「約束を破る」は英語で?break a promise・go back on one’s wordの違いと簡単な言い換え

「約束を破る」は英語で?break a promiseと、約束を破って謝る友人のイラスト

「友達との約束を破ってしまった」「彼はまた約束を守らなかった」「もう約束を破らないで」は、英語でどう言えばよいのでしょうか。

一番基本的で自然な表現は break a promise です。「人にした約束を破る」なら break a promise to someone と言えます。

この記事では、break a promise の使い方や go back on one’s word との違いを紹介します。ただ、本当の目的は表現を一つ暗記することだけではありません。会話中に出てこなくても、I said I would help, but I didn’t. のように、知っている基本語で出来事を説明する方法も一緒に考えましょう。

「約束を破る」は英語でbreak a promise

break a promise
約束を破る

I broke my promise.
私は約束を破りました。

He broke his promise to me.
彼は私との約束を破りました。

Don’t break your promise.
約束を破らないでください。

break は「物を壊す」だけではありません。約束・規則・法律など、本来守るべきものを壊すときにも使います。

英語 意味
break a promise 約束を破る
break a rule 規則を破る
break the law 法律を破る
break an agreement 合意・契約を破る

発音|promiseは「プロミス」に近い

break a promise は、ゆっくり言うと「ブレイク・ア・プロミス」に近い音です。

promise の発音記号は、アメリカ英語でおおよそ /ˈprɑːmɪs/ です。最初の prom を強く、後半の -ise は弱く短く発音します。日本語の「プロミース」のように最後を長くしないのがポイントです。

会話では break a がつながり、「ブレイカ」のように聞こえることがあります。

He broke his promise.brokebreak の過去形です。「ブロウク」に近い一音節で発音します。

break・broke・brokenの使い分け

break は不規則動詞で、過去形と過去分詞が変わります。

英語 例文
現在形 break He sometimes breaks his promises.
彼は時々約束を破ります。
過去形 broke He broke his promise yesterday.
彼は昨日、約束を破りました。
過去分詞 broken He has broken many promises.
彼は何度も約束を破っています。

今日起きた一度の出来事を英語日記に書くなら、過去形の I broke my promise. がそのまま使えます。

a promiseとmy promiseの違い

break a promise は「ある約束を破る」という一般的な言い方です。どの約束か会話の中で分かっている場合や、自分の約束であることをはっきりさせる場合は、my/your/his/her promise を使います。

She broke a promise.
彼女はある約束を破りました。

She broke her promise.
彼女は自分がした約束を破りました。

You broke your promise.
あなたは約束を破りました。

複数の約束を何度も破るなら、break promiseskeep breaking promises が自然です。

He keeps breaking his promises.
彼は何度も約束を破ります。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語では「約束を破る」の形をそのまま覚えたくなりますが、英語ではbreakが「守られるはずの状態を壊す」と考えると、break a ruleやbreak the lawにもつながります。過去の話ではbreakではなくbrokeになる点にも注意しましょう。

「誰との約束を破る」はtoを使う

誰に対してした約束かを加えるときは、a promise to someone の形を使います。

I broke a promise to my friend.
私は友達との約束を破りました。

He broke his promise to his daughter.
彼は娘との約束を破りました。

ここでの to は、約束を向けた相手を示します。「友達と約束した」からといって、with my friend だけを機械的につけるより、a promise to my friend が基本です。

一方、「二人で決めた取り決めを破った」という相互の合意を強調するなら、文脈によって break our agreement も使えます。

go back on one’s wordとの違い

go back on one’s word も「約束を破る」「前に言ったことを撤回する」という意味です。

He went back on his word.
彼は約束を破りました/前言を翻しました。

You promised to help. Don’t go back on your word.
手伝うと約束したでしょう。言ったことを翻さないでください。

break a promise は具体的な約束を守らないことを、そのまま表します。go back on one’s word は「自分が言ったことから後戻りする」というイメージで、前言を翻す・約束を撤回するニュアンスが出ます。

表現 ニュアンス
break a promise 約束を守らない。一番基本的で直接的
go back on one’s word 言ったことを撤回する・前言を翻す
not keep a promise 約束を守らない。基本語による分かりやすい表現

「約束を守れなかった」はcouldn’t keep my promise

日本語の「約束を破った」は、故意だった場合にも、事情があって守れなかった場合にも使われます。しかし英語で I broke my promise. と言うと、自分が約束に反したことを比較的はっきり認める響きがあります。

