料理を「焦がす」は英語で?burn・overcook・brownの違いと簡単な言い換え

料理を「焦がす」は英語で?フライパンの焦げたトーストを見る様子

料理をうっかり「焦がす」は、英語で基本的に burn を使います。「トーストを焦がした」なら I burned the toast. です。

この記事では自然な英語表現だけでなく、burn が会話中に出てこないとき、知っている簡単な英語でどう伝えるかも一緒に考えます。ぴったりの単語を忘れても、英語は止めなくて大丈夫です。

料理を「焦がす」は英語で burn

burn は、熱や火によってものを燃やすほか、料理を加熱しすぎて焦がすときにも使います。

  • I burned the toast.
    トーストを焦がしました。
  • Be careful not to burn the sauce.
    ソースを焦がさないように気をつけてください。
  • She burned the rice at the bottom of the pot.
    彼女は鍋底のご飯を焦がしました。

自分が料理を焦がしたなら I burned …、料理そのものが焦げたなら … burned または … got burned と表せます。

  • The toast burned.
    トーストが焦げました。
  • The chicken got burned.
    鶏肉が焦げてしまいました。

burnの発音

burn の発音は、アメリカ英語で /bɝːn/、イギリス英語で /bɜːn/。カタカナの「バーン」に近く聞こえますが、日本語の「ア」をはっきり言うのではなく、舌を少し奥へ引いた音です。

過去形の burned は /bɝːnd/ に近く、語尾は「ド」を強く付けず、n から d へ短く移ります。

burnedとburntの違い

burnedburnt は、どちらも burn の過去形・過去分詞として使えます。アメリカ英語では動詞に burned がよく使われ、イギリス英語では burnedburnt の両方が見られます。

一方、「焦げた」という形容詞では burnt も広く使われます。

  • I burned the toast.
    私はトーストを焦がしました。
  • The toast is burnt.
    トーストが焦げています。
  • It smells burnt.
    焦げたにおいがします。

初心者はまず、動作には burned、状態には burnt を使うと覚えると整理しやすいでしょう。ただし実際には burned toast も自然です。

日本語の「焦がす」と英語のズレ

日本語の「焦がす」には、うっかり黒くしてしまう場合だけでなく、意図的に表面へ焼き色をつける場合もあります。しかし英語の burn は、料理を失敗するほど加熱しすぎた印象になりやすい表現です。

状況 自然な英語 ニュアンス
料理を焦がしてしまう burn 黒くなる・苦くなるほど加熱しすぎる
加熱しすぎる overcook 火を通しすぎるが、必ずしも黒くはない
表面を少し焦がす scorch 表面や底を強い熱で部分的に焦がす
きれいな焼き色をつける brown 意図的に茶色く、おいしそうに焼く

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語では「表面を香ばしく焦がす」と言えますが、英語でburnと言うと失敗に聞こえることがあります。おいしそうな焼き色ならbrownを選びましょう。

burn・overcook・scorch・brownの使い分け

burn:焦がしてしまう

食べ物が黒くなったり、焦げたにおいや苦味が出たりするほど加熱した場合です。

  • I left the pan on the stove and burned the onions.
    フライパンをコンロに置いたままにして、玉ねぎを焦がしました。

overcook:火を通しすぎる

肉が硬くなった、パスタが柔らかくなりすぎたなど、適切な加熱時間を超えた場合に使います。

  • I overcooked the chicken, so it was dry.
    鶏肉に火を通しすぎて、パサパサになりました。

scorch:表面や鍋底を焦がす

scorch は、強い熱で表面を焼いて傷めたり、鍋底などを部分的に焦がしたりする表現です。日常会話では burn の方が広く使えて簡単です。

  • The milk scorched at the bottom of the pan.
    牛乳が鍋底で焦げました。

brown:焼き色をつける

brown は料理では動詞として使えます。肉や玉ねぎなどを茶色く、おいしそうに焼く意図的な調理です。

  • Brown the meat on both sides.
    肉の両面に焼き色をつけてください。

「焦げたにおいがする」は英語で?

料理中に焦げたにおいに気づいたなら、次の表現が自然です。

  • Something is burning.
    何かが焦げています。
  • I smell something burning.
    何かが焦げているにおいがします。
  • It smells burnt.
    焦げたにおいがします。

Something is burning. は、今まさに焦げている可能性を伝える便利なひとことです。

実際に使える例文

料理中のひとこと

  • Turn down the heat, or it will burn.
    火を弱めて。そうしないと焦げます。
  • Keep stirring so the sauce does not burn.
    ソースが焦げないように混ぜ続けてください。
  • The bottom is starting to burn.
    底が焦げ始めています。
  • Take it off the heat now.
    今、火から下ろしてください。

独り言・英語日記

  • I burned my breakfast this morning.
    今朝、朝食を焦がしました。
  • I forgot about the toast and burned it.
    トーストのことを忘れて焦がしてしまいました。
  • The rice burned because the heat was too high.
    火が強すぎてご飯が焦げました。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

burn が出てこなくても、「焦がす」の別の難しい単語を探す必要はありません。実際に何が起きたのかへ分けます。

何をした?

長く加熱しすぎた

その結果どうなった?

料理が黒くなった

知っている単語だけなら、こう言えます。

I cooked it too long. It turned black.
長く加熱しすぎました。黒くなりました。

ほかにも、その場で見えていることを簡単に説明できます。

  • It is black now.
    今、黒くなっています。
  • I cannot eat this.
    これは食べられません。
  • I forgot to turn off the heat.
    火を止めるのを忘れました。

I burned the toastとI cooked it too long. It turned black.の言い換えを示す解説イラスト

しゅみすけ(大山俊輔)

「焦がす」を一語で言えなくても、「長く料理した」「黒くなった」と、原因と結果を分ければ伝わります。cook、long、blackだけでも十分です。

まとめ

料理をうっかり「焦がす」は英語で burn。「トーストを焦がした」は I burned the toast. と言います。

火を通しすぎただけなら overcook、表面や底を部分的に焦がすなら scorch、意図的にきれいな焼き色をつけるなら brown が使えます。

burn を忘れたときは、I cooked it too long. It turned black. と原因と結果を基本語で説明すれば、英語を止めずに伝えられます。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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