
「誘われたけれど、今日はなんとなく気が乗らない」。英語では、まず I don’t feel like it. が使えます。
この記事では「気が乗らない」の自然な英語表現を紹介します。ただ、ぴったりの表現を一つ覚えるだけがゴールではありません。会話中に言葉が出てこなくても、すでに知っている簡単な英語でどう伝えるかまで一緒に考えましょう。
この記事の結論
- I don’t feel like it.:それをする気がしない
- I’m not in the mood.:今はそういう気分ではない
- I’m not really up for it.:今はそれをする元気・気力がない
Contents
「気が乗らない」は英語で?
会話で最も使いやすいのは、don’t feel like です。
I don’t feel like it.
それをする気がしません。/気が乗りません。
I don’t feel like going out today.
今日は出かける気がしません。
feel like + 名詞 または feel like + 動詞のing形 で、「〜が欲しい気分」「〜したい気分」を表します。否定の don’t feel like にすると、「〜したい気分ではない」となります。
しゅみすけ(大山俊輔)
don’t feel like・not in the mood・not up for itの違い
| 表現 | 中心の意味 | 例文 |
|---|---|---|
| don’t feel like | 〜する気がしない | I don’t feel like cooking. |
| not in the mood | 今はそういう気分ではない | I’m not in the mood to talk. |
| not up for it | 今はそれをする元気・気力がない | I’m not really up for it tonight. |
don’t feel like:したい気持ちが起きない
I don’t feel like cooking tonight.
今夜は料理する気がしません。
Do you feel like going for a walk?
散歩に行く気はありますか?
like の後ろに動作を置くときは、go ではなく going のようにing形にします。
not in the mood:今はそういう気分ではない
I’m not in the mood for a party.
今はパーティーという気分ではありません。
I’m not in the mood to talk right now.
今は話す気分ではありません。
mood は「そのときの気分」。in the mood for + 名詞、または in the mood to + 動詞 の形で使えます。
not up for it:元気・気力が足りない
I’m not really up for going out tonight.
今夜はあまり出かける気になれません。
Thanks, but I’m not up for it today.
ありがとう。でも今日はその気になれません。
up for には「〜をやる気がある・〜に応じる元気がある」という感覚があります。疲れているときや、負担の大きい誘いをやんわり断るときに自然です。
発音のポイント
feel like は一語ずつ「フィール・ライク」と切らず、会話では「フィールライク」のようにつながります。
mood は「ムード」よりも、唇を丸めて長めに「ムー(d)」。語末の d は強く母音を足さず、軽く止めます。
up for it は速い会話で「アッパリット」に近くつながることがあります。最初は無理につなげず、up / for / it と意味のまとまりを意識すれば十分です。
「気が乗らない」と「やる気が出ない」は同じ?
日本語では近く見えますが、英語では場面を分けると伝わりやすくなります。
- 気が乗らない:今、この予定や行動をしたい気分ではない
- やる気が出ない:勉強や仕事などへの意欲が湧かない
I don’t feel like going to the party.
そのパーティーには気が乗りません。
I don’t feel motivated to study.
勉強するやる気が出ません。
motivationの違いは、「やる気が出ない」は英語で?でも詳しく解説しています。
断るときに使えるやわらかい言い方
I don’t really feel like going out tonight. Maybe another time?
今夜はあまり出かける気がしないんです。また今度でもいい?
Thanks for asking, but I’m not really up for it today.
誘ってくれてありがとう。でも今日はあまり気が乗りません。
Can we do it another day?
別の日にできますか?
「気が乗らない」だけで終えるより、感謝や別案を添えるとやわらかく聞こえます。
英語日記・独り言で使える例文
- I didn’t feel like going anywhere today.
今日はどこにも出かける気がしませんでした。 - I was invited to dinner, but I wasn’t in the mood.
夕食に誘われましたが、気が乗りませんでした。 - I’m tired, so I’m not up for meeting people tonight.
疲れているので、今夜は人に会う気になれません。 - I didn’t feel like exercising, but I took a short walk.
運動する気はしませんでしたが、少し散歩しました。
その日の気分を英語で残したい方は、英語日記の書き方も参考にしてください。
この表現を知らなかったら?【しゅみすけ式】
don’t feel like が出てこなくても、英語を止める必要はありません。「気が乗らない」という日本語を訳そうとせず、実際に起きていることを三つに分けます。
- 何をしたくない? → 今日は出かけたくない
- 今どんな状態? → 疲れている
- 代わりにどうしたい? → 別の日にしたい

I don’t want to go out today.
今日は出かけたくありません。
I’m tired.
疲れています。
Can we do it another day?
別の日にできますか?
しゅみすけ(大山俊輔)
よくある間違い
× My feeling doesn’t ride.
日本語の「気が乗らない」を直訳した形ですが、英語ではこの意味になりません。I don’t feel like it. と言いましょう。
× I don’t feel like to go.
feel like の後ろに動詞を置く場合はing形です。
○ I don’t feel like going.
行く気がしません。
not in the moodは怒っているという意味?
必ずしも怒っているわけではありません。そのときの気分が行動に向いていない、という意味です。ただし言い方が短すぎると冷たく聞こえることもあるので、Sorry や Maybe another time を添えると安心です。
まとめ
- 「気が乗らない」の基本は I don’t feel like it.
- 「今はそういう気分ではない」は I’m not in the mood.
- 「今はそれをする元気・気力がない」は I’m not up for it.
- 表現を忘れたら「したくない・疲れた・別の日がいい」に分解する
関連する気持ちも、「めんどくさい」は英語で?、「迷う」は英語で?、感情・気持ちを伝える英語表現まとめから広げられます。









