じ knob でも、対象によって一緒に使う動詞が変わります。回すなら turn、手前へ引くなら pull です。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

turn the knob が出てこなかったら、まず「実際に何をしたいのか」を分解します。

何をした?

この丸い部分を動かした

どちらへ?

右へ。すると火が弱くなった

ここまで分かれば、難しい単語がなくても説明できます。

  • Move this to the right.
    これを右へ動かして。
  • Move this part slowly.
    この部分をゆっくり動かして。
  • Use this to make it hotter.
    もっと熱くするには、これを使って。
  • Put this on 20.
    これを20に合わせて。
  • I moved this, and the fire got smaller.
    これを動かしたら、火が小さくなりました。

this と言いながら実物を指せば、knob や dial を知らなくても大丈夫です。回す身ぶりを加えれば、さらに伝わりやすくなります。

しゅみすけ(大山俊輔)

身近な操作では、正確な部品名を知らなくてもthis partで十分です。「何をどう動かして、何が変わるか」を言えば会話を続けられます。

独り言英会話・英語日記の例文

  • I turned the stove knob and made the heat lower.
    コンロのつまみを回して火を弱くしました。
  • I turned the oven dial to 180 degrees.
    オーブンを180度に設定しました。
  • I tried to turn the knob, but it was stuck.
    つまみを回そうとしましたが、固まっていました。

まとめ

「つまみを回す」は、まず turn the knob と言えます。数字や目盛りを選ぶダイヤルを意識するなら turn the dial も自然です。

knob と dial の区別に迷っても、実物を指して Turn this.、turn が出なければ Move this to the right. と言えば用件は伝わります。ぴったりの単語が出ないときは、「何を、どちらへ動かして、何が変わったか」に分解してみましょう。

関連する英語表現

この場面の関連表現は、家電の操作・設定を英語でにまとめています。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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