「関節」は英語で?jointの発音・語源、articulationとの違い

「関節」は英語で?jointの発音と膝関節

「関節」は英語で joint です。膝や肘のように骨と骨が出会う場所を指し、複数なら joints になります。

joint には「関節」だけでなく、「接合部」「共同の」という意味もあります。一見バラバラに見えますが、中心にあるのは2つ以上のものがつながる場所という感覚です。

先に答え

関節=joint
複数の関節=joints
解剖学的な「関節・関節形成」=articulation
関節痛=joint pain

「関節」は英語で joint

joint は、2本以上の骨が接する場所です。日常的な身体の話でも、病院でも基本語として使われます。

  • a joint:1つの関節
  • joints:複数の関節
  • the knee joint:膝関節
  • the shoulder joint:肩関節
  • joint movement:関節の動き

たとえば「膝の関節が痛い」は My knee joint hurts. と言えます。ただし、日常会話ではもっと簡単に My knee hurts. と言うことも多く、関節であることを明確にしたいときに joint を加えます。

しゅみすけ

joint は「骨」そのものではなく、骨と骨が出会う場所です。bone が部品なら、joint は部品同士をつないで動かす接続部分と考えると分かりやすいです。

joint の発音

joint の発音記号は /dʒɔɪnt/ です。カタカナでは「ジョイント」に近いものの、英語では2拍に分けず、1音節で一気に発音します。

  • 語頭の /dʒ/:日本語の「ジ」より少し強く、舌を上あご付近から離す音
  • /ɔɪ/:「オ」から「イ」へ滑らせる二重母音
  • 語末の /nt/:母音を足さず、舌先を上の歯茎につけて止める

複数形 joints/dʒɔɪnts/。最後に /s/ が加わりますが、「ジョインツ」のように短くまとめます。

joint の語源と名前の感覚

joint は古フランス語の「結び合わされた」を意味する語を経て、ラテン語の jungere(結ぶ・つなぐ)につながります。英語の join(参加する、つなぐ)とも同じ仲間です。

そのため、joint の意味はすべて「つながる」というコアイメージで整理できます。

使い方 意味 つながり方
a knee joint 膝関節 骨と骨がつながる
a pipe joint パイプの継ぎ目 部品と部品がつながる
a joint project 共同事業 人や組織が力を合わせる
a joint account 共同口座 複数人が口座を共有する

人体の関節だけを丸暗記するより、「何かと何かが接続される」という感覚を持つと、他の意味も自然に理解できます。

joint と articulation の違い

「関節」の日常的な英語は joint です。一方、articulation は解剖学で骨同士の接合や関節を表す、より専門的な語です。

英語 よく使う場面 ニュアンス
joint 日常会話、病院、健康・運動 一般的な「関節」
articulation 解剖学、医学的説明 骨同士の接合・関節形成

articulation には、もう一つ「発音・調音」「明瞭に言葉を組み立てること」という意味があります。身体では骨をつなぎ、発音では音を組み立てるという共通感覚があります。ただし、病院で「関節が痛い」と伝える際に articulation を使う必要はありません。

関節は身体のどこにある?

関節は全身にあります。特に日常会話や診察でよく出るのは、動きが大きい次の部分です。

部位 英語 関節としての言い方
shoulder shoulder joint
elbow elbow joint
手首 wrist wrist joint
finger finger joint
股関節 hip hip joint
knee knee joint
足首 ankle ankle joint

手足の部位名をまとめて確認したい方は、手・腕・指の部位を英語で足・脚・膝・足首・つま先を英語でも参考になります。

関節は何をするもの?

関節を構成する骨・軟骨・靱帯・関節包・滑液の英語図解

関節の基本的な役割は、connect bones and allow movement(骨同士をつなぎ、動きを可能にする)ことです。多くのよく動く関節では、次の組織が協力しています。

  • bone:骨。関節の両側をつくる
  • cartilage:軟骨。骨の端を覆い、摩擦や衝撃を減らす
  • ligament:靱帯。骨と骨をつなぎ、関節を安定させる
  • joint capsule:関節包。関節を包む
  • synovial fluid:滑液。関節の動きを滑らかにする液体

筋肉が収縮して骨を引くと、その力によって関節が曲がったり伸びたりします。つまり、muscles move bones at the joints(筋肉は関節で骨を動かす)のです。