やむを得ない事情を含めて「守れなかった」と言いたいなら、couldn’t keep my promise が使えます。

I’m sorry I couldn’t keep my promise.
約束を守れなくてごめんなさい。

I wanted to be there, but I couldn’t keep my promise.
そこへ行きたかったのですが、約束を守れませんでした。

ただし、couldn’t を使えば責任がなくなるわけではありません。相手への謝罪や理由も続けると、意図が伝わりやすくなります。

I’m sorry I broke my promise. Something came up at work.
約束を破ってごめんなさい。仕事で急用ができました。

「約束を破られた」はsomeone broke a promise to me

日本語では受け身の「約束を破られた」を使いますが、英語では誰が何をしたかを主語から言う方が簡単で自然です。

He broke his promise to me.
彼に約束を破られました。

She promised to call, but she didn’t.
彼女は電話すると約束しましたが、しませんでした。

I trusted him, but he didn’t do what he said.
彼を信じていましたが、彼は言ったことをしませんでした。

My promise was broken. のような不自然に硬い受け身を作るより、He broke his promise. と行為者を主語にすると話しやすくなります。

会話・独り言・英語日記で使える例文

I broke my promise to my son today.
今日、息子との約束を破ってしまいました。

I promised to call her, but I forgot.
彼女に電話すると約束しましたが、忘れました。

He said he would come, but he didn’t show up.
彼は来ると言いましたが、現れませんでした。

She never keeps her promises.
彼女は約束を全然守りません。

This is the second time you’ve broken your promise.
あなたが約束を破ったのはこれで2回目です。

I don’t want to break my promise again.
もう約束を破りたくありません。

I felt bad because I couldn’t do what I said.
言ったことができなくて、申し訳なく感じました。

Can I trust you to keep your promise?
約束を守ると信じてもいいですか。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

break a promise が出てこなくても、「約束を破る」の別の難しい熟語を探す必要はありません。実際に言ったことと、しなかったことに分けます。

約束を破るをI said I would help, but I didn't.に分解する解説イラスト

  1. 何と言った? → 手伝うと言った
  2. 実際には何をした? → 手伝わなかった
  3. 二つをどうつなぐ? → butでつなぐ

I said I would help, but I didn’t.
手伝うと言いましたが、しませんでした。

これだけで「手伝う約束を破った」という出来事が伝わります。

待ち合わせの約束なら、次のように具体的にできます。

I said I would meet her at six, but I didn’t go.
6時に彼女と会うと言いましたが、行きませんでした。

電話の約束なら:

I said I would call him, but I forgot.
彼に電話すると言いましたが、忘れました。

相手が約束を破ったなら、主語を変えるだけです。

He said he would come, but he didn’t.
彼は来ると言いましたが、来ませんでした。

She said she would help me, but she didn’t.
彼女は私を手伝うと言いましたが、手伝いませんでした。

say、help、come、go、call、do は基本的な単語です。ぴったりの表現を知らなくても、「何をすると言った?」「実際には何をしなかった?」へ分解すれば、十分に伝えられます。

しゅみすけ(大山俊輔)

break a promiseを忘れたら、「約束」の英単語を必死に探さなくても大丈夫です。I said I would call, but I didn’t.のように、言ったことと実際に起きたことを並べてください。むしろ具体的なので、何の約束を破ったのかまで伝わります。

謝るときに使える英語

I’m sorry I broke my promise.
約束を破ってごめんなさい。

I’m sorry I didn’t do what I said.
言ったことをしなくてごめんなさい。

I should have called you.
あなたに電話するべきでした。

It won’t happen again.
もう二度としません。

I’ll make it up to you.
埋め合わせをします。

初心者なら、難しい謝罪表現を作らなくても、I’m sorry. I said I would come, but I couldn’t. のように短い文を重ねれば十分です。

まとめ

「約束を破る」の一番基本的な英語は break a promise です。

  • 約束を破る → break a promise
  • 約束を破った → broke a promise
  • 言ったことを撤回する → go back on one’s word
  • 約束を守れなかった → couldn’t keep my promise
  • 彼に約束を破られた → He broke his promise to me.

表現を忘れたときは、I said I would help, but I didn’t. のように、「何をすると言ったか」と「実際には何をしなかったか」を基本語で伝えましょう。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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