「寝ぼける」は英語で?half asleep・groggy・sleepyの違いと簡単な言い換え

朝ベッドに座り、まだ頭がぼんやりして寝ぼけている女性と「寝ぼける」は英語で?の文字

朝起きた直後などの「寝ぼけている」は、英語で be half asleepnot be fully awake と表せます。

I was still half asleep.
私はまだ寝ぼけていました。

I wasn’t fully awake yet.
私はまだ完全には目が覚めていませんでした。

日本語の「寝ぼける」は、一つの英単語にそのまま置き換えにくい表現です。「眠りから覚めきっていない」「頭がぼんやりしている」「寝ぼけて変なことをした」など、場面によって自然な英語が変わります。

この記事では half asleepgroggysleepynot fully awake の違いや、寝ぼけて変なことを言ったときの表現を紹介します。そして、ぴったりの表現が出てこなくても、知っている簡単な英語で状態をどう説明できるかも一緒に考えてみましょう。

「寝ぼけている」は英語でhalf asleep

half asleep は、直訳すると「半分眠っている」です。身体は起きていても、頭はまだ眠りの中にいるような状態を表します。

  • I’m still half asleep.
    私はまだ寝ぼけています。
  • I answered the phone while I was half asleep.
    寝ぼけたまま電話に出ました。
  • She walked into the kitchen half asleep.
    彼女は寝ぼけたままキッチンへ歩いていきました。
  • I was half asleep and couldn’t understand the question.
    寝ぼけていて、その質問を理解できませんでした。

half asleep は形容詞的なまとまりです。主語の状態を言うなら be half asleep、動作をしながらの状態なら walked into the kitchen half asleep のように文の後ろにも置けます。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語では「寝ぼける」という動詞ですが、英語では「半分眠っている状態」として表すのが自然です。I was still half asleep. を一つのかたまりで覚えると使いやすいですよ。

half asleepの発音

half asleep は、カタカナなら「ハーフ・アスリープ」に近い音です。asleep は後ろの sleep の部分を強く言います。

half a-SLEEP

アメリカ英語では half の母音は「ハーフ」より口を横に開いた「ハェフ」に近くなります。イギリス英語では「ハーフ」に近い音です。どちらでも、二語をばらばらにせず、half asleep をひとまとまりで練習しましょう。

  • asleep:眠っている状態
  • half asleep:半分眠っている・寝ぼけている
  • fully awake:完全に目が覚めている

half asleepのコアイメージは「眠りと覚醒の途中」

眠っている状態からhalf asleepを経て完全に目が覚めるまでの変化

half asleep は、完全に眠っている状態と、完全に目が覚めている状態の間です。

asleep → half asleep → fully awake

目は開いていても、頭がうまく働かず、質問を聞き違えたり、違うものを手に取ったりすることがあります。この「起きた/寝た」の二択ではなく、途中のぼんやりした状態を half asleep で表します。

My eyes were open, but I was still half asleep.
目は開いていましたが、まだ寝ぼけていました。

not fully awakeならもっと簡単に言える

not fully awake は「完全には目が覚めていない」という意味です。half asleep とほぼ同じ場面で使えますが、状態をそのまま説明しているため、初心者にも組み立てやすい表現です。

  • I’m not fully awake yet.
    まだ完全には目が覚めていません。
  • I wasn’t fully awake when you called.
    あなたが電話をくれたとき、まだ完全には目が覚めていませんでした。
  • Give me a minute. I’m not fully awake.
    ちょっと待って。まだ頭が起きていません。

fully が難しければ、さらに簡単に I’m not really awake yet. と言っても伝わります。

groggyは「頭や身体がぼんやりする」

groggy は、眠りから覚めたあとに頭や身体がぼんやりし、動きにくい感じを表します。

I felt groggy when I woke up.
目を覚ましたとき、頭がぼんやりしていました。

This medicine makes me groggy.
この薬を飲むとぼんやりします。

groggy は寝起きだけでなく、寝不足、薬、麻酔、疲れなどが原因で意識や身体がはっきりしない場合にも使えます。一方、half asleep は文字どおり眠りからまだ抜けきっていない状態に焦点があります。

表現 中心となる状態
half asleep 半分眠っている I was still half asleep.
not fully awake 完全には目が覚めていない I wasn’t fully awake yet.
groggy 頭・身体がぼんやりする I felt groggy.
sleepy 眠りたい、眠気がある I was sleepy.

sleepyと「寝ぼける」は同じではない

sleepy は「眠い」という意味です。これから眠りそうな状態にも、起きた直後にまだ眠気が残っている状態にも使えます。

I’m sleepy.
眠いです。

しかし、「起きているのに頭がまだ働かず、変な行動をした」という寝ぼけた感じまで、sleepy だけで必ず表せるわけではありません。

I was sleepy and half asleep.
眠くて、寝ぼけていました。

眠気を言いたいなら sleepy、眠りと覚醒の途中を言いたいなら half asleep と考えると分かりやすいでしょう。

「寝ぼけて変なことを言った」は英語で?

