
日本の天気予報でよく聞く「夏日」「真夏日」「猛暑日」「熱帯夜」。英語では、それぞれに完全に一致する決まった一語があるわけではありません。
自然に伝えるには、a hot summer day や an extremely hot day のように暑さを説明したうえで、必要なら温度の基準を添えます。
まずはこの4つを押さえればOK!
- 夏日:a summer day with a high of 25°C or above
- 真夏日:a very hot day with a high of 30°C or above
- 猛暑日:an extremely hot day with a high of 35°C or above
- 熱帯夜:a tropical night when the temperature does not fall below 25°C
この記事では、4つの気象用語の温度基準と自然な英語表現、酷暑・熱波・うだるような暑さの言い方まで、初心者向けの例文で紹介します。
Contents
夏日・真夏日・猛暑日・熱帯夜の違い

| 日本語 | 日本での基準 | 自然な英語の例 |
|---|---|---|
| 夏日 | 最高気温25℃以上 | a summer day / a warm summer day |
| 真夏日 | 最高気温30℃以上 | a very hot day |
| 猛暑日 | 最高気温35℃以上 | an extremely hot day |
| 熱帯夜 | 最低気温25℃以上 | a tropical night / a very hot night |
「夏日」「真夏日」「猛暑日」はその日の最高気温で分かれます。一方、熱帯夜は夜から翌朝までの最低気温に注目する言葉です。
なお、上の英語は日本語の気象区分を分かりやすく説明する表現です。英語圏全体で25℃・30℃・35℃という同じ公式区分が使われているわけではありません。
「夏日」は英語で?
夏日は、最高気温が25℃以上の日です。英語では日常的に a warm summer day や a hot summer day と表現できます。
日本の基準まで正確に伝えるなら、次のように説明します。
In Japan, a “summer day” means a day when the high is 25 degrees Celsius or above.
日本では「夏日」とは、最高気温が25℃以上の日を指します。
It was a warm summer day.
暖かい夏日でした。
The high reached 27 degrees today.
今日の最高気温は27℃に達しました。
summer dayだけでは温度基準までは伝わらない
a summer day は一般に「夏の日」という意味です。日本の気象用語としての「夏日」を説明するときは、with a high of 25°C or above を添えると正確です。
「真夏日」は英語で?
真夏日は、最高気温が30℃以上の日です。会話では a very hot day が分かりやすく自然です。
It’s going to be a very hot day.
今日は真夏日になりそうです。
The temperature is expected to rise above 30 degrees.
気温は30℃を超える見込みです。
In Japan, a day with a high of 30°C or above is called a manatsubi.
日本では、最高気温が30℃以上の日を「真夏日」と呼びます。
manatsubi を使う場合は、日本独自の言葉なので、その直後に英語で意味を説明しましょう。
「猛暑日」は英語で?
猛暑日は、最高気温が35℃以上の日です。自然な英語では an extremely hot day や a scorching hot day と言えます。
Today is an extremely hot day, with a high of 36 degrees.
今日は最高気温36℃の猛暑日です。
We’re expecting scorching heat this afternoon.
今日の午後は猛烈な暑さが予想されています。
The temperature climbed above 35 degrees.
気温が35℃を超えました。
| 表現 | ニュアンス |
|---|---|
| extremely hot | 非常に暑い。最も説明しやすい |
| scorching hot | 焼けつくように暑い |
| sweltering | うだるように暑い |
| boiling hot | ものすごく暑い。会話的 |
暑さの程度を表す単語や humid・muggy との違いは、「暑い」は英語で?hotだけじゃない暑さの表現でも詳しく紹介しています。
「熱帯夜」は英語で?
熱帯夜は、夕方から翌朝までの最低気温が25℃以上になる夜です。直訳に近い a tropical night でも説明できますが、日常会話では a very hot night や a hot and humid night がより伝わりやすいこともあります。
It was another tropical night.
昨夜もまた熱帯夜でした。
The temperature didn’t fall below 25 degrees overnight.
夜通し気温が25℃を下回りませんでした。
It was so hot and humid that I couldn’t sleep well.
とても蒸し暑くて、よく眠れませんでした。
tropical night は文字どおり「熱帯のように暑い夜」ですが、日本の25℃という基準を必ず意味するわけではありません。正確さが必要なら、the temperature did not fall below 25°C と添えましょう。
「酷暑・猛暑・熱波」の英語の違い
| 日本語 | 英語 | 使い方 |
|---|---|---|
| 酷暑・猛暑 | extreme heat | 非常に厳しい暑さ全般 |
| 熱波 | a heat wave | 異常な暑さが数日以上続く現象 |
| 焼けつく暑さ | scorching heat | 強い日差しを伴う激しい暑さ |
| うだる暑さ | sweltering heat | 息苦しく不快な暑さ |
Japan is experiencing extreme heat.
日本は酷暑に見舞われています。
A heat wave is affecting many parts of the country.
熱波が国内の多くの地域に影響を与えています。
We’ve had several days of scorching heat.
焼けつくような暑さが数日続いています。
a heat wave は、一日だけの猛暑日ではなく、強い暑さが一定期間続く現象を表します。
最高気温・最低気温を英語で伝える
天気予報の日常的な英語では、最高気温は the high、最低気温は the low と短く表現します。
Today’s high will be 35 degrees.
今日の最高気温は35℃でしょう。
Tonight’s low will be around 26 degrees.
今夜の最低気温は26℃前後でしょう。
Temperatures will remain high overnight.
夜通し気温の高い状態が続くでしょう。
temperature・degree、摂氏・華氏、最高気温・最低気温の基本は、「気温」は英語で?temperature・degreeの違いでまとめています。
夏の天気について使える初心者向け英会話
A: It’s going to be extremely hot today.
今日はものすごく暑くなりそうですね。
B: Yes. The high will be 36 degrees.
ええ。最高気温は36℃になるそうです。
A: Did you sleep well last night?
昨夜はよく眠れましたか?
B: Not really. It was hot and humid all night.
あまり。ひと晩中、蒸し暑かったです。
A: Is this heat normal for Japan?
日本ではこの暑さは普通ですか?
B: Summers are hot, but this heat is unusually intense.
夏は暑いですが、この暑さは異常に厳しいです。
まとめ|日本の気象区分は温度を添えて説明しよう
- 夏日:最高気温25℃以上
- 真夏日:最高気温30℃以上
- 猛暑日:最高気温35℃以上
- 熱帯夜:最低気温25℃以上
英語では、日本語の4区分に完全に対応する公式の一語を探すより、hot・very hot・extremely hot を使い分け、温度を添えるほうが自然で正確です。
ほかの天候や天気予報の表現も確認したい方は、英語の天気表現一覧をご覧ください。
天気予報の「予報によると」「当たる・外れる」などは、「天気予報」は英語で?weather forecastの使い方で紹介しています。