筋肉については「筋肉」は英語で?muscleの発音・語源、骨については「骨」は英語で?boneとskeletonの違いで詳しく解説しています。

関節の種類を英語で

身体の関節は、すべて同じ動きをするわけではありません。代表的な種類は次のとおりです。

  • hinge joint:蝶番関節。肘や膝のように、主に曲げ伸ばしする
  • ball-and-socket joint:球関節。肩や股関節のように、多方向へ動く
  • pivot joint:車軸関節。首の上部などで回転する
  • gliding joint:滑走関節。手首などで骨が滑るように動く
  • fixed joint:不動関節。頭蓋骨の縫合のように、ほとんど動かない

hinge はドアの「蝶番」、ball-and-socket は「球と受け皿」です。形のイメージがそのまま名前になっています。

関節に関連する身体英語

英語 日本語 使い方
joint pain 関節痛 I have joint pain.
stiff joint こわばった関節 My joints feel stiff.
swollen joint 腫れた関節 The joint is swollen.
joint inflammation 関節の炎症 医学的説明で使う
range of motion 可動域 関節を動かせる範囲
arthritis 関節炎 arthr- が「関節」を表す
dislocation 脱臼 関節面が正常な位置から外れた状態

stiff は「硬くて動かしにくい」、swollen は「腫れている」です。「痛い」だけでなく状態を一緒に伝えると、症状が具体的になります。

病院で使われる joint の表現

関節の症状を伝えるときは、どの関節か、いつ痛むか、動かせるかを順番に説明すると伝わりやすくなります。

痛みやこわばりを伝える

  • I have pain in my knee joint.
    膝関節に痛みがあります。
  • My joints feel stiff in the morning.
    朝、関節がこわばります。
  • The joint is swollen and warm.
    その関節は腫れて熱を持っています。
  • It hurts when I bend the joint.
    関節を曲げると痛みます。
  • I can’t move it through its full range of motion.
    可動域いっぱいまで動かせません。

診察で聞かれる表現

  • Which joint hurts?
    どの関節が痛みますか。
  • When did the joint pain start?
    関節痛はいつ始まりましたか。
  • Does it hurt when you move it?
    動かすと痛みますか。
  • Is there any swelling or stiffness?
    腫れやこわばりはありますか。
  • Can you put weight on it?
    そこに体重をかけられますか。

しゅみすけ

“My joint hurts.” だけでも通じますが、“My knee joint hurts when I bend it.” のように部位と動作を足すと、症状がずっと具体的に伝わります。

sprain・dislocation・arthritis の違い

関節周辺のトラブルには、似て見えても異なる英単語があります。

英語 日本語 主に何が起きる?
sprain 捻挫 関節周囲の靱帯を痛める
dislocation 脱臼 関節をつくる骨が正常な位置から外れる
arthritis 関節炎 関節に炎症が起きる
fracture 骨折 骨にひびや折れが生じる

けがの違いと緊急時の伝え方は、「骨折したかもしれない」は英語で?fracture・sprain・dislocationの違いで詳しく確認できます。

日常会話で使える joint の例文

  • Exercise helps keep your joints flexible.
    運動は関節を柔軟に保つのに役立ちます。
  • My knees feel stiff after sitting for a long time.
    長く座ったあと、膝がこわばります。
  • This movement puts stress on the shoulder joint.
    この動きは肩関節に負担をかけます。
  • The hip is a ball-and-socket joint.
    股関節は球関節です。
  • Cartilage helps joints move smoothly.
    軟骨は関節が滑らかに動くのを助けます。
  • We’re working on a joint project.
    私たちは共同プロジェクトに取り組んでいます。

最後の例文では joint は「関節」ではなく「共同の」という形容詞です。しかし、「複数の人が一つにつながって行う」という語源の感覚は同じです。

まとめ|joint は「骨と骨がつながる場所」

「関節」は英語で joint、複数なら joints です。解剖学では articulation という専門語もありますが、日常会話や病院で使う基本語は joint です。

関節は骨同士をつなぎ、筋肉の力を動きに変えます。joint pain(関節痛)、stiff joints(こわばった関節)、range of motion(可動域)までセットで覚えると、健康や病院の英語にもすぐ応用できます。

まずは、A joint connects bones and allows movement.(関節は骨をつなぎ、動きを可能にします)という一文から使ってみましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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