
「ノートを書いている間に、先生の大事な一言を聞き逃した」。そんなとき、英語では I missed what the teacher said. と言えます。
この記事では、「先生の話を聞き逃す」の自然な英語表現を紹介します。ただ、英会話では miss や catch が出てこないこともあります。そんなとき、自分がすでに知っている簡単な英語でどう伝えるかも一緒に考えてみましょう。
先生が言った内容を取りこぼしたなら、まずは I missed what the teacher said.
うまく聞き取れなかった感覚なら、I didn’t catch what the teacher said. も自然です。
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「先生の話を聞き逃す」は英語で?
最も使いやすい表現は次の文です。
I missed what the teacher said.
先生が言ったことを聞き逃しました。
miss には「恋しい」だけでなく、「逃す」「取りこぼす」という意味があります。バスに乗り遅れるときの miss the bus と同じ感覚で、先生の言葉を受け取れなかったときにも使えます。
「先生の話」全体を直訳して the teacher’s story とする必要はありません。ここで言いたいのは「先生が言ったこと」なので、what the teacher said が自然です。
miss・catch・hearの違い
| 英語 | 中心の感覚 | 日本語の目安 |
|---|---|---|
| I missed what the teacher said. | 発言の内容を取りこぼした | 先生の話を聞き逃した |
| I didn’t catch what the teacher said. | 音や意味をうまくつかめなかった | 先生の話を聞き取れなかった |
| I didn’t hear what the teacher said. | 実際に聞こえなかった | 先生の言ったことが聞こえなかった |
| I wasn’t listening. | 注意を向けていなかった | 話を聞いていなかった |
I missed what the teacher said.
先生が何かを言ったことは分かっているものの、その内容を取りこぼした場面です。ノートを取っていた、少し考え事をしていたなど、理由を問わず広く使えます。
I missed what the teacher said because I was taking notes.
ノートを取っていて、先生の話を聞き逃しました。
I didn’t catch what the teacher said.
catch の基本イメージは「つかまえる」。会話では、飛んできた音や意味を頭でうまくつかめなかったときに使います。
Sorry, I didn’t catch what you said.
すみません、言ったことを聞き取れませんでした。
相手に直接言うなら、短く I didn’t catch that. とも言えます。
I didn’t hear what the teacher said.
hear は「音が耳に入る」です。教室が騒がしかった、声が小さかったなど、本当に聞こえなかったことを簡単に表せます。
I couldn’t hear the teacher because the room was noisy.
教室がうるさくて、先生の声が聞こえませんでした。
I wasn’t listening. は意味が違う
I wasn’t listening. は「聞こえなかった」ではなく、「注意して聞いていなかった」です。ぼんやりしていた、別のことをしていた、というニュアンスが出ます。
自分の不注意を認めるなら自然ですが、単に声が聞こえなかった場面で使うと意味が変わるので注意しましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本語の「聞き逃す」は便利な一語ですが、英語では「内容を逃したのか」「音が聞こえなかったのか」「注意していなかったのか」を分けると選びやすくなります。
発音のポイント
missed の語尾は「ミスド」ではなく、/mɪst/ のように最後を短く「ミスト」とまとめます。I missed what… は、ゆっくり「アイ・ミスト・ワット」と区切って練習してから、少しずつつなげましょう。
catch /kætʃ/ は、日本語の「キャッチ」より母音を短く強めに出します。語尾の /tʃ/ は「チ」を長く伸ばさず、一度で止めるのがポイントです。
なぜ what the teacher said になるの?
what the teacher said は、まとまり全体で「先生が言ったこと」という意味です。
- what:〜すること・もの
- the teacher said:先生が言った
つまり、what the teacher said は「先生が言った内容」。miss の後ろに置けば、「先生が言った内容を取りこぼした」となります。
一部分だけなら、次のようにも言えます。
I missed part of the explanation.
説明の一部を聞き逃しました。
日本語の「聞き逃す」と英語のズレ
日本語では、声が小さかった場合も、考え事をしていた場合も、内容を理解できなかった場合も「聞き逃した」と言えます。しかし英語では、起きたことに合わせて動詞を選ぶと自然です。
- 発言を取りこぼした → miss
- 音や意味をつかめなかった → catch
- 音そのものが聞こえなかった → hear
- 注意を向けていなかった → listen
「聞き逃す」に対応する一語だけを探すより、結局、教室で何が起きたのかを考える方が、伝わる英語を作りやすくなります。

授業ですぐ使える例文
I missed the last part of the lecture.
授業の最後の部分を聞き逃しました。
I didn’t catch the teacher’s question.
先生の質問を聞き取れませんでした。
I couldn’t hear the teacher from the back of the room.
教室の後ろからでは先生の声が聞こえませんでした。
I was writing, so I missed what she said.
書いていたので、先生の言ったことを聞き逃しました。
Could you say that again, please?
もう一度言っていただけますか。
What did the teacher say?
先生、何て言ったの?
独り言英会話・英語日記で使うなら
I missed what the teacher said today.
今日は先生の話を聞き逃しました。
I was copying what was on the board, so I missed part of the explanation.
黒板を写していて、説明の一部を聞き逃しました。
I asked my classmate what the teacher said.
先生が何と言ったのかクラスメートに聞きました。
Next time, I’ll listen more carefully.
次はもっと注意して聞きます。
この表現を知らなかったら?【しゅみすけ式】
miss what the teacher said が出てこなくても、会話を止める必要はありません。知っている基本語で、起きたことを順番に説明します。
The teacher said something.
先生が何か言った。
でも、自分はどうだった?
I didn’t hear it.
私はそれを聞けなかった。
つなげる
The teacher said something, but I didn’t hear it.
先生が何か言いましたが、私は聞けませんでした。
miss も catch も使っていません。それでも、状況は十分伝わります。
さらに短くするなら、次の文でも大丈夫です。
The teacher said something. I didn’t hear it.
しゅみすけ(大山俊輔)
「聞き逃す」の英単語を思い出そうとして止まったら、まず「先生が何か言った。でも私は聞けなかった」と二つに分けましょう。知っている英語だけで、ちゃんと切り抜けられます。
聞き逃した直後に使える一言
聞き逃したことを伝えるだけでなく、次の行動まで言えると会話が続きます。
- Could you say that again? — もう一度言っていただけますか。
- Could you repeat the last part? — 最後の部分をもう一度言っていただけますか。
- What page are we on? — 今、何ページですか。
- What did the teacher say? — 先生、何て言ったの?
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まとめ
「先生の話を聞き逃す」は、まず I missed what the teacher said. と言えば自然です。聞き取れなかったなら I didn’t catch what the teacher said.、音が聞こえなかったなら I didn’t hear what the teacher said. が合います。
そして、どの表現も出てこなければ、The teacher said something, but I didn’t hear it. で十分です。自然な表現は覚えつつ、忘れたときは「何が起きた?」を簡単な英語に分けて伝えてみましょう。









