
「レポートを書く」は英語で、基本的には write a report と言えます。
ただし、日本の学校や大学でいう「レポート」は、英語では内容によって paper や essay と呼ぶこともあります。この記事では自然な表現を整理しながら、その言い方を忘れたときに、知っている簡単な英語でどう伝えるかも一緒に考えます。
Contents
「レポートを書く」は英語で?
I wrote a report.
レポートを書きました。
調査結果や出来事を報告する文書なら、write a report が自然です。
I wrote a report on climate change.
気候変動についてレポートを書きました。
「何について」を続ける場合は、on や about が使えます。学校の課題や少し専門的なテーマでは on、一般的に「~について」と言うなら about が使いやすいでしょう。
write・work on・finishの違い
write my report:レポートを書く
文章を書く動作や、レポートを作成すること全体を表します。
I have to write a report this weekend.
今週末、レポートを書かないといけません。
work on my report:レポートに取り組む
資料を調べる、構成を考える、文章を直すなど、完成までの作業全体に焦点があります。まだ終わっていなくても使えます。
I worked on my report at the library.
図書館でレポートに取り組みました。
finish my report:レポートを仕上げる
レポートを最後まで完成させることです。
I finally finished my report.
やっとレポートを書き終えました。
しゅみすけ(大山俊輔)
今日ずっと作業していたけれど、まだ完成していない。そんな日は “I worked on my report.” がぴったりです。write だけでなく、作業中なら work on、完成したなら finish と、実際に起きたことを選びましょう。
発音のポイント
report は、名詞でも動詞でも後ろの音節にアクセントを置くのが一般的です。
re-PORT
カタカナの「レポート」のように平らに読むのではなく、後半の port をはっきり強くします。write a report は、一語ずつ切らずに write-a-report と滑らかにつなげると自然です。
なぜ write a report になるの?
write は文字を「書く」という動作だけでなく、文章や本などを「書いて作る」ことにも使います。
- write an email:メールを書く
- write an essay:エッセイを書く
- write a paper:論文・課題レポートを書く
- write a report:報告書・レポートを書く
report は、調べたことや起きたことを整理して伝える「報告」です。そのため、調査レポート、実験レポート、業務報告書などと相性がよい単語です。
日本語の「レポート」と英語のreportは同じではない
日本語では、授業で提出する文章課題を広く「レポート」と呼びます。しかし英語では、文章の目的や形式によって呼び分けます。
report:事実や調査結果を報告する文書
実験、調査、出来事などを整理して報告する文章です。
We have to write a lab report.
実験レポートを書かなければなりません。
paper:大学などの論文・課題レポート
授業で調査し、根拠を示しながら書く長めの課題は paper と呼ばれることがあります。
I’m writing a paper for my history class.
歴史の授業のレポートを書いています。
essay:自分の考えをまとめる文章
あるテーマについて自分の意見や主張を組み立てる文章なら、essay が自然です。
I wrote an essay about my hometown.
故郷について作文・エッセイを書きました。
つまり、日本語の「レポート」を機械的にすべて report にするのではなく、何を書くのかを見ることが大切です。
reportは数えられる名詞
report は数えられる名詞なので、一つなら a report や my report と言います。
I wrote report. ではなく、次のようにします。
- I wrote a report.
- I wrote my report.
- I wrote two reports.
一方、homework は通常数えない名詞です。a homework とはしません。「レポート」と「宿題」では、英語での数え方が違います。
英語日記にそのまま使える例文
I started writing my report today.
今日、レポートを書き始めました。
I spent two hours working on my report.
レポートに2時間取り組みました。
I did some research for my report.
レポートのために少し調べものをしました。
I wrote the first part of my report.
レポートの最初の部分を書きました。
I still have to finish my report.
まだレポートを仕上げなければなりません。
I finished my report before the deadline.
締め切り前にレポートを仕上げました。
I checked my report one more time.
レポートをもう一度確認しました。
I sent my report to my teacher.
先生にレポートを送りました。
この表現を知らなかったら?【しゅみすけ式】

write a report や work on my paper が出てこなくても、難しい言い換えを探す必要はありません。実際に何をしたかを、知っている基本語へ分解します。
I did my school work on my computer.
パソコンで学校の課題をしました。
I used my computer and wrote about history.
パソコンを使って、歴史について書きました。
I read three books and wrote about them.
本を3冊読んで、それらについて書きました。
I have to give it to my teacher tomorrow.
明日、それを先生に渡さなければなりません。
頭の中では、次の順番で考えられます。
- 何をした? → wrote / did my school work
- 何を使った? → used my computer
- 何について? → about history
- 次に何が起きる? → give it to my teacher tomorrow
「レポート」に対応する英単語が分からなくても、do、use、write、give だけで、かなり具体的に説明できます。
しゅみすけ(大山俊輔)
report か paper か essay か迷って会話が止まるくらいなら、“I wrote about history for my class.” と言ってしまいましょう。「授業のために歴史について書いた」という事実は、これで十分伝わります。
よくある間違い
make a reportはいつでも同じではない
「レポートを作る」から make a report と考えたくなりますが、学校の文章課題を執筆するなら write a report が分かりやすく自然です。make a report は、警察などへ「届け出る・報告する」という意味で使われることがあります。
She made a report to the police.
彼女は警察に届け出ました。
nowなら進行形を使える
今まさに作業中なら、I’m writing my report. または I’m working on my report. と言えます。
I write my report now. よりも、進行中の動作を表す I’m writing my report now. のほうが自然です。
まとめ
「レポートを書く」の基本表現は write a report です。ただし、日本の大学でいう課題レポートは、内容によって paper や essay と呼ぶこともあります。
- write my report:レポートを書く
- work on my report:レポートに取り組む
- finish my report:レポートを仕上げる
ぴったりの名詞を忘れたら、I did my school work on my computer. や I wrote about history for my class. のように、実際にしたことを基本語で説明すれば大丈夫です。









