ファミリー映画から学ぶ英会話:英会話初心者に役立つ無料の英語学習コンテンツ



「今いる場所が、自分の限界とは限らない」。そんな気持ちにさせてくれるのが、グウィネス・パルトロー主演の映画『ハッピー・フライト』です。
田舎町を飛び出し、国際線の客室乗務員を目指すドナの奮闘を描いたコメディ。夢や仕事について話す英語に加え、face it、belong、get the hang of it など、日常会話でも使える表現を学べます。
Contents
小さな町で暮らすドナは、恋人との別れをきっかけに人生を変えようと決意します。憧れの国際線客室乗務員が書いた本に刺激を受け、まずは小さな航空会社へ。仕事の楽しさを知った彼女は、やがて大手航空会社の厳しい採用試験と訓練に挑みます。
努力を重ねても、配属先や人間関係は思いどおりに進みません。ドナは夢をかなえることと、自分にとっての幸せの間で揺れながら、進む道を選んでいきます。
主演はグウィネス・パルトロー。クリスティナ・アップルゲイト、マーク・ラファロ、キャンディス・バーゲン、マイク・マイヤーズらが共演し、監督はブルーノ・バレットです。なお、本作は2003年のアメリカ映画。2008年公開の日本映画『ハッピーフライト』とは別作品です。

view from the top を直訳すると「頂上からの眺め」です。
ここでの top は、単に高い場所だけでなく、「成功した立場」「憧れの場所」という意味にも読めます。客室乗務員として世界を飛び回るというドナの夢と、夢の頂点に立って初めて見える現実。その両方を表したタイトルです。
view from ~ は「~からの眺め」。
The view from my room is beautiful.
私の部屋からの眺めはきれいです。
Things look different from the top.
頂上から見ると、物事は違って見えます。
face は「顔」という名詞だけでなく、動詞で「直面する」という意味になります。Face it. は、相手に厳しい現実を認めるよう促す表現です。
Face it. We need a new plan.
現実を受け入れよう。新しい計画が必要です。
I have to face the problem.
私はその問題に向き合わなければなりません。
かなり直接的に響くため、相手に言うときは注意が必要です。初心者なら、自分について I have to face it.(現実に向き合わないと)の形で使うと自然です。
belong は「所属する」が基本ですが、人について使うと「そこが居場所だ」「その場所になじんでいる」という感覚も表せます。
I feel like I belong here.
ここが自分の居場所だと感じます。
This bag belongs to me.
このバッグは私のものです。
belong to+人 なら「人の所有物である」。一方、場所を表す here の前には to を置かず、I belong here. と言います。

新しい仕事や操作に少しずつ慣れ、やり方が分かってきたときに便利な表現です。
You’ll get the hang of it.
そのうちコツをつかめますよ。
I’m getting the hang of this job.
この仕事のコツが分かってきました。
I finally got the hang of it.
やっとコツをつかみました。
get、be getting、got と形を変えることで、「これから慣れる」「慣れてきている」「慣れた」を表せます。学び始めた人への励ましにもぴったりです。
直訳すると「いろいろな場所へ行く」ですが、将来性のある人に対して「あなたは出世する」「きっと成功する」という意味で使われます。
You’re talented. You’re going places.
才能があるね。きっと成功するよ。
旅行の話で I’m going places. と言えば文字どおりの意味にもなりますが、人を評価する文脈では将来の成功を表す慣用表現です。
score は試験や競技の「得点」。満点は a perfect score と表せます。
She got a perfect score on the test.
彼女はその試験で満点を取りました。
I passed the exam for the first time.
私は初めてその試験に合格しました。

映画の長いセリフを暗記する必要はありません。仕事や勉強で使いやすい短い表現から始めましょう。
特に I’m getting better. は、まだ完璧でなくても「少しずつ良くなっている」と伝えられる表現です。英語学習の途中で自信をなくしたときにも使えます。
cabin attendant も日本ではよく使われますが、一般的な英語表現は flight attendant です。性別を限定しない職業名として広く使われています。

『ハッピー・フライト』は、夢を追う楽しさだけでなく、成功した先で何を大切にするかも問いかける作品です。原題 View from the Top は、ドナが憧れた「頂上からの眺め」と、そこから見える新しい現実を表しています。
英語学習では、face it、belong、get the hang of it、go places に注目してみてください。仕事や勉強で一歩を踏み出すときに、そのまま使える表現ばかりです。
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