寝ぼけて意味の分からないことを言ったなら、状態と実際の出来事をつなげます。

  • I said something strange because I was half asleep.
    寝ぼけて変なことを言いました。
  • I didn’t know what I was saying. I was still half asleep.
    自分が何を言っているのか分かっていませんでした。まだ寝ぼけていました。
  • I called you by the wrong name because I wasn’t fully awake.
    寝ぼけて、あなたを違う名前で呼んでしまいました。
  • I was half asleep and answered the wrong question.
    寝ぼけていて、違う質問に答えました。

日本語の「寝ぼけて言った」を一語に詰め込まず、何をした?+なぜ? に分けると自然な英語になります。

比喩の「寝ぼけたことを言う」は別の表現

日本語では、実際に眠いわけではなくても「寝ぼけたことを言うな」のように使います。この場合は half asleep とは限りません。相手の発言が現実離れしている、意味が分からないという意図を具体的に表します。

  • What are you talking about?
    何を言っているの?
  • That doesn’t make any sense.
    それは全然意味が通りません。
  • Be realistic.
    現実的に考えて。

Don’t say such a sleepy thing. のように、日本語をそのまま直訳するのは不自然です。本当に寝起きなのか、相手の話がおかしいと言いたいのかを分けましょう。

朝の独り言・英語日記に使える例文

  • I was still half asleep when my alarm went off.
    目覚ましが鳴ったとき、まだ寝ぼけていました。
  • I got out of bed half asleep.
    寝ぼけたままベッドから出ました。
  • I went to the bathroom, but I wasn’t fully awake.
    トイレへ行きましたが、まだ完全には目が覚めていませんでした。
  • I made coffee while I was half asleep.
    寝ぼけたままコーヒーを入れました。
  • I felt groggy because I didn’t sleep well.
    よく眠れなかったので、頭がぼんやりしていました。
  • I needed a few minutes to wake up.
    目が覚めるまで数分必要でした。
  • I said “good night” instead of “good morning” because I was half asleep.
    寝ぼけて「おはよう」ではなく「おやすみ」と言ってしまいました。
  • After I washed my face, I felt more awake.
    顔を洗ったら、もう少し目が覚めました。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

half asleepgroggy が出てこなくても、「寝ぼける」に対応する別の単語を探し続ける必要はありません。状態を目に見えるRaw Dataへ分解します。

身体はどうなっていた?
目は開いていた。

頭はどうだった?
まだうまく働いていなかった。

何が起きた?
質問を理解できなかった。

基本語だけなら、次のように言えます。

My eyes were open, but my head wasn’t working yet.
目は開いていましたが、頭はまだ働いていませんでした。

I was awake, but I couldn’t think well.
起きていましたが、うまく考えられませんでした。

I just woke up, so I didn’t understand you.
起きたばかりだったので、あなたの言うことが分かりませんでした。

さらに、寝ぼけた結果だけを言っても構いません。

I took the wrong cup because I just woke up.
起きたばかりだったので、違うカップを取りました。

しゅみすけ(大山俊輔)

「寝ぼける」の英単語を探すより、目は開いていたのか、頭は働いていたのか、何を間違えたのかを言ってみてください。I just woke up, so … から始めるだけでも、理由まで自然に伝えられます。

朝の表現を英語でつなげてみよう

I woke up, but I was still half asleep. I yawned, stretched, and slowly got out of bed.
目を覚ましましたが、まだ寝ぼけていました。あくびをして、伸びをして、ゆっくりベッドから出ました。

まとめ

朝起きた直後の「寝ぼけている」は、英語で be half asleepnot be fully awake と言えます。

  • I was still half asleep.:まだ寝ぼけていました。
  • I wasn’t fully awake yet.:まだ完全には目が覚めていませんでした。
  • I felt groggy.:頭や身体がぼんやりしていました。
  • I was sleepy.:眠かったです。

ぴったりの表現が出てこなくても、My eyes were open, but my head wasn’t working yet. のように、身体と頭で何が起きていたかを基本語で説明できます。

自然な表現は覚える。でも忘れたら、「目は開いていた?」「頭は働いていた?」「何を間違えた?」へ戻る。これが、英語を止めないしゅみすけ式です。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